2007年11月18日（日）
『ロックマン』ファンが20周年記念イベントに大集結！稲船氏から続編の公約も？
本日11月18日、池袋サンシャインシティ・文化会館で「ロックマン20周年記念イベント」が開催された。
このイベントは、カプコンの人気作品『ロックマン』シリーズが、12月17日に生誕20周年を迎えることを記念して開催されたもの。会場では、11月22日発売のDS用ソフト『流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ』の体験コーナーや、20周年の歴史を振り返る記念コーナーが設置されていた。
ステージで行われたスペシャルイベントには、カプコンのエグゼクティブプロデューサー・稲船敬二氏と、コミック「ロックマン」シリーズの作家・岩本佳浩氏、有賀ヒトシ氏、出月こーじ氏が登壇。稲船氏は、｢こんなに『ロックマン』をやってくれている人が集まってくれて、感無量です」と大勢のファンを前に感激していた様子だった。ファミコン版『ロックマン』開発当時の様子を聞かれた同氏は、「カプコンに入ってすぐにかかわったため、何もわからずに無我夢中で働きました。でもゲームを作りたくてカプコンに入社したので、できあがった時は本当にうれしかったですね」と、ちょっと照れながらコメントした。
来場者からの質問を受ける「開発スタッフへ質問！」コーナーでは、「ボスキャラを公募しようと思ったきっかけは？」という質問が。稲船氏は、『ロックマン』の初回生産分が1週間ほどで売り切れたことを明らかにした上で、「当時は再生産に時間がかかるため、販売本数が伸びなかった」と発言。氏は、続編を作りたいと考えていたものの、カプコンとして売れないソフトの続編は企画しづらかったという。「そこで、ボスキャラを募集しユーザーを巻き込むということを考えたのが始まりです。そうしたら思いの他、応募があったんです（稲船氏）」と笑顔で裏話を語っていた。
最後の挨拶では、｢こんなにたくさんの人に集まっていただき、ありがとうございます。会場が閑散としていたらどうしようと思ったのですが、えらいことになっていて、ありがたい限りです。皆さんの応援を受け、『ロックマン』を作らなくちゃと思いました」と語った稲船氏。さらに氏は、続けて「『流星のロックマン』ではない『ロックマン』を作りたいです。早い段階で皆さんのもとにお届けできるかもしれません」と気になる発言を残し、ステージイベントを締めくくった。
(C)CAPCOM CO., LTD. ALL RIGHTS RESERVED.
【会場】池袋サンシャインシティ 文化会館 展示ホールB
【入場料】無料
【内容】主な開催イベントは以下の通り
・ロックマンヒストリーロード
・イラスト展示コーナー
・ロックマン縁日コーナー
・記念撮影コーナー
・DS『流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ』体験コーナー
・グッズ販売コーナー
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このイベントは、カプコンの人気作品『ロックマン』シリーズが、12月17日に生誕20周年を迎えることを記念して開催されたもの。会場では、11月22日発売のDS用ソフト『流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ』の体験コーナーや、20周年の歴史を振り返る記念コーナーが設置されていた。
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▲シリーズ最新作『流星のロックマン2』の体験コーナーでは、常時、人の列が途切れることはなかった。発売直前ということで、大勢のファンから注目されているようだ。 | |
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▲初代『ロックマン』から最新作『流星のロックマン2』までの歴史を振り返る展示コーナー「ロックマンヒストリーロード」。『ロックマン』や『ロックマン X』、『ロックマン DASH』といった名作を体験することもでき、大勢のファンを魅了していた。 | |
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▲アミューズメント施設用の『ロックマン・ザ・パワーバトル』と『ロックマン2・ザ・パワーファイターズ』、スーパーファミコン用『ロックマンズサッカー』や『ロックマンバトル＆チェイス』といった、ナンバリング作品以外の外伝タイトルも試遊可能だった。 | |
