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2007年4月14日(土)

『HOSHIGAMI』の“エレナ”に扮した加藤夏希さんはコスプレ界の女神様やー!!

 人気タレントの加藤夏希さんが、アークシステムワークスから5月24日に発売されるDS用S・RPG『HOSHIGAMI』のPRをするため、メディアワークスを訪れた。

 『HOSHIGAMI』は、2002年2月に発売されたPS用S・RPG『HOSHIGAMI ~沈みゆく蒼き大地~』をリニューアル移植したもの。ゲームの舞台は、精霊と人が共存する世界「マーディアス大陸」。プレイヤーは主人公の“ファズ”とその仲間たちを操作して、大陸制覇のために精霊の力を悪用する“ヴィラ”に立ち向かうことになる。

 なお、今回の移植にあたって、新規キャラクターや新シナリオが追加されたほか、グラフィックやサウンドが一新されている。また、ワイヤレス通信機能を使って、他プレイヤーとアイテム交換することも可能とのこと。

【登場人物】

“ファズ”
職業:バトルヘルパー
武器:剣

“エレナ”
職業:不明
武器:ブーメラン
本作の主人公。いつも前向きな熱血漢で、仲間を思う優しい心と一本気な性格ゆえ、よけいなことに首を突っ込んでしまうこともしばしば。 さっぱりした性格の女性戦士。出生や生い立ちは謎に包まれているが、幼少の頃の“ファズ”を知っているという。

本作では「移動」や「攻撃」などの行動を、定められたポイント(RAP)を消費して行う。いかにRAPを効率よく使っていくかが攻略のポイントとなるだろう。 コインを使うことで、さまざまな効果を発揮する「コインフェイム」が発動! 「コイン屋」でコインをカスタマイズすれば、威力や効果範囲などが上昇していく。

 この日加藤さんが身につけた衣装は、『HOSHIGAMI』のヒロイン“エレナ”がゲーム中で着ているもの。大きく肩をあけたトップスにショートパンツという活動的な印象を与えるこの衣装について、「ヒロインといったら、スカートをはいているキャラが多いと思うんですけど、“エレナ”はショートパンツで。流行に沿ってるなという感じで気にいってますね」と笑顔で語る加藤さん。デビューする前から趣味でコスプレをしていたという彼女に、ゲームやコスプレなどについて話を聞いてみた。

――なんでも、コスプレがお好きなんだとか?
加藤さん(以下、敬称略):デビューする前からやっていましたね。なにかになり切れるというのは楽しいです。この仕事を始めてから、事務所からコスプレを止められているので、こういう機会があるとすごくうれしいです。
――ちなみにどういったコスプレをされていたんですか?
加藤:当時は「スレイヤーズ」が好きで、“リナ・インバース”(主役の魔法使い)の衣装とかを着ていました。“ナーガ”(“リナ”のライバル的存在。豊満なバストと、極めて露出度の高い衣装が特徴)はできなかったんですよね(笑)。あと、子供の頃は「美少女戦士セーラームーン」がはやっていて、オモチャ売り場で売っている「変身キット」みたいなものを買ってもらって、家で変身ごっこをしていましたね。
――コスプレの衣装はご自分で作られるんですか?
加藤:友だちにすごく器用な子がいたので、マントや宝石の部分とかを作ってもらって。地元の秋田でコミケみたいなイベントがあったので、それに行ってました。
――カメラを持った人に囲まれたのでは?
加藤:それが、まったくなかったですね。誰1人として。私は元気というゲーム会社のイメージガールとしてデビューしたんですけど、ゲームショウで「一緒に写真とってください」って私からコンパニオンさんに言ってました(笑)。
――メディアワークスでは、「電撃レイヤーズ」というコスプレ専門誌を発行しているんですが、ご覧になってみていかがですか?
加藤:私がコスプレをしていたときって、こういう洋服(既製品)ってなかったんですよね。あっても貸し出しとかで、手作りが多かったんですけど、今はすごいなあって思いますね。それと、ニューヨークに「カウボーイビバップ」を紹介しに行ったときに、会場には「GUNDAM」って書いたダンボールを着てる人から、キャラクターになり切った外国人の女性までいて。コスプレは海外でも人気があるんだなって、誇りに感じましたね。
――加藤さんがコスプレをする際にで気をつけていることは?
加藤:コスプレするキャラクターになり切って、気持ちや表情を持続させること。衣装を着たら、ずっとその状態でいるっていうのが理想ですね。前に、“綾波レイ”のコスプレをさせてもらったときは「今日は“綾波レイ”でいるぞ」って思って静かにしてたんですけど、結局ばーってしゃべっちゃった(笑)。
――では、“エレナ”のコスプレをするにあたっての心構えは?
加藤:一般的なヒロインは、にこにこって笑う、「かわいいなあ」って思われるような子が多いと思うんですけど、“エレナ”は過去にいろいろなことがあって、陰の部分を持っている子なんです。ちょっとクールビューティー的なイメージで、だけど、ちょっと女の子らしい部分も出せたらな、と心がけてます。本当は今日も無口でいなきゃいけないとは思うんですけど、あきらめました(笑)。

