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2007年12月5日(水)

【電撃15年祭】1月より放映開始の「GUNSLINGERGIRL」ステージの模様をCHECK!!

 「電撃15年祭」で行われたステージ「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- アバン」の模様をお届けしていく。

 「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-」は、現在「月刊コミック電撃大王」(メディアワークス刊)で連載中の、相田裕先生のコミック「GUNSLINGER GIRL」のTVアニメ第2シリーズ。放送は2008年1月を予定している。イタリアを舞台にした本作。政府の汚れ仕事を請け負う「社会福祉公社」に集められた障害を抱える少女たちが、「義体」と呼ばれる高い能力を持つ身体に改造され、戦いの場に投じられていく様子が描かれていく。「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-」では、原作コミックの第3巻~第5巻にあたる「“ピノッキオ”篇」が映像化されるという。

 今回行われたステージには、“ヘンリエッタ”役の阿久津加菜さん、“リコ”役の塩野アンリさん、“トリエラ”役の榎本温子さん、“クラエス”役の水野理紗さん、“アンジェリカ”役の花澤香菜さんらが出演。司会を務めたのは、11月21日に発売されたドラマCD「GUNSLINGER GIRL SONORO」で“アレッサンドロ”役を演じた白石稔さん。ステージは、白石さんからの質問にキャストが答えていくという形で進行していった。以下にその模様をお届けしていくので、アニメの放映を楽しみに待っている人は、ぜひチェックしていただきたい。

白石さん:それでは、皆さんが演じている役の印象と説明をお願いします。

阿久津さん:“ヘンリエッタ”は、すごく純真で礼儀正しいお嬢さまって感じですね。担当官である“ジョゼ”さんに盲目の恋をしている女の子です。何をするにも“ジョゼ”さんが中心にあるので、その部分を表現しようと努力しました。

塩野さん:普段の日常からも幸福を見つけられる、好奇心旺盛な性格です。天真爛漫で、強くもあるんですが、どこか寂しさを感じているような、そんな女の子です。

榎本さん:彼女は、ヒロインたちの中ではお姉さんチックな女の子ですね。でもクマのぬいぐるみを集めていたりとカワイらしいところもあります。面倒見がいいんですが1人でいると自分のことで悩んじゃうようなところもあります。

水野さん:他の4人とは少し違って、他人に干渉したりされたりすることがとても嫌いなんですね。というのも、自分の担当官を失ってしまったことが関係しているんですが。「義体」の実験に関わっています。

花澤さん:4人の中で1番おっとりとした性格の義体です。義体化の副作用が強くて……ハイ……

榎本さん:見ての通り本人に似てますネ(笑)。おっとりとした女の子です。

白石さん:続いて阿久津さんからも少し話がありましたが「社会福祉公社」で彼女たちをサポートしてくれる担当官についてお聞きします。自分たちの担当官はどんな人ですか?

阿久津さん:“ジョゼ”さんは、すごく優しくしてくれて、贈り物なんかもしてくれるんですが、“ヘンリエッタ”に自分の妹を重ねて見ているところがあります。優しくしてくれるのは嬉しいんですけど、他の女と重ねられるのは……(会場笑)。

塩野さん:“ジャン”さんは“ジョゼ”さんのお兄さんで、仕事に厳しい、担当官のリーダーです。

榎本さん:“ヒルシャー”さんはドイツ人らしいです。なんだか難しいところに所属しているらしいんで白石さん読んでください!

白石さん:ハイ! 「欧州刑事警察機構」の元捜査官です。って、榎本さん……難しいところは僕任せなんですね?(会場笑)

榎本さん:そうだった、そうだった! 2人は、お互い距離感を計っている感じで、他のコンビとは違う感じがします。私が気にしているのは、「“ヒルシャー”さん」という呼びかたですね。気を付けていないと「“ヒルシャー”しゃん」になってしまうんですよ(笑)。すごい緊迫したシーンで間違えたらどうしよう! と心配しています。

花澤さん:“マルコー”さんは特殊部隊の元隊員で、負傷したことがきっかけで「公社」に来るんですね。“アンジェリカ”に対して、無力感を感じているキャラクターです。ジャン・レノみたいでカッコいいですよね。

榎本さん:ジャン・レノっていうか、“レオン”だよね(花澤さん:あ、そっか!)。確かにそうかも。

水野さん:私はなぜか覚えてないです……(笑)。記憶がないんで……。

白石さん:そうでしたね(笑)。では、“クラエス”の担当官について知りたいという方は、ぜひ第1期を見ていただくということで。前のシリーズを宣伝したところで次の質問ですが、物語の舞台となるイタリアについてどんなイメージがありますか?