ステージで行われたスペシャルイベントには、カプコンのエグゼクティブプロデューサー・稲船敬二氏と、コミック「ロックマン」シリーズの作家・岩本佳浩氏、有賀ヒトシ氏、出月こーじ氏が登壇。稲船氏は、｢こんなに『ロックマン』をやってくれている人が集まってくれて、感無量です」と大勢のファンを前に感激していた様子だった。ファミコン版『ロックマン』開発当時の様子を聞かれた同氏は、「カプコンに入ってすぐにかかわったため、何もわからずに無我夢中で働きました。でもゲームを作りたくてカプコンに入社したので、できあがった時は本当にうれしかったですね」と、ちょっと照れながらコメントした。
来場者からの質問を受ける「開発スタッフへ質問！」コーナーでは、「ボスキャラを公募しようと思ったきっかけは？」という質問が。稲船氏は、『ロックマン』の初回生産分が1週間ほどで売り切れたことを明らかにした上で、「当時は再生産に時間がかかるため、販売本数が伸びなかった」と発言。氏は、続編を作りたいと考えていたものの、カプコンとして売れないソフトの続編は企画しづらかったという。「そこで、ボスキャラを募集しユーザーを巻き込むということを考えたのが始まりです。そうしたら思いの他、応募があったんです（稲船氏）」と笑顔で裏話を語っていた。
最後の挨拶では、｢こんなにたくさんの人に集まっていただき、ありがとうございます。会場が閑散としていたらどうしようと思ったのですが、えらいことになっていて、ありがたい限りです。皆さんの応援を受け、『ロックマン』を作らなくちゃと思いました」と語った稲船氏。さらに氏は、続けて「『流星のロックマン』ではない『ロックマン』を作りたいです。早い段階で皆さんのもとにお届けできるかもしれません」と気になる発言を残し、ステージイベントを締めくくった。
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▲稲船氏は、動画投稿サイトなどで話題となった「エアーマンが倒せない」について「個人的にですが、『ロックマン』への愛を感じられる曲なので応援しています」と発言し、これには会場のファンも大爆笑。同氏は「CDも発売されているので、買ってあげてください」と笑いながら続けた。 |
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▲『ロックマン』のファンだという作家陣も、熱い思いを披露。コミック化にあたり「好き勝手にやったのに許してくれて、カプコンさんには感謝しています」といったコメントも飛び出した。 |
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▲会場には、かつてボスキャラを応募した人が多く来ていたようで、中にはボスキャラクターに採用されたという人も！ これには稲船氏も驚いていた。 |
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▲ステージではトークイベントの他、20周年を祝う「バースデーパーティ」も実施。ステージ上には、歴代の『ロックマン』キャラクターと“レジェンドマスター・シン”、江口名人、“ソウルバトラー・タケシ”などが駆けつけた。会場のファンとともに「ハッピーバースデー」を熱唱し、合唱が終わると稲船氏がロウソクの火を吹き消した。 | |
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▲イベントの最後に「お楽しみ大抽選会」も開催された。発売前の『流星のロックマン2』や、PS版『ロックマン』セット、TVアニメ「ロックマンエグゼ」DVDセット、日本では手に入らない「メガマン(ロックマンの英題)」グッズセットなど、超お宝グッズが用意された。 さらに『流星のロックマン』シリーズのプロデューサー・堀之内健氏が登壇し、同氏から、スタッフによる寄せ書き色紙と次の『ロックマン』に出場できる権利も用意されていることが明かされた。ところが、その権利を獲得した幸運の持ち主は、舞台の上で「まあまあうれしいです」と控えめなコメントをし、堀之内氏も苦笑い。 最後に堀之内氏は「皆さんの応援のおかげで、“ロックマン”は20歳になりました。これからもファンの方々とともに成長していくので、応援をよろしくお願いします」とイベントをまとめ、イベントは大盛況で幕を閉じた。 | |
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データ
■「ロックマン20周年記念イベント」概要【会場】池袋サンシャインシティ 文化会館 展示ホールB
【入場料】無料
【内容】主な開催イベントは以下の通り
・ロックマンヒストリーロード
・イラスト展示コーナー
・ロックマン縁日コーナー
・記念撮影コーナー
・DS『流星のロックマン2 ベルセルク×シノビ』体験コーナー
・グッズ販売コーナー
■関連サイト
・ロックマンシリーズ公式サイト
・カプコン