少年アルケミストで「ヴェロキア竜騎兵物語」第2部などがスタート!
アルケミストは、同社が運営するライトノベルズコンテンツ「少年アルケミスト」にて、11月1日より新連載「日月時男(ひづきときお)のひきこもり日記」を、本日11月2日より「ヴェロキア竜騎兵物語」の第2部をそれぞれ配信している。
「少年アルケミスト」は、ライトノベル作品をWeb上で手軽に読むことができるデジタルコンテンツ。作品の観覧はすべて無料だ。
今回、新連載となる「日月時男のひきこもり日記」と第2部が始まる「ヴェロキア竜騎兵物語」について、それぞれの作者からコメントが届いたので、作品のあらすじとあわせて以下に紹介する。
「日月時男のひきこもり日記」
●あらすじ
元華族の屋敷を舞台に展開する、劇中劇ノベル。ひきこもりの“時男”は、“偽時男”と呼ばれる存在と「人生を交換するゲーム」を行う。平穏な時間を破って起こる不可思議な出来事や家族たちの奇行、さらには屋敷全体を覆ってゆく恐怖の気配――。謎が謎を呼ぶ物語の最後に“時男”を待つ結末とは……?
●渡辺浩弐氏(著者)
「これは小説ではありません。「書く」ものでも「読む」ものでもなく「巻き込まれる」ものです。謎のひきこもり“日月時男”くんの悪巧みに、僕も巻き込まれてみることにしました。あなたも、ぜひ!」
●津田晶氏(イラスト担当)
「キャラクターを描くにあたり、世界観のイメージを掴むまでが一番大変でしたが、打ち合わせで渡辺先生にご説明をいただくうちに、自然と形が固まっていきました。初めてだらけの経験で、緊張することも多々ありましたが、とても楽しく作業させていただきました。読み進めていくに従ってぐいぐいと中に引き込まれていくこの感覚を、皆様にもぜひ味わっていただけたらと思います。」
「ヴェロキア竜騎兵物語」
●あらすじ
舞台は20世紀初頭、ヨーロッパの某所「ヴェロキア王国」。この弱小な王国は、数々の歴史的大国の動向に翻弄されながらも、どうにか繁栄を永らえてきた。そんな折、大国ファシストが近隣への攻撃を画策し始め、その余波を受けて小国ヴェロキアの運命は風雲急を告げることになる。
国王の危機感のなさをふがいなく考えた第8王女“オルデーゼ”は、周囲の反対も省みず近衛騎兵隊の士官として陸軍入り。戦車の砲撃さえも弾き返すほどの甲冑をまとった重装歩兵団「ヴェロキア竜騎兵」を結成する。自ら戦いの炎の中に身を投じた“オルテーゼ”を待つ運命とは? そしてヴェロキア王国はどのような未来を迎えるのか――?
●江草天仁氏(イラスト担当)
「敵国との圧倒的な力の差がありながら、自分の国を愛し、守ろうとしたヴェロキア竜騎兵と第8王女“オルデーゼ”。歴史にも刻まれなかった小国と、そこに生きる人々の儚さの中に何を見せていただけるのか、読者として本当に楽しみにしています。第1部では力強く、まっすぐな瞳を意識してキャラクターを描かせていただきました。第2部ではどんな思いで描いていくのか今まさに悩んでいます。
「ヴェロキア竜騎兵物語」は「ひぐらしのなく頃に」でおなじみの竜騎士07氏が執筆する歴史ファンタジー。挿絵イラストは江草天仁氏が担当する。
「日月時男のひきこもり日記」は毎日必ず更新されるという異色作。主人公“日月時男”は、「無職透明」でひきこもりの24歳だ。
(C)Alchemist
■関連サイト
・少年アルケミスト公式サイト
・アルケミスト