榎本さん:パスタ! 食べ物がとても美味しそうですよね。

塩野さん:街並みがとてもキレイですよね。

阿久津さん:イタリアどころか海外旅行に行ったことありません! 実はパスポートを持っていなくて……。

花澤さん:イタリアは行ってみたいですね~。ってイタリアでアフレコすればいいじゃないですか?

全員:お~!! それいいかも~。

白石さん:えー、メディアワークスさんからはその質問に対する返事はないようです(笑)。

(ここで1度トークコーナーは終了。11月21日に発売されたドラマCDをイメージしたプロモーションムービーが上映された。)

白石さん:では、ドラマCDの制作現場について、キャストを代表して阿久津さんの感想を聞かせてください。

阿久津さん:スタジオの中に実際のイタリアの街並みや、ドラマCDにも出てきた「天国のタルト」の写真が置いてあって、イタリアの雰囲気を感じながらの収録でした。また、ドラマCDの収録で初めてこの5人が顔合わせをしたので、それがうれしかったですね。作品のように5人仲良くしていけたらいいなと思います。

榎本さん:皆とても緊張していて、“ジャン”を演じている子安さん(子安武人氏)も「俺も緊張してきちゃった」って言い出して、それがだんだん皆に伝染しちゃってました(笑)。

(ここでドラマCDのエンディングテーマを歌う多田葵さんがステージに登場。ミニライブとして、エンディングテーマ「追憶 森と水の歌」を歌い上げた。)

白石さん:それでは最後に、ファンの皆さんに1言ずつお願いいたします。

阿久津さん:今日は短い時間でしたが、皆さんにお会いできてとても楽しかったです。ありがとうございました。

塩野さん:短かったけれどとても楽しかったです。アニメの方もよろしくお願いいたします。

榎本さん:まだアニメのアフレコは始まっていないのですが、キャスト全員緊張しつつも頑張っているので、温かく見守っていただければと思います。

水野さん:こうして応援していただいて本当にありがたいと思います。アフレコも頑張りますのでどうぞ見守ってください。よろしくお願いします。

花澤さん:頑張りますので、皆さん見てください!

多田さん:アニメも楽しみだと思うんですが、ドラマCDもよろしくお願いいたします。ありがとうございました。


 イベントの最後では、2007年1月7日27:00よりTOKYO MXで、1月9日26:55よりでテレビ大阪で放映開始となる予定であることが告知された本作。第1シリーズも1月5日24:30からBS11で再放送されるので、まだ見たことがないという人は、あわせてご覧になってみてはいかがだろうか?
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TVアニメ第1弾から約4年の時を経て第2弾が制作される本作。作中でも前シリーズから3年の時間が経過しており、声優陣を一新した。今回のイベントは、新たなキャストになってから初めてのイベントとなる。

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こちらはイベントの出演者。左上から水野理紗さん、塩野アンリさん、阿久津加菜さん、榎本温子さん、花澤香菜さん。

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原作者の相田裕先生が描いたというキャラクター設定画も公開された。これは、TVアニメを制作するにあたって描き起こされたという貴重なもの。

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「追憶 森と水の歌」を歌う多田さん。この歌は、“クラエス”が弾くピアノの音色をイメージして作られたもの。作中で“クラエス”は、自分の担当官である“ラバロ”からピアノを教わったという記憶を断片的に持っており、それをつなぎ合わせてできた曲だという。多田さんは、シンプルで繊細な旋律に合わせて美しい歌声を披露した。

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イベントでは、11月21日に発売されたドラマCD「GUNSLINGER GIRL SONORO」をイメージした映像も上映された。まだ聞いたことがないという人は、これから始まるTVアニメ第2期の予習もかねてぜひ聞いてみては?


データ

■「GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO- アバン」
【出演者】(敬称略)
 阿久津加菜
 塩野アンリ
 榎本温子
 水野理紗
 花澤香菜
 白石稔

■「電撃15年祭」概要
【開催期間】2007年11月24日、25日(終了)
【開催時間】各日10:00~17:00
【開催会場】千葉県・幕張メッセ(9、10、11ホール)
【入場料】無料

■関連サイト
TVアニメ「ガンスリンガー・ガール」公式サイト
「電撃大王」公式サイト
メディアワークス