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2007年3月7日(水)

第1話で主人公が事故死!?2007年4月スタートのTVアニメ「怪物王女」アフレコレポ

 2007年4月より、TBSおよびBS-iにて放映開始予定のTVアニメ「怪物王女」第1話のアフレコ収録が、都内のスタジオにて行われた。

 TVアニメ「怪物王女」は、漫画雑誌「月刊少年シリウス」(講談社刊)にて連載している、光永康則氏原作の同名人気コミックをアニメ化した作品。黒いワンピースを身にまとった美少女“姫”と出会ってしまったことで、恐ろしい「怪物」たちとの戦いに巻き込まれていく、ちょっと気弱な少年“ヒロ”の姿を描いた物語だ。今回、アフレコの収録が行われた第1話「蘇生王女」では、主人公“ヒロ”とヒロイン“姫”の出会いが綴られている。

 アフレコ収録後に、主要キャラクターを演じる声優陣と本作品の監督・迫井政行氏から、収録を終えての感想や作品の見どころをうかがったので、以下に紹介していこう。

●川澄綾子さん(“姫”役)
「私が担当するメインヒロインの“姫”は、すべての異形のモノの上に立つ王の娘で、威厳と気品を兼ね備えたキャラクターです。そういった雰囲気を出すのに、結構苦労しました。個人的には、物語の舞台となる洋館がすごく好きで、あんな館が街に1つあればステキだなと思ってしまいました。ホラーあり、コメディありのエンターテイメント作品ですので、いろんな方に楽しんでいただけると思います。」

●大浦冬華さん(“ヒロ”役)
「1話目にして突然死ぬという、なかなかできない体験をさせていただきました(笑)。私がやらせていただく“ヒロ”は、“姫”に魅入られてしまったばかりに彼女の下僕になってしまう少年です。今後、彼がどのようにして女性たちにいじめられていくのか、ちょっぴり不安ながらも楽しみです。本作を見られる男性の方は、美女に翻弄される少年“ヒロ”に自分を投影して楽しんでください!」

●皆口裕子さん(“紗和々”役)
「“紗和々”はまったりおっとりマイペースな女性なので、感情を抑えつつそういう柔らかい雰囲気を出すのに苦労しました。見どころは、“紗和々”の豊かな「胸」でしょうか。見事なまでに揺れておりますので、ぜひ見ていただきたいですね(笑)。一度見ると、また次の回も見たくなるような作品だと思いますので、ご期待いただければと思います。」

●河原木志穂さん(“フランドル”役)
「“フランドル”は全部台詞が「ふがっ」なのですが、悲しいことや楽しいことなどすべての感情を「ふがっ」で表現しなければならなくて、非常に難しかったです。簡単なように見えて、本当に難しいんですよ~! でも、アフレコはとても楽しかったです。すごくきれいな絵を見ながら、収録をすることができました。そうそう、作中に出てくるパフェがすごく美味しそうなので、みなさん見逃さずにチェックしてくださいね♪」

●迫井政行監督
「本日のアフレコでは、どのキャラクターもイメージ通りだったので安心しました。河原木さんには、ちょっと酷な注文が多くなってしまいましたが(苦笑)。1番の見どころは、登場キャラクターが美女揃いというところでしょうか。これだけ美しい人々に囲まれている“ヒロ”が、ちょっとうらやましいです。まあ、みんな怪物なんですけどね(笑)。ホラーであったり、サスペンスであったり、コメディであったりと、さまざまな要素を楽しめる作品です。原作の魅力を最大限引き出せるよう、がんばっていきたいと思います。」

怪物王女
第1話に出演する声優陣。上段左から竹本英史氏、加藤亮夫氏、迫井政行監督、千田光男氏。下段左から、皆口裕子さん、川澄綾子さん、大浦冬華さん、河原木志穂さん。

(C)光永康則・講談社/怪物王女製作委員会

データ

■TVアニメ「怪物王女」
【放送開始日時】2007年4月12日(TBS)
【放送局】TBS、BS-i、CBC、KBS京都
【スタッフ】(敬称略)
 監督:迫井政行
 作画監督・キャラクターデザイン:黒田和也
 シリーズ構成:ふでやすかずゆき
 美術監督:岡本有香
 音響監督:高桑一
 音響制作:神南スタジオ
 音楽制作:ランティス
 アニメーション制作:マッドハウス
 制作:怪物王女製作委員会
 原作:光永康則(講談社刊「月刊少年シリウス」にて連載中)

【キャスト】(敬称略)
 “姫”役:川澄綾子
 “ヒロ”役:大浦冬華
 “紗和々”役:皆口裕子
 “フランドル”役:河原木志穂
 “リザ”役:甲斐田裕子(♯3より出演)
 “令裡”役:能登麻美子(♯5より出演)
 “シャーウッド”役:清水愛(♯6より出演)
 “フランシスカ”役:森永理科(♯6より出演)
 ほか

■関連サイト
「怪物王女」公式サイト