任天堂、2007年3月期の業績予想をさらに上方修正。好調の鍵はDS
任天堂は本日4月5日、2007年3月期(2006年4月1日~2007年3月31日)の業績予想を修正したことを発表した。
1月10日の発表で同社は、2007年3月期の連結業績予想数値を9,000億円(売上高)としていたが、さらに660億円プラスした9,660億円になると修正した。昨年5月25日に発表された予想売上高6,000億円と比較すると、1.5倍以上に跳ね上がったことになる。これに連動して、営業利益、経常利益、当期純利益などの数値も増加する見通し。
任天堂は、「ニンテンドーDS」がハード、ソフトともに当初の想定より好調な推移を見せたことと、1月の時点では約100億円の損失を見込んでいた為替差損が、市場相場の変動により約200億円の為替利益へ転じる見通しであることを上方修正の要因として挙げている。
■関連サイト
・任天堂「2007年3月期業績予想」リリース(pdf)
・任天堂ニュースリリース
・任天堂