【ハード番長】いろんなゲームがハイデフで!!「HDオプティマイザー」をご紹介
押忍! 「電撃ハード番長」の第3回は、ゲームとすこーし目先を変えたユニークなアイテムをてけおんが紹介していくですよ。そのアイテムとは、AHS(アーティストハウスソリューションズ)から発売されているアップスキャンコンバータ「HDオプティマイザー」。以下に、その性能に迫ってみるとするですよ!
■アラ不思議!! いろんな映像がハイデフに
まずはこのアイテムの説明から行きましょう。「HDオプティマイザー」は、DVDビデオやPS2(PS3含む)、Xbox 360などのゲーム機、CS放送やVHSビデオなどの
スタンダード映像をハイビジョン映像に変換してしまうというハードウェア。ただ単にハイビジョンへアップスケーリングするだけでなく、
倍速駆動や
エッジ補正、
動きの補正、
コントラストや鮮明度の補正なども行ってくれるので、スタンダード映像が鮮明かつスムーズな映像で楽しめるようになるワケです。
■動きをより美しく魅せる「Real Motion HD」機能
「HDオプティマイザー」に触れて、てけおんがイチバンびっくりしたのがこちらの機能です。簡単に言うとこの機能、映像の合間に自動的に新しいコマを挿入して
フレーム数を50、60、100、120FPSに変換することができちゃうってシロモノなんですね。簡単に言っちゃいましたが、その効果はすさまじいです。つまり、
30FPSで動くすべてのゲームを
60FPSで楽しめるということなんですから!
■どんなジャンルのゲームに向いているの?
やっぱりユーザーの興味はこの点に尽きるかと思うのですが、てけおん(とアクティ)が試したところ、
FPSやRCG、そしてムービーが挿入されるタイプのRPGなんかにはテキメンの効果を発揮いたしておりました。また、アニメや映画、ライブなど、すなわち
ほとんどの映像ソフトでもかなりキレイに補正されております。特にアニメのエッジ補正なんかは(再生するものにもよりますが)本当にオドロキでした。見知ったはずのゲームや映像が
まったく違うモノに見えるショックは、実際に味わってみると興味深いものがあるかと思います。「フレーム数が変わるだけで、そんなに変わるもんなの?」とお思いの人もいらっしゃるでしょうが、そんな方は、
「HDオプティマイザー」公式サイトで公開されている比較映像をご覧いただきたいと思います。こちらでは実写に加えてアトラスのPS2用ソフト『グローランサー VI』の映像でそのすごさを見られるようになっておりますので、手っ取り早くその能力を体感してみたいという人は、1度ご覧になってみるといいでしょう。
■で、どんな人にオススメなわけ?
ここまでつらつらと書いてきましたが、どんな方にオススメなのかと言うと、ズバリ
「HD対応の大型テレビを持っているすべてのユーザー」ということになるかと。そんな大型テレビですこーし古めのゲームやスタンダード画質(ちょっと古めのビデオカメラの映像など)の映像を観ようという時、ハイビジョンに迫る高画質で満喫してみたいという人は購入してみるといいかもしれません。思い出もよりハッキリとよみがるかもしれませんよ?(てけおん)
本体画像はこちら。操作は本体上部前面にある2つのボタンで行う。操作そのものはとてもシンプルです。
こちらは本体後部にある接続部分を写したところです。入力は、コンポーネント端子による接続の他、コンポジットでもOK。出力はHDMIのみとなります。
DVI-Dでの接続を行いたいという人は、HDMI→DVI-D変換コネクタが必要になります。
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データ
▼「HDオプティマイザー」
■発売元:AH-Software
■品番:HAHS-40557
■発売日:発売中(2007年9月7日)
■価格:オープン
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■関連サイト
・「HDオプティマイザー」
・AHS
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