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2007年11月29日(木)

「ウエルベール」第2幕のポイントは「ラブ」?スペシャルイベントの後半をチェック

 11月11日に千葉県浦安市にある「シネマイクスピアリ」で開催された、TVアニメ「ウエルベールの物語」スペシャルイベント。その後半の模様をお届けしていく。

 イベント後半では、2008年1月1日より放送開始となる「ウエルベールの物語」の第2幕第1話の先行上映と、声優陣による第2幕の裏話的なトークが展開。中には今後の番組の行方をほのめかすようなコメントも飛び出した。その模様を掲載していくので、本作のファンはしっかりチェックしておいてもらいたい。なお、イベント前半の模様はこちらに掲載されている。まだ見ていないという人は、合わせて確認しておこう。

――2008年1月1日に開始となる第2幕の1話をご覧いただいたわけですが、キャストの皆さんはどう思いましたか?

高橋美佳子さん(以下、高橋)とてもよかったと思います!

竹内順子さん(以下、竹内)“リタ”とまた旅ができることになってうれしいし、“ガラハド”もとうとう仲間になって……!

浪川大輔氏(以下、浪川)ホントに今2人が言ったように、僕も私服に着替えましたし、これから出発だ! という感じでしたね。

高橋:まさに「再会の章」というタイトルどおりの内容でしたね。

楠田敏之氏(以下、楠田)……みんなと、仲よく旅がしたかった……(一同笑)。

――でも、オープニングには出てましたよ。

楠田:出てたよ! よかったぁ。ずっと出続けるワケですね?

竹内:途中からなくなるんじゃないですか?(笑)

浪川:モザイクになったりしてね?(笑)

楠田:唯一の出番なのに(笑)。

――では、楠田さんには一緒に司会進行をしていただくということで。では、第2幕第1話の話を伺いますが、“リタ”はドレスを着ていましたね。

高橋:そうですね。短髪になってからは初めてのドレスだと思います。

楠田:浪川さんは私服でしたね。なんで持ってんの? 私服。

浪川:なんか司会者が失礼なんですけど(会場笑)。私服ね。それはやっぱりこの2人がプレゼントしてくれたんじゃないですかね。

竹内:わたしたちチームだからね。

――今回の話で、「死神蜂の男」を追う旅に“リタ”を巻き込んじゃいましたね。

竹内:私は“リタ”を巻き込んだことはホントに正解だと思うのね。

高橋:ウンウン。

竹内:だけどなんで“ガラハド”まで誘っちゃったんだろうなぁ……(会場笑)。

浪川:おーい!

竹内:確かに、もう1人の男の“ジン”は役に立ちにくいタイプだけどさ、“ガラハド”も怪我人だからたいして力仕事とかできないじゃない。

浪川:う、馬!(竹内:馬!?) いや、馬はともかく便利だと思いますよ。あとは目の保養?

高橋&竹内:は?

浪川:朝起きた時に“ガラハド”がいたら寝覚めがよさそうじゃないですか? あ、声は別としてね(笑)。

――第2幕では旅をする仲間や旅の目的が変わって、“ティナ”の故郷を滅ぼしたという「死神蜂の男」を追う旅になるんですが、どう思いますか?

竹内:どこまでしゃべっていいのかわからないですけど、アフレコは毎週毎週気が重かったです。重要なセリフが増えてきましたし。とは言え、キャラクターとしての“リタ”のウェイトが下がったというわけではないんですが。(“リタ”も)重かったよね?

高橋:そうですね。相変わらず“リタ”の出番は多いです。ただ“ティナ”の出番は増えましたよね。第2幕では作品のカラーがガラッと変わったなって感じはします。

――“ティナ”の過去とかも明かされていくんでしょうか?

竹内:“ティナ”の過去というよりは、わたしたち2人のこれからの話がメインって感じよね?

高橋:過去を思わせるところもちょこっとありますけどね。

――旅のメンバーが男2人と女2人になりましたけど、これまでにはなかった恋愛要素的な部分は……?

竹内:ノーコメントで!

高橋:あるって言ってるようなものだけど(笑)。

浪川:“ガラハド”の目つきもちょっと柔らかくなってますよね。

竹内:そして浪川くんの演技がやらしかった! 「ここでそんなこと言われたら、女性だったらそりゃ落ちるって」ということサラっとを言うのが“ガラハド”でしたね。お客さん、そこは覚えておいてくださいね。

浪川:俺の演技がやらしい……。あ、でも確かに冷静になって考えてみると「これはねえだろ!」ってことを言っていますよね。確かに。でもそこが“ガラハド”らしいというか。

楠田:唐突なんだよね、“ガラハド”って。

浪川:唐突に銃を撃っちゃうしね(会場笑)。

楠田:イヤ、そこじゃなくてですね。

高橋:“ジャミル”に愛の告白をする時とかですね。

浪川:確かに、壁に押し付けてキスとかしていましたねぇ。そのテイストは残っているかも(笑)。

――また、もう1人の旅の同行者であるしゃべる戦車“ボル爺”の過去も気になるところですが。

楠田:普通に考えたら違和感ありますもんねぇ。

竹内:和太鼓みたいなものを叩きながら登場しますからね。

――実は、そんな“ボル爺”の知り合いがこの会場にいるとのことですので、呼んでみましょう

浪川:“シェリー”だ!(ここで“シェリー”役の仙台エリさん登場。)

