リアルシャウトが飛び交う『FFXI』「FanFestival2007」1日目の模様をレポート!
昨日お知らせした通り、アメリカのアナハイムで行われているスクウェア・エニックス『ファイナルファンタジーXI(以下、FFXI)』の「Fan Festival 2007」がついに開催された! その1日目の様子をレポートしていこう。
【Opening Ceremonies】
『FFXI』開発関係者から「ありがとう」のビデオメッセージが流された後、「Fan Festival 2007」のオープニングセレモニーがスタート。白煙とともにプロデューサーの田中弘道氏が登場し、冒頭から「ウィンドウ化」した『FFXI』が初公開され、会場には大きな拍手とシャウトが飛び交った。
なお、ウィンドウモードへの対応は20日のバージョンアップにて実装されるとのこと。このバージョンアップにより、これまでフルスクリーンでしかプレイできなかったWindows版『FFXI』のゲーム画面は自由に拡大・縮小でき、いつでもバックグラウンドで動作することが可能になる。『FFXI』のゲームプレイがより快適になることだろう。
続いて世界観の設定などを手がける岩尾賢一氏が、自前の兜を装備して登場。『アルタナの神兵』の物語に深くかかわってくると思われる「クォン・ミンダルシア大陸の歴史」を昔話風に語った。
【Presentation A】
新ジョブの開発を担当している権代光俊氏が踊り子&学者を解説した。内容は、今月3日に行われた「アルタナ祭りin大阪」の時とほぼ同じで、踊り子のダンスや、学者の「白のグリモア」、「黒のグリモア」の仕組みについて解説があった。最後は「隣のコーナーで試遊できるので皆さん試してくださいね」との一言で締められた。
【Wings of the Goddess Tour】
全64台のWindows版『FFXI』による『アルタナの神兵』の体験コーナー。キャラクターは、踊り子レベル60と学者レベル60の2人から選択でき、ログアウトすることでいつでも切り替えが可能だった。プレイ時間は約50分で、行列はできていたものの、並べば1時間後には遊べるので大きな混乱はなかったようだ。
【Mercenary Camp】
「アルタナ祭りin大阪」で初登場のイベント向けBF「マーシナリキャンプ」が楽しめるコーナー。五蛇将の5人と戦えるBFで、24台の試遊台が設置されていたが、どのプレイヤーも苦戦していたようだ。
【Heroes’&Heroines’ Combat】
メイン会場(2階)と若干離れた4階の部屋に、全部で20台近くのWindows版PCが置かれており、ヴァナ・ディールの主要男性キャラ4人のNPCと戦える「ヒーローズコンバット」、主要女性キャラ4人のNPCと戦える「ヒロインズコンバット」が楽しめた。
【Live Quest】
会場にいるクエストNPCに話しかけて、依頼されるクエストをこなしていくというもの。複数の冒険者(ユーザー)とパーティを組んで、実際に会場のいろんなところで即席のリアルパーティが組まれ、和気あいあいとクエストをクリアしていたようだ。
【FFXI Merchandise Store】
日本では発売されていない商品の『FFXI』5周年記念キーリング(6ドル)の他、「アルタナ祭りin大阪」でも販売したチョコボ人形(12ドル)、3国キーホルダー(キャンペーンコードなし・15ドル)、サンドリアリング、バストゥークリング(100ドル)などを販売。リングは早い段階で売り切れていた。
【Art Contest】
『FFXI』に関連したイラストや造形物を展示。前日のおみやげの中に投票用紙があり、ファンがその投票用紙を使ってイイと思った作品に投票していた。
【その他のコーナー】
おもちゃの弓矢で射撃する的当て、サボテンを使った輪投げなどが遊べる出店のようなコーナーも用意されていた。
【Tarutaru Marathon】
レベル1のタルタル族で目的地までマラソンするコーナーで、一番早く目的地に着いたタルタルが優勝。過去の『FFXI』イベントでもタルタルマラソンは行われたが、今回の舞台はなんとマムーク。マムージャ族や“ジズ”コカトリス族などに倒されながらも、たくさんのタルタルが駆け抜けていった。タルタルたちが時々見せるパフォーマンスに会場は大いに盛り上がった。
