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2007年12月30日(日)

【年末年始企画】オンラインゲームレビュー『プロ野球チームをつくろう!ONLINE』

 12月29日~31日の3日間、年末特別企画として現在好評サービス中のPC用オンラインゲームのプレイレビューを掲載! 第2弾となる今回は、遊ぶ時間があまりとれないという人でも気軽に楽しめるスポーツ系ゲーム、『プロサッカークラブをつくろう!ONLINE』、『スカッとゴルフ パンヤ』、『プロ野球チームをつくろう!ONLINE』の3タイトルを紹介していく。どれも1日短い時間でも楽しめるので、寝る前のちょっとした時間に遊びたい人は注目しよう。

●まずは自分の球団をつくろう!

 趣味でプロ野球観戦にも行くキャナ☆メンが紹介するのは、実名の選手カードを用いてプロ野球チームを運営していくPC用オンラインSLG『プロ野球チームをつくろう! ONLINE』。本作では、最初にオーナー名を登録し、ファン球団、チーム名、チームロゴ、ユニフォーム、プレイに華をそえる秘書を決めて球団の形を作ります。最後に、選手カードのスターターパックを「打撃重視」、「投球重視」、「ファン球団重視」の中から選択し、チームの中心となる高コストな選手カードを、用意された2枚のうち1枚だけもらえます。ちなみに、選手カードのコストは10段階に分かれており、当然コストが高いほど能力の高い選手カードとなります。選手カードはすべて実名なので、コレクション要素もありますよ!

ユニフォームは、ホーム用、ビジター用ともに48種類のパターンが用意されていて、細かく色を設定することができる。オリジナルデザインから、実在球団のアレンジまで自在なユニフォームが作成可能だ。


●チームのオーダーを組もう!

 ゲームを始めると、まずはビギナーリーグで最大10日間戦い、本作のいろはを覚えていくことになります。1つのリーグは16チームで構成され、試合は1日に12回、自動で行われていくのでご安心を。当然目指すは優勝となりますが、ビギナーリーグでの結果はさして影響がないので、ここでいろいろと試す感じになりますね。
 さて、チームが試合で勝つには適切なオーダーを組むことが重要です。ゲーム開始時にカードを購入したりスキルを合成するのに必要なポイント(pt)を20,000ptもらえるので、これで選手カードを購入していきます。本作のカードは、高めのptを払えばある程度好きなカードを購入できますが、最終的にはランダムなのでドキドキですね。
 チーム構成は、野手オーダーはDH制の打者9人と控え5人を、投手オーダーは先発5人と中継ぎ4人、セットアッパーと抑えをそれぞれ1人設定して決まります。オーダーの設定画面では、「戦力分析」で打線のつながりや捕手との相性を確認できるので、これを参考にしてオーダーを組むのがよいでしょう。なお、選手カードに設定されたコストの合計が、チームコスト以下に収まるようオーダーを組まなければならないので注意が必要です。

チームコストが低いうちは、いい選手カードが手に入っても思うようにオーダーに組み込むのが難しい。何を重視して、何を犠牲にするか。そんな葛藤も本作の醍醐味だ。


●チームを強化していこう!

 選手カードを揃えて適切なオーダーを組めば、それなりに試合に勝てるようにはなりますが、それだけでは熾烈なリーグ争いでライバルに差をつけるのは難しかったりします。そこで本作には、チームを底上げするさまざまなシステムが用意されているのでご紹介。
 一番手軽なのが、選手カードに装着して能力を底上げするスキルカードの購入でしょう。比較的安いptで入手できるのが特徴で、「スキル合成」によって効果の高いスキルを作り出していくことも可能です。また、ptに余裕がないと購入が難しいですが、試合カードやサポートカードは短期的ですが高い効果を発揮してくれますよ。
 さらに12月18日のアップデートから課金システム「オプションサービス」も始まっています。「オプションサービス」では、課金専用のカードが入手できる「ルーレット」をプレイしたり、試合の入手ptを上昇させられたりできます。

●みんなと一緒に野球をしよう!

 さて、試合を消化していくとptが貯まり、ptが貯まるとそれだけ選手カードを揃えることができます。プレイヤーは、リーグで好成績を収めて、ルーキーリーグからマイナーリーグへ、マイナーリーグからメジャーリーグへ、やがてはメジャーリーグで優勝するのが目的となりますが、選手カードを購入しているだけでは思うようなチームはできません。
 と、ここでキーになるのが同じコスト同士の選手カードを交換する「トレード」です。本作にログインすると、大抵の時間トレードチャットが飛び交っていて、常にさまざまなプレイヤーがトレードを望んでいます。オンラインならではのプレイヤーとの交流……それが自分の目指すチーム作りに一役買ってくれます。
 また、オーダーを変えるとチームがどのように戦うのか気になるところです。その際は、他のプレイヤーと自由に対戦ができる「オープン戦」がオススメ。相手の強さなどを指定できるので、戦力を測るいいシミュレーションになりますよ。
 というわけで本作では、よりチームを強化するために周囲のプレイヤーとのコミュニケーションが鍵になってきます。明け方ひっそりとトレードチャットをしているプレイヤーがいたら、ワタクシかもしれないので皆さんよしなに!(結局ビギナーリーグは11位だったキャナ☆メン)



(C)SEGA (社)日本野球機構承認 NPB BIS プロ野球公式記録

データ

▼『プロ野球チームをつくろう! ONLINE』
■メーカー:セガ
■対応機種:PC(対応OS:Windows XP SP2/Vista)
■ジャンル:SLG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2007年8月1日
■プレイ料金:オーナーライセンス自動継続権 月額または30日利用権980円(税込)

■関連サイト
『プロ野球チームをつくろう! ONLINE』公式サイト
セガ
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