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2007年12月13日(木)

MSのゲーム開発ツール「XNAGameStudio2.0」が海外で提供開始

 マイクロソフトは、同社が開発しているXbox 360&Windows向けゲームソフト開発ツールの最新版「XNA Game Studio 2.0」の提供を開始した。

 「XNA Game Studio」シリーズは、「Visual C# 2005」と「Microsoft .NET Compact Framework」にもとづく統合型の開発環境。Xbox LIVEやGames for Windows - LIVEにより、Xbox 360と Windowsのクロスプラットフォームで、オンラインのマルチプレイヤーゲームを容易に開発できる。Windows XP/Vistaを使用しているユーザーなら誰でも無料で利用可能だ。
 シリーズ最新版となる「XNA Game Studio 2.0」は、15以上の新機能が追加されている。LIVEが持つ機能の大半に対応しているため、マッチメイキング機能など、LIVEを使用した各種機能の実装に必要なコーディングを最小限に抑えられるという。

 同社のXNA部門担当ゼネラルマネージャ・クリス サッチェル氏は「「XNA Game Studio 2.0」の開発にあたっては、『Halo 3』や『Gears of War』などのタイトルでトップクラスの開発者が使用する、充実したLIVEのゲーム環境の活用機会をすべての人に提供したいと思いました。今回の最新版のおかげでこの目標を達成することができました。学生やアマチュア開発者、そしてプロの開発者が一様に利用しやすい点はこれまでと変わっていません」とのコメントを発表している。

 なお、「XNA Game Studio 2.0」は、12月12日現在英語版のみ提供されており、日本語版の配信時期については後日発表予定とのことだ。



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■関連サイト
「XNA Creators Club Online」(英語)
「XNA」公式サイト
Xbox.com