News

2007年4月24日(火)

ハンゲーム『麻雀3』オフライン大会に「プロレスリング・マスター」武藤敬司出陣!

 NHN Japanのポータルサイト「ハンゲーム」にて提供中のオンラインゲーム『麻雀3』を使用した大会「黄金リーチ棒争奪戦」が開催された。

 この大会に参加したのは、5,000名もの応募者のなかから選ばれた7名のプレイヤー。まず半荘3回による予選が行われ、成績上位のG2さん、虎さんが決勝に駒を進めた。
 決勝戦は、全日本プロレス代表の武藤敬司選手とプロ雀士の成瀬朱美プロをゲストに招き、実際の麻雀卓を使用して1回勝負で行われた。

 対戦前に意気込みを聞かれた武藤選手が「眼力で威嚇していきますよ!」と宣戦布告したためなのか、カメラと報道陣に囲まれるという独特の雰囲気のためか、ゲーム開始時に、対局室には張りつめた雰囲気が漂っていた。しかし、対局が進むうち、武藤選手は「麻雀ってどっち周りだっけ? 久しぶりだから忘れちゃったなー」、「(早いリーチを受けて)プロが開拓しなきゃ! 俺ばっかり開拓してない?」などといかにも武藤選手らしいコメントを発し、場を和ませる。対局の途中、「武藤さんのファンなんです」と打ち明けたG2氏に「いいねえー。ぜひ見に来てくれよ」と顔をほころばせていた。また、「成瀬プロとのデートを賭けとくんだったなあ」とのツブヤキには、NHNのスタッフから「健全なゲームですので……」とツッコミが。

 一方、別室では、モニターで対局の様子を写し出すとともに、井出洋介氏の解説が行われていた。対局終了後の休憩時間中、井出氏は参加者と言葉をかわし、「あの場面ではこう打ったほうがよかったね」と、実戦的なアドバイスを送っていた。参加者にとっては貴重な時間になったのではないだろうか。

 対局は、序盤に大物手をあがった武藤氏がリードを奪うも、G2氏と成瀬さんが追い上げを見せて混戦模様に。最終的には流れをつかんだG2氏が跳ね満をあがり、みごとに優勝を飾った。優勝の感想は「まさか1位になれるとは思わなかった。うれしいです」とコメントし、憧れの武藤選手を目の前にしたことについては「大きい方だなと」という正直な感想。その武藤選手は「プロレスなら配牌から流れから全部読めるんだけどな」と、プロレス界で「魔術師」、「天才」の名を欲しいままにする選手ならではのコメントで悔しさをにじませていた。

 なお、今回の対局の様子は、後日ハンゲームにて公開されるとのこと。モニターを通して観戦していた参加者を驚かせた成瀬プロの強力なツモと正確な打ち回しと、武藤選手のマイペースっぷりは、麻雀ファン、プロレスファンにぜひ見てほしいところだ。

『麻雀3』
■メーカー:NHN Japan
■対応機種:PC
■ジャンル:TBL(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2005年6月20日
■プレイ料金:無料(アイテム課金)


予選は8台のパソコンを使って、オンライン上の「超高速」モードで行われた。

決勝戦に参加した豪華ゲスト。井出氏の「武藤さんは以前にハンゲでポンに参加し……」という言葉に「ハゲでポン!?」と即座にツッコミを入れて笑わせる武藤選手。



緊張した面持ちで卓を囲む参加者に対して、リラックスムードの武藤選手。「プロの切り方見てえなあ」などと成瀬プロを困らせていた。

対局室の様子。フリテンなどで迷走する参加者の打ち筋を見て「芸能人でさえ、カメラで手牌を映されていると緊張するといいますからね」と、多くの麻雀番組で解説を務めた井出氏のフォロー。

優勝者を交えてプロレスLOVEポーズ。麻雀大会だがプロレスLOVEポーズ。

閉会式では、成瀬プロから賞品の純金のリーチ棒がプレゼントされた。

(C)2007 NHN Japan Corporation

■関連サイト
『麻雀3』公式サイト
「ハンゲーム」
NHN Japan