【電撃15年祭】電撃文庫の先生たちがトーク「電撃文庫MAGAZINE」の話も
本日11月25に、幕張メッセで開催されている電撃15年祭において、電撃文庫から作品を刊行している先生たちによるトークショー「Web電撃文庫ラジオ」が開催された。
本イベントに出演した先生は、「キノの旅」や「アリソン」の時雨沢恵一先生、「しにがみのバラッド。」や「じーちゃん・ぢぇっと!」のハセガワケイスケ先生、「インフィニティ・ゼロ」や「いぬかみっ!」の有沢まみず先生、「Missing」や「断章のグリム」の甲田学人先生の4人。パーソナリティは、「テニスの王子様」の河村隆役など、声優としても活躍している「あさりど」の川本成氏が担当した。
イベントは、先生たちの作品についての告知から開始。時雨沢先生からは、今夏に公開された「劇場版 キノの旅」のDVDが12月25日に発売されることと「アリソン」「リリアとトレイズ」のアニメ化が決定したという話が。ハセガワ先生からは、文化放送にて「しにがみのバラッド。」10巻をベースにしたラジオドラマが放送されるという情報と、1月10日に発売が予定されている「じーちゃん・ぢぇっと!」3巻の内容が語られた。有沢先生からは、12月10日に発売される新シリーズ「ラッキーチャンス!」の表紙見本が公開された。甲田先生は、12月10日に発売される「断章のグリム」の情報が。詳しい情報は、
電撃文庫&hpのサイトなどで確認してほしい。
続いてのコーナーは、先生たちへさまざまな質問をぶつけるというもの。
「ネタに詰まった時はどうしていますか」という質問には、4人が揃って「寝る」と回答。先生たちは、「やっぱりネタに詰まったら寝る以外にないですよね」と頷きあっていた。先生たちからは質問の答えの他、クリスマスに集まってケーキを食べたことや、温泉に旅行に行って旅館の人たちに不思議な目で見られたことなどというエピソードが次々と飛び出し、プライベートなトークが披露された。
トークも盛り上がってきたところだったが、残念ながらお別れの時間が。最後は、先生たちから駆けつけたファンへのメッセージが贈られ、イベントは終了した。
時雨沢先生は、「アリソン」と「リリアとトレイズ」のアニメ化決定について、「ものすごく嬉しいです」と率直な感想を語っていた。TVアニメ「アリソンとリリア」は、2008年4月からNHK・BS2にて放送予定だ。
有沢先生(上)と甲田先生(下)は、12月10日に創刊される「電撃文庫MAGAZINE」にて、作家の成田良悟先生、柴村仁先生、上月司先生たちと一緒にコラボ小説を執筆するとのこと。作品は同じ時間軸で起こる出来事をそれぞれの先生が書き下ろすという内容で、各作品がリンクするような形式になっているそうだ。
ハセガワ先生は、「僕も電撃文庫MAGAZINEに参加したかったんですが、(忙しくて)担当から止められてしまいました」と残念がっていた。しかし、「電撃文庫MAGAZINE」創刊号で何らかの告知があるとのことだったので、楽しみに待っていよう。
「好きな食べ物はなんですか?」という質問に、時雨沢先生は「回転ずし」、ハセガワ先生は「ポテトチップスのコンソメパンチ」、有沢先生は「タイ風のカレー」、甲田先生は「酒」と答え、それぞれ好きな食べ物について熱く語っていた。
有沢先生の新シリーズ「ラッキーチャンス!」の表紙見本。発売日は12月10日だ。
データ
■「電撃15年祭」概要
【開催期間】2007年11月24日、25日
【開催時間】各日10:00~17:00(予定)
【開催会場】千葉県・幕張メッセ(9、10、11ホール)
【入場料】無料
■関連サイト
・電撃文庫&hp
・メディアワークス