News

2007年7月26日(木)

ユーザーにとってより快適なゲームポータルを!「エムゲームポータル」今夏オープン

 エムゲームジャパンは、2007年夏よりゲームポータルサイト「エムゲームポータル」をオープンする。

 「エムゲームポータル」には、ブログやミニメール、プロフィールといった定番のコミュニケーションツールのほか、ユーザー自身が自分の使いやすいようにレイアウトを自由に変更できる機能「マイエム」や、同社が提供するMMORPGのゲーム内アイテムをWeb上で取引可能な「アイテムオークション」など、今までにない機能が搭載されている。

マイエム
「エムゲームポータル」では、内部および外部RSSや自分がプレイしているゲームのお知らせ、オークション情報、ブログの足跡確認、友だちのブログ更新情報など、さまざまなコンテンツを表示可能。「マイエム」機能を使えば、表示されるコンテンツの取捨選択はもちろん、ウインドウのサイズや位置の変更も簡単に変更できる。外部RSSに関しては、たとえば電撃オンラインを登録しておくことで、「エムゲームポータル」のページから毎日のニュースの更新をリアルタイムに確認することが可能だ。

アイテムオークション
エムゲームジャパンが提供するMMORPGのゲーム内アイテムが取引できる「アイテムオークション」。取引は、エムゲームジャパン内で共通して使えるポータル内通貨「mint(ミント)」で行うため、あるゲームのアイテムを売って得た通貨を使って、別のゲームのアイテムを購入することも可能だ。

ブログ
コメントや画像の投稿、ブログ記事の月別・テーマ別カテゴリー分類機能といった標準的なものはもちろん、お気に入りに登録された数の多いブログをランキング表示する「ソーシャルブックマーク」といった便利な機能も用意されている。

サークル
同じ趣味などを共有するユーザー同士が集まって情報交換できるコミュニティサービス「サークル」。通常の掲示板や画像掲示板、メーリングリストなどいった機能が用意されている。たとえば武侠ものが好きなユーザーが集まる「サークル」など、ゲームの垣根を越えた交流も深められる。

 今回電撃オンラインでは、エムゲームジャパンのマーケティング担当者にインタビューを行った。「ポータルビジネス」を始めることになったきっかけや今後の展望などを語っていただいたので、興味のある人はぜひ目を通しておいてほしい。
エムゲームジャパン東京本社にて。写真は、エムゲームジャパン代表取締役・崔正濬氏。


──まず、「エムゲームポータル」をオープンしようと考えたきっかけは何ですか?

エムゲームジャパン・マーケティング担当者(以下エムゲーム、敬称略):弊社では、『LOST ONLINE』や『英雄オンライン』など、いくつかのMMORPGを提供させていただいているのですが、それらのゲームを1つに結びつけたいと考え、「エムゲームポータル」をオープンしました。

──それは複数のゲームにまたがったコンテンツなどを展開していくということですか?

エムゲーム:そうですね。「ブログ」や、趣味が近い人同士で集まれる「サークル」などを用意することで、普段は違うゲームをしているユーザーさん同士が交流できる場を、メーカーとしてサポートしていきたいと思います。

──オークションの取引で個別のゲーム内通貨ではなく、ポータル内で共通して使える「mint」を利用するというのは、MMORPGの中でもかなり珍しい部類に入ると思うのですが、それも同じ理由からでしょうか?

エムゲーム:はい。それから新しいことをやってみたいというのもありましたね。その2つを念頭において、ユーザーさんにとって一番快適で安心できる取引を考えていった結果、こういう形になりました。通常のオークションや即売方式、欲しいアイテムを提示して最も安い相手と取引をする逆オークションといった3種類の取引方式も用意してありますし、取引履歴が確認できる管理機能や出品者・落札者の評価機能もサポートする予定です。

──「ポータルビジネス」としては後追いといった形になると思いますが、どういった部分で差別化を図っていこうと考えていますか?

エムゲーム:まずはゲームに関連するコンテンツに力を入れていきたいと考えています。そういった意味では、「アイテムオークション」が1つの大きなウリになると思います。くりかえしになりますが、取引に「mint」を使用することで、たとえば『熱血江湖』で手に入れたレアアイテムを売って得た「mint」を『鬼魂』のアイテム購入に利用するといったことができるので、複数のタイトルを抱えている弊社にとっては大きな強みになると思います。

──なるほど。自分が遊んでいるもの以外のゲームをプレイする際の敷居も下がりそうですね。「ゲーム関連のコンテンツに力を入れていく」とおっしゃられましたが、ターゲットもエムゲームタイトルのユーザーがメインだと考えてよろしいでしょうか?

エムゲーム:そうですね。まず、うちのタイトルをプレイしているユーザーさんにとって便利で落ち着ける場所を提供していこうと考えています。

──ページのデザインがシンプルになっているのもそういった理由からでしょうか?

エムゲーム:あれこれと情報が詰まっていると画面は派手になりますが、毎日チェックするにはわずらわしいんじゃないかと思いました。ページのレイアウトを変更できるようにしたのも同じ理由ですね。友だちのブログ更新情報が知りたいという人もいれば、オークション情報から確認したいという人がいるといった感じで、知りたい情報のウェイトというのはユーザーさんごとに違うと思います。そこで、自分が使いやすいようにカスタマイズできるように「マイエム」という機能を搭載しました。外部RSSも受信できるようにしたのも、「エムゲームポータル」をホームページ(ブラウザを起動した際、最初に開かれるサイト)に設定して不便のないようにと考えてのことです。

──今後の展開についてうかがえますか?

エムゲーム:先ほどの繰り返しになりますが、ゲームの部分に力を入れていこうと思います。ゲームそのもののクオリティの向上もそうですが、弊社のゲームだけではなく、他社のゲームもジャンルの垣根無く良いゲームをどんどん取り入れて行く予定です。また、先ほどのオークションについても、レアアイテムの共同購入といったものを検討しています。今後もさまざまなサービスを追加していく予定ですので、よろしくお願いします。


 今回電撃オンラインでは、エムゲームジャパンが提供するMMORPG『鬼魂』のクッションをいただいた。このアイテムは、本日7月26日に更新されたプレゼントページで掲載しているので、欲しいという人はぜひアクセスしよう!

 新しいゲームポータルサイトを提示する「エムゲームポータル」。今回のインタビューの中では出てこなかったが、「エムゲームポータル」を利用することによってポイントがたまっていく「マイレージシステム」も採用されている。ポイントが増えればオークションでの手数料割引などといった恩恵が受けられるほか、グッズとの交換や専用ガチャなどに使用することもできるとのこと。便利さと快適さを追求した「エムゲームポータル」のオープンを期待して待っていよう。


データ

Copyright (C) 2007 MGAME JAPAN Corp. All Rights Reserved.
※画面は開発中のもの。

■関連サイト
「エムゲームポータル」ティザーサイト
エムゲームジャパン
電撃オンライン内プレゼントページ