『PSU』の課金システムにおけるセキュリティ上の不備が発覚

　セガは、同社が運営するオンラインゲーム『ファンタシースターユニバース』のPS2版およびPC版において、ネットワークサービスにおける課金システム上の不備が確認されたと発表した。

　今回明らかになった不備は、3月29日～8月22日の期間にサービス登録者が、高いプログラム技術をもって不正なアクセスを行った場合、他のユーザーの個人情報を閲覧できる状態にあったといもの。これを受け同社は、課金システムを停止したうえで不備を解消し、8月23日15：00に課金システムを再開した。なお、本件に起因して個人情報が実際に流出した事実はこれまでのところ確認されていないとのこと。

　セガは、本ゲームにかかる課金システムの構築、保守運営についての業務委託先である株式会社ISAOとともに、セキュリティ上の不備への対応を行うと同時に、同社へ委託している他の3つのネットワークゲームサービスの課金システムにおいては、同様のセキュリティの不備がないことを確認していると発表した。

　なお、本件に関してのユーザー窓口は、PS2版がこちら、PC版がこちらになっている。


(C)SEGA

データ

▼『ファンタシースターユニバース』
■メーカー：セガ
■対応機種：PS2/PC(対応OS：Windows2000 SP4以上/XP)/Xbox 360
■ジャンル：RPG(オンライン対応)
■発売日：PS2版、PC版 発売中(2006年8月31日)/Xbox 360版 発売中(2006年12月14日)
■価格：PS2版、PC版 2,100円(税込)/Xbox 360版 7,140円(税込)
■ネットワークモードプレイ料金：30日間利用権 1,260円/30日間(税込)、自動継続 1,050円(税込)

■関連サイト
・「課金システムにおけるセキュリティ上の不備」詳細ページ
・『ファンタシースターユニバース』公式サイト
・セガ
・「電撃警備保障」特設ページ