銚子電鉄が大変なのねん!?「桃太郎電鉄20周年記念車両」出発!
ハドソンは、本日4月25日に千葉県銚子市の銚子電鉄銚子駅において、「桃太郎電鉄20周年記念車両 出発式」を開催した。
今回の記念車両は、ボードゲームの定番『桃太郎電鉄』の生誕20周年を記念して作成されたもので、車両に『桃太郎電鉄』シリーズに登場する“桃太郎”、“夜叉姫”、“キングボンビー”などが描かれている。
ハドソンは、記念車両作成の経緯について「経営難に苦しむ銚子電鉄が、様々な企業努力で経営再建に取り組む姿に賛同し、「鉄道」を舞台にしたゲームを発売している企業として、少しでも銚子電鉄の支援に協力できれば」と説明している。
出発式のテープカットに先立ち、挨拶に立った銚子市長の岡野俊昭氏は、「『桃太郎電鉄』ラッピング電車で銚子電鉄を全国にPRできることに感謝しています。1人でも多くの方が乗ってくれることを願っています。銚子電鉄は銚子観光に欠かせないもの。市としてもバックアップしていきたい」とコメント。また、銚子市観光協会会長の安藤勇氏は、「銚子市民の心配は、銚子電鉄が今まで通り走ってくれるのかということ。新しい助っ人として『桃太郎電鉄』ラッピング電車が走るのは素晴らしいことです。いつまでも応援してほしい」アピールしていた。
また、『桃太郎電鉄』シリーズのゲーム監督を務めるさくまあきら氏は、「以前から、自分の作ったゲームの名前がついた電車が走るといいなと思っていた。今回、銚子電鉄で実現できてとても嬉しい」と喜びを語っていた。
なお、『桃太郎電鉄』ラッピング電車は、本日より銚子電鉄の通常ダイヤに組み込まれ、2010年4月25日までの3年間運行される予定だという。銚子に行く機会があれば、車両に注目してみてはいかがだろうか。
おなじみのキャラクターが描かれた記念車両。“キングボンビー”は銚子電鉄の救世主となるか!?
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