【Vana’diel Quiz Show】
ヴァナ・ディールに関するクイズが出題され、参加者がそれに答えて、成績のよかった人が優勝。ほとんどの問題で、会場から答えや推測がたびたびシャウトされていたが、予想が外れて大ブーイングが起きたり、意外な答えで大歓声が聞こえる場面もあった。
【Movie Contenst】
事前に投稿された『FFXI』に関連したムービー作品を上映。会場で拍手が一番多かった作品が優勝というルールで、全部で6つの作品が登場。ユーモラスな作品が非常に受けがよかったようだ。
【Atomos Challenge】
テストサーバーであるAtomosワールドで新規に始めて、どこまでレベルが上がるかを競争。1日目と2日目の両日にわたって行われ、本日(1日目)は途中経過の模様がステージで紹介された。
【Presentation B&Developers Panel】
既存のジョブの調整や20日のバージョンアップで導入される要素などが発表された。詳しくは「Creator’s voice Z」または電撃オンラインのこちらの記事を参照のこと。
この後にもファンからの質問コーナー(質問は会場ではなく、メールなどによるもの)があり、以下のようなQ&Aが行われた。
Q.トレジャーハンターはBFの宝箱にも効果があるのか?
A.BFなどの宝箱には効果がないが、リンバスやデュナミスなどの敵から入手する戦利品には効果があります。
Q.新しい召喚獣は追加されるの?
A.予定はあります。でも現時点で詳細はお話できません。
Q.魔法関連のスキルはどう影響しているの?
A.魔法関連のスキルは魔法命中率になります。さらにINT、MND、CHRなどのボーナスが乗ります。
Q.私のキャラ、歩くの遅すぎなのですが……。
A.『アルタナの神兵』でアルタナ連合軍のいずれかの部隊に入隊すれば、「移動速度アップ」効果のあるエンチャントアイテムが支給されます。これには実はウラ技があって、とんずらやマズルカなどの効果とは被りませんが、効果を得た後に「ストライダーブーツ」のような別の足装備に履き替えると+25%になります。
Q.チーズサンドイッチのレシピは追加しないの?
A.……。私もチーズサンドイッチは大好きです。(田中氏)
これはもしかしたら、チーズサンドイッチがヴァナ・ディールで食べられる日がくるかも!?
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データ
▼『ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■発売日:2007年11月22日
■対応機種:PS2/Windows/Xbox 360
■価格:PS2版 4,179円(税込)/Windows版 オープン価格/Xbox 360版 4,179円(税込)
※『アルタナの神兵』は『ファイナルファンタジーXI』の拡張データとなっており、本商品のみではプレイすることができない。
■PS2版『ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵』の予約・購入はこちら
■Windows版『ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵』の予約・購入はこちら
■Xbox 360版『ファイナルファンタジーXI アルタナの神兵』の予約・購入はこちら
▼『プレイオンライン/ファイナルファンタジーXI ヴァナ・ディール コレクション』
■メーカー:スクウェア・エニックス
■発売日:2007年11月22日
■対応機種:PS2/Windows/Xbox 360
■価格:PS2版 8,190円(税込)/Windows版 オープン価格/Xbox 360版 8,190円(税込)
※本製品には『ファイナルファンタジーXI』と『ジラートの幻影』、『プロマシアの呪縛』、『アトルガンの秘宝』、『アルタナの神兵』の拡張データが収録される。
■関連サイト
・「ファイナルファンタジーXI アルタナ祭りin大阪」特設サイト
・「FFXI Creator’s voice Z」
・『アルタナの神兵』特設ページ
・『ファイナルファンタジーXI』公式サイト
・プレイオンライン
・スクウェア・エニックス
・「電撃の旅団」公式サイト