デビュー前のことに思いを馳せる加藤さん。イベント会場などではさぞかし多くの人に囲まれていたのでは、と思ったのだが……。真相はいかに? 電撃レイヤーズVol.12を、興味深そうに目を通していたのが印象的。コスプレに気をとられて、ついつい受け答えがおろそかになってしまう場面も?

――話は変わりますが、ゲームもお好きなんですよね?
加藤:いまはDS『どうぶつの森』をよく遊んでいますね。モデルさん同士で、通信で遊んだりするんですよ。プレイしたことがない人がいたら、「絶対おもしろいから」って言ってオススメして、DS本体とソフトを買わせてます(笑)。
――とくにDSがお気に入りなんですか?
加藤:家でプレイしようと思うと、プレイする時間がなかなかとれない時、どこまで進んだか忘れちゃうんですよ。その点、今回発売される『HOSHIGAMI』は、DS版ということで、持ち歩けるのですごく楽しみですね。テスト版の最初のほうを遊ばせてもらったんですが、最初の戦闘で負けちゃいました。かなり歯ごたえのあるゲームだと思います。
――『どうぶつの森』以外でプレイしているゲームは?
加藤:DS『ピクロスDS』とか、DS『銀魂』シリーズとか。PSで出てた、『せがれいじり』っぽいゲームが好きなんです(笑)。『銀魂』のあのノリはいいですよね。
――マンガやアニメもよく見るんでしょうか?
加藤:好きですね。分野的にはゲームよりもアニメのほうが得意で。
――先ほど、編集部に置かれていた「あずまんが大王」の“ちよ父”のぬいぐるみに反応されていたようですけど。
加藤:「あずまんが大王」大好きなんですよ! あれほどおもしろいマンガはない! 私のなかでは最高の作品です!
――ありがとうございます(笑)。では、最後に読者にメッセージをお願いします。
加藤:DS『HOSHIGAMI』は、PS版からの移植版なんですが、かなり多くの部分が変わっているそうなので、『HOSHIGAMI』ファンの方も、初めて知ったというかたも楽しめると思います。RPGとSLGがあわさったシステムで、戦闘は難しいけどおもしろいスタイルになっていますので、ぜひプレイしてみてください。あと、“エレナ”を私だと思ってプレイしてみてくださいね(笑)。

 そしてインタビュー終了後には、読者プレゼントと編集部員の私物をかけて、コインゲームで勝負することに! メディアワークスを代表して加藤さんに挑んだのは、電撃「マ)王のイマイチ。お互いの意地とプライドがぶつかりあう、息詰まる熱戦の末、勝利の女神は加藤さんに微笑んだ! みごとに勝利した加藤さんには、イマイチ所有のPSP本体がプレゼントされた。なお、さすがに可哀想に思ったのか、加藤さんは『HOSHIGAMI』のポスターにサラサラとサインを記入して、読者プレゼントを提供してくれた。応募方法など、詳細については5月上旬に掲載予定のプレゼントコーナーを参照のこと。

加藤さんが電撃「マ)王編集部に降臨!! 多くのギャラリーが見守るなか、イマイチにとってハイリスクノーリターンの大勝負が始まった。なお、このゲームに勝つために必要なのは、「運」だけ。 編集長の「絶対勝てよ!」という声援も虚しく、みごとい加藤さん勝利。加藤さんは、某所で入手したXbox 360に続いて、PSPもゲットしたことになる。コンシューマー機ハンター爆誕の瞬間である。

 

加藤さんのご好意で、こちらのポスターにサインを書いていただいた! イマイチの死はムダにはならなかったと言えよう。

 

最後に記念撮影。ギャラリーがここぞとばかりに集まってきてすいません。


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(C)PINEGROW 2002

データ

▼『HOSHIGAMI』
■メーカー:アークシステムワークス
■対応機種:DS
■ジャンル:S・RPG
■発売日:2007年5月24日
■価格:5,040円(税込)
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■関連サイト
『HOSHIGAMI』公式サイト
アークシステムワークス