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2007年11月11日(日)

ラクーアに『パワプロ14』の達人が集結!日本一決定戦決勝トーナメント開催

 KONAMIから発売されているPS2用ソフト『実況パワフルプロ野球14』を使用した「第3回実況パワフルプロ野球日本一決定戦」が、本日11月11日に「東京ドームシティ ラクーアガーデンステージ ap SQUARE」にて行われた。

 「第3回 実況パワフルプロ野球 日本一決定戦」は、PS2用ソフト『実況パワフルプロ野球14』を用いた公式大会で、本日はその決勝大会が行われた。大会には、全国12会場にて行われた地区予選の覇者12名と、メディア代表2名、前大会チャンピオン、当日枠1名の計16名が参加。試合形式は、「対戦」モードの「みんなで」を使用したトーナメント戦で、ベスト8までは前の試合の状態を引き継ぐ形式で展開された。
 なおトーナメント戦は基本5回までで、優勝決定戦のみ9回まで。それ以降は1アウト満塁から始まる特別ルールの延長戦となる。

 特別ゲストも登場し、準決勝からは『実況パワフルプロ野球10』以降の実況でお馴染みの河路直樹アナウンサーが、優勝決定戦には元日本ハムファイターズの投手で現在は野球解説者として活躍する岩本勉氏が参加した。

 ファンから拍手で迎えられた河路氏は、これまで行ってきた実況についてのエピソードや今シーズンの選手についての情報を披露。実際の野球では、そのシーンが見えている状態で実況を行うが、ゲームの音入れの時は絵がないため、場面をイメージしながら実況することに最初戸惑ったという。また、参加者が中日を操作していると「ポストシーズンの落合監督の投手起用は思い切っていましたね」と今シーズンを振り返る場面も。準決勝4回裏にタイロン・ウッズが同点のホームランを放った場面では「タイロン・ウッズの同点アーチ!」と、生で実況を行い、集まったファンをおおいに沸かせた。
 続いてお約束の「まいど!」という台詞で登場した岩本氏。ステージに登場する前から裏で大会を観戦していたそうで、「選手の雰囲気が出ているね。2頭身で特徴をつかんでいるのはすごいよ」とゲームのクオリティの高さに感心していた。試合の途中で点が入ると、「今のは判断ミスなのかな? あとでプレイしていた人に聞いてみたいね」と興奮しながらコメントしていた。

 狙い玉をしぼり強振でホームランを狙う打者と、その裏をかく投手という高レベルの試合が展開。トーナメントを最後まで勝ち抜いたのは、参加者の中でも数少ないパ・リーグから参戦した「ハカセ」さんと、強打が売りでホームランを繰り出し勝利をつかむ「ジャスト」さんの2人。優勝決定戦は、河路アナウンサーの生実況と岩本氏の生解説という、ファンにはたまらない環境で行われた。

 好調のエース斎藤(和)で勝利を狙うソフトバンクホークスを操作するハカセさんと、高橋(尚)を先発に起用したジャイアンツを使うジャストさんの対決となった最終試合。試合が動いたのは、2回の表だった。斎藤の失投を見逃さなかった小笠原の打球は、ファンの待つライトスタンドに吸い込まれていき、ジャストさんの巨人が先制。ところが、ハカセさんも4回に2ランホームランで逆転に成功する。なんとか同点に追いつきたいジャストさんだったが、固い守りのハカセさんを打ちくずすことができない。そうするうちに、さらに追加点を加え、7回を終わってハカセさんのソフトバンクが5点リードした状況に。なんとか反撃したいジャストさんに対して、ハカセさんは斎藤-和田-馬原とつなぎ、巨人の攻撃をシャットアウト。矢野をレフトフライに討ち取った瞬間、ハカセさんの優勝が決定した。

 優勝したハカセさんには、岩本氏のサイン入り色紙と名前の入ったクリスタルトロフィーがゲストの2人から贈られた他、次回作の「サクセス」モード内でキャラクターとして登場する権利が贈呈された。ハカセさんは、「1回戦で負けると思っていたので、信じられません。決勝はジャイアンツが相手ということで、ホームランに気をつけて、丁寧なピッチングを意識していました。最初は緊張していましたが、試合をこなしていくうちに、雰囲気に慣れてきたのがよかったのかもしれません」とコメントしていた。

 なお、シリーズ最新作『実況パワフルプロ野球14 決定版』は、12月20日に発売。今シーズン終了時のデータを収録している他、人気の「サクセス」モードには、新シナリオが追加されるというので、ファンは発売を楽しみにしておこう。





当日の特別枠を含めた16人の参加者たち。当日枠は、中日の投手を使用した「ホームラン競争」モードによる本数競争だった。普通なら使用しない、投手によるホームラン競争にもかかわらず、30本を記録した人が5人も出るなど、レベルの高い競争を見ることができた。

出場者たちの多くは使い慣れたコントローラを持参し、万全の体勢で熱い戦いを繰り広げた。5回までの試合ということでエースの調子と、ホームランによって試合が決まることが多かった。

準決勝でゲストとして登場したのは、本作の実況を担当する河路アナウンサー。熱いプレイに生で実況を行うだけでなく、ストーブリーグの動向をコメントする場面も。

元プロ野球選手で現在野球解説者として活躍中の岩本氏が決勝戦のゲストで登場。今シーズン、大活躍したダルビッシュ投手の成功のポイントを聞かれ「毎晩奥さんに電話して話していることだと思いますね」と、チームメイトの秘訣を暴露した。





優勝したハカセさんには、次回作の「サクセス」モードで登場する権利が贈呈された。なお、次回作はまだ未定とのことだ。

(C)2007 Konami Digital Entertainment Co.,Ltd.
(社)日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録使用 フランチャイズ13球場公認 (社)全国野球振興会公認
ゲーム内に再現された球場内看板は、原則として2006年プロ野球ペナントシーズン中のデータを基に制作しています。

データ

▼『実況パワフルプロ野球14』
■メーカー:KONAMI
■対応機種:PS2
■ジャンル:SPG
■発売日:発売中(2007年7月19日)
■価格:7,329円(税込)

■『実況パワフルプロ野球14』の予約・購入はこちら
Amazon

▼『実況パワフルプロ野球14 決定版』
■メーカー:KONAMI
■対応機種:PS2
■ジャンル:SPG
■発売日:2007年12月20日
■価格:7,329円(税込)

■『実況パワフルプロ野球14 決定版』の予約・購入はこちら
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