Wii用のガンアクセサリ「WiiZapper(仮)」をE3会場にて体験!
任天堂は、12日(サンタモニカ現地)に開催された「Nintendo Media Briefing」において、Wii用ガンアクセサリ「Wii Zapper(仮)」の紹介を行った。
E3の「Nintendo Media Briefing」において対応タイトルとともに紹介された「Wii Zapper(仮)」。Wiiリモコン部を銃身部に、ヌンチャクをグリップ部にセットするこのユニークなアクセサリを体験できる機会があったので、そのファーストインプレッションをお届けしたい。E3会場にてこの「Wii Zapper(仮)」を体験できたのは、早くもプレイアブルの状態だったカプコンから発売予定の対応ソフト『Resident Evil:Umbrella Chronicles』。これは、ホラーアクションの名作として名高い『バイオハザード』を題材にしたFPSだ。
まず、この「Wii Zapper(仮)」を手にとってみて印象的だったのはその軽さ。アクセサリは基本的にプラスチック製なので、Wiiリモコンにセットしてもその総重量は軽いものだ。これなら女性や子どもはもちろん、長時間のプレイでも楽しく遊べそう。また、両手でしっかり持てるライフル型となっており、片手で持つことを前提としたピストル型に比べて照準精度も高く、面倒な調整なしでストレスなく遊ぶことができた。ただ右利きの人間ならグリップ部を右手で、銃身部を左手で持ちがちだが、E3会場で遊べた『Resident Evil:Umbrella Chronicles』は銃身部のボタンを押して弾を撃つ仕様。左手でボタンを押すことになるので、利き手である右手に比べて連射スピードが落ちていたかもしれない。今回は残念ながら試してみることはできなかったが、コンフィグでボタン設定を変更できた可能性はある。また、「Wii Zapper(仮)」、『Resident Evil:Umbrella Chronicles』ともに開発途中のものだったこともあわせてお伝えしておく。ちなみに、銃弾のリロードは「Wii Zapper(仮)」を縦にする(銃身を上に向ける)ことで行える。ライフル型であることに加え、このリロードの方法も手伝って、FPSとしての臨場感は抜群だった。
北米では19,99ドル(日本円にして約2,500円)と安価で、使いやすいこの「Wii Zapper(仮)」。ぜひ、日本での早期発売を実現してほしいものだ。
それぞれ側面、上部、後部。ユニークな形状をしている。
持ち方の一例。しっかり構えることができる。
適度な大きさに加えて、軽いので女性も安心。
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