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2007年7月14日(土)

『Killzone2』クローズドイベントを開催ジャック・トレント氏もスシを満喫?

 SCEAのプレスカンファレンスに先立つ現地時間10日の夜、『Killzone2』のクローズドイベントがサンタモニカにある寿司屋「Sushi Roku」にて開催され、最新のゲーム映像が公開された。

 『Killzone2』は、2004年にSCEヨーロッパで発売され、臨場感あふれる戦闘シーンが大きな話題となり、100万本以上を売り上げたFPS。日本では2005年にセガより発売されている。2005年のE3ではPS3でリリースされることが発表され、北米では08年発売予定となっている。ただし、日本での発売は現在のところ未定。

 この日行われたクローズドイベントでは、別室のシアターにてプレイヤブルデモが公開された。内容は1人のキャラクターが戦場に立ち、ミッションをクリアするまでの過程をプレイヤー視点で追ったものだ。
 まず飛行する輸送ポッドからチームとともに降り立った主人公(?)は、銃を手に敵を打ち倒しながら、廃墟を進んでいく。視点はスコープ越しのものに切り替え可能。指示に従って、扉を爆破するといったシーンも見受けられた。途中で、重火器を持ち、宇宙服のようなぶ厚い防護服に覆われた敵が出現。このような、いわゆるボス戦はほかにも用意されているのだろうか。遮蔽物を利用、または破壊しての銃撃戦という、FPSならではの展開を見せつつ、最後は目標とされる施設を破壊して終了。重厚で迫力のある映像と、サラウンドで響く音声は、20分にもおよぼうかという時間もあっという間に感じさせるものだった。ちなみに、残念ながらここでの撮影は禁止。

 会場にはSCEAプレジデントのジャック・トレットン氏、ワールドワイドスタジオプレジデントのフィル・ハリソン氏も姿を見せていた。さながら、翌日のカンファレンスの前夜祭という雰囲気も感じられたサンタモニカビーチの深夜であった。

スピーチを行うジャック・トレットン氏。少々顔が赤いのはご愛嬌。有力タイトルの登場に、自然とほおもゆるむ。

会場は日本人の板さんがそろうかなりの本格派。カリフォルニアロールなどをほおばりつつ、映像公開までの時間を過ごす。


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