YNKJAPAN、記者発表会を開催。日本向けに生まれ変わる、新生『R.O.H.A.N』とは?
YNK JAPANは、PC用MMORPG『R.O.H.A.N(Renaissance Of Human And Nature)』について、日本のユーザー向けに改良を施した新生『R.O.H.A.N』を開発中であることを発表した。
日本仕様の『R.O.H.A.N』を投入することになった理由は、韓国、台湾では好評を得ている『R.O.H.A.N』が、日本では期待していたほどの成果があがらなかったことにあるという。そこで、日本人プレイヤーのプレイスタイルや嗜好についてリサーチした結果、日本独自の仕様を盛り込んだ、新たな『R.O.H.A.N』をリリースすることに踏み切ったとのこと。
「新生『R.O.H.A.N』」のポイントとして掲げられたのは「親切」、「軽い」、「面白い」、「華麗」という4点。本作のサービスプロデューサーを務めるシン・ウィル氏は、クエストの増強やグラフィックの向上、PKシステムの見直し、巫女装束や温泉などの「和風」を意識した衣装やオブジェクトの実装など、具体的な改良内容を紹介した。これらの仕様を盛り込んだ「フリーテスト」は、4月末に実施される。
また、システム面と並ぶもう1つのポイントが、運営側とプレイヤー側のコミュニケーションの強化。GMとパーティを組んで狩りをしたり、逆にGMを討伐するイベントなどが開催されるほか、プレイヤーが主催するイベントに開発が協力したり、オンライン上での座談会なども行う予定だという。
本作のプレイヤーがもっとも気になるのは、現在プレイしている『R.O.H.A.N』のキャラクターデータが新生『R.O.H.A.N』に引き継がれるのか、という点だろう。これについてシン氏は、「フリーテストでは、現在のアカウントやデータがそのまま使用できます」とコメント。なお、課金形態がアイテム課金に移行するかどうかは、「フリーテストでの結果を踏まえ、ユーザー様の希望に添う形で検討したいと思っています(シン氏)」とのことだ。
最後に、韓国から来日した本作の企画担当ナ・ソンヨン氏は、「韓国、台湾で成功をおさめたことで、日本でも受け入れられると思ったのですが、推奨スペックなどの面で、日本人プレイヤーには優しくない環境だったようです。どういった点を修正すればよいのか、自分自身が納得するアイデアが練れるまで時間がかかりました。フリーテストで、大きく変わった『R.O.H.A.N』を体験してください」と語った。
日本独自の展開を行う、新生『R.O.H.A.N』について語ってくれた運営陣。左から、チェ・ジュン氏、細井貴之氏、ナ・ソンヨン氏、シン・ウイル氏。
和風テイストあふれるオブジェクトも多数登場。デザインを手がけるチェ・ジュン氏は「ゲームの世界観を壊さないように注意てデザインした」と語っていた。
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データ
▼『R.O.H.A.N(Renaissance Of Human And Nature)』
■メーカー:YNK JAPAN
■対応機種:PC(対応OS:WindowsXP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2006年11月1日
■プレイ料金:1,900円/30日(税込)
■関連サイト
・『R.O.H.A.N(Renaissance Of Human And Nature)』公式サイト
・YNK JAPAN
・Game.excite