仙台エリさん(以下、仙台)“ボル爺”ですね? 第2幕では完全に本筋から離れて“ボル爺”がメインの回もありますしね。第2幕を見ていけば、彼の謎はかなりわかると思います。

楠田:では続いて、それぞれ演じたキャラクターが第2幕でどんな活躍をするのか教えてください。まず“ゲルニア”なんですけども……(会場笑)。

浪川:オープニングにしか出てないじゃん(笑)! そうですね、“ガラハド”に関して言えば、第1部よりさらに激動という感じになっています。「え!? こんなことになっちゃうの?」って驚くであろう展開も待っていますので、お楽しみに。

竹内:わたしはじゃあ“シェリー”と一緒に。ハイ、こっちおいで。仕事しに来たんじゃないの? じゃあ、お姉ちゃんがしゃべるからね。

楠田&浪川:保護者みたいだ(笑)。

竹内:“ティナ”は、“シェリー”のある言葉をキッカケにどんどん心を乱されていきます。女の子なら「こういうことってあるよね」って気持ちになることかと思います。男の人は「女の人ってこういうこともあるんだな」と思いながら見てもらえればいいですね。ハイ、“シェリー”どうぞ!

仙台:「かき乱すぞ!」と。あんまり“シェリー”は本筋と絡まないキャラクターなので、みんなの様子を影から見てるよ、といった感じだよね。

浪川:真ん中座っちゃってるじゃん(笑)。

竹内:今日は出てきちゃったけどね(笑)。じゃあ最後は“シェリー”で締めて。

仙台:ええ!? ……じゃあ「ポンポコベル!」これはラジオを聴いてる方ならわかると思いますけど(笑)。

高橋:こ、このあとどうまとめたらいいんだろ?(笑) ええと、わたしは第2幕のほうが演じていておもしろかったですね。三角、四角関係みたいに恋愛関係もコッテリと……。

竹内:私が頑張って隠してのに何で言っちゃうんだよ~。

高橋:ここまで来たら、皆さんもうわかってるかなと(笑)。“リタ”も“ティナ”も顔をポッと赤らめるようなシーンもいっぱい出てきますし、誰と誰がどうなっちゃうんだろうってところに注目して見ていただけるといいですね。それと、2面性のあるキャラクターがいっぱい出てきます。「あれ? この人味方だったよね?」って人が実は……みたいな。

楠田:“ガラハド”ぉ~!!

浪川:これで裏切ったらホントに……。

楠田:卑怯者だよね(笑)。

竹内:まぁ、ある意味卑怯者だよね。

浪川:卑怯じゃなくて不器用なの。自分、不器用ですから(笑)。

――そんな見どころ盛りだくさんの第2幕は、2008年元旦からスタートとなるわけですが、最後にファンの皆様にメッセージをお願いします。

楠田:“ゲルニア”は、第1幕のみの参加だったわけですけど……あ、場内に妖しげな曲が流れてきました! 彼が出てきそうですね……(会場笑)。かわいがっていただいてありがとうございました。第2幕もよろしくお願いいたします。

浪川:来年1月1日からスタートということで、縁起はとてもいいんじゃないかと思います。内容も盛りだくさんですし、どうぞ最後までご覧になってください。

仙台:ホントに今日は、場を乱してしまってスミマセンでした。遊びに来ただけだったんですけどね(笑)。1月1日は、お酒を飲みすぎて見逃しちゃわないようにしてください。よろしくお願いします。

竹内:と“シェリー”が言っているとおり、“ティナ”も元旦から「峰撃ちショット」を撃ってますんで、何発撃っているのかぜひ数えてやってください(笑)。よろしくお願いします。

高橋:元旦からスタートというのは、わたしもビックリなんですけど、意外とお正月ってやることなくて暇だったりするので、もしかしたらピッタリなのかもしれないですね。なかなか元旦からスタートするアニメというのも珍しいとは思いますが、ぜひぜひ見守ってやってください。よろしくお願いします!

――ありがとうございました!



















データ

■TVアニメ「ウエルベールの物語 ~Sisters of Wellber~」概要
【スタッフ】(敬称略)
 監督:浜名孝行
 シリーズ構成:前川淳
 キャラクターデザイン:飯塚晴子/高橋成之
 美術監督・設定:明石聖子
 音楽:土橋安騎夫
 アニメーション制作:トランスアーツ
 制作協力:Production I.G
 原作・製作:エイベックス・エンタテインメント/Production I.G

【キャスト】(敬称略)
 “リタ・シオール”役:高橋美佳子
 “ティナ・ローター”役:竹内順子
 “シェリー”役:仙台エリ
 “ジラノ・ド・ボルジュラック”役:チョー
 “ゲルニア・ハン”役:楠田敏之
 “ガラハド・アイガー”役:浪川大輔
 “ハイデル・シオール”役:上別府仁資
 “ローデン・シオール”役:杉田智和
 “ジン”役:寺島拓篤
 “ヴァイス”役:鶴岡聡
 他
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■関連サイト
「ウエルベールの物語 ~Sisters of Wellber~」公式サイト
エイベックス・エンタテインメント
Production I.G