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2007年8月3日(金)

2つの種族が織り成す再誕の物語『テイルズオブリバース』がPSPに登場!

 バンダイナムコゲームスは、2008年初頭にPSP用ソフト『テイルズ オブ リバース』を発売する。

 『テイルズ オブ リバース』は、2004年12月に発売された同名のPS2用ソフトを移植したもの。迫力ある戦闘シーンや、美麗ムービーで綴る感動的なイベントシーンを、プレイステーション・ポータブルで楽しめるのが特徴だ。


●ストーリー

 知的活動に優れた「ヒューマ」と、身体的能力に優れた「ガジュマ」が共存するカレギア王国。建国以来、王国は代々ガジュマの王をいただき、その統治のもとに暮らしていたが、王家には秘密があり、それはカレギアの運命に密接に関係していた。
 また長いこと続いていた平和と繁栄とは裏腹に、見えないところで常に存在していた影があった。影は次第にゆっくりと、だが確実に王国を包み始めていた。影の存在に気づいているのは、未だ限られたごく少数の者たちだけだった。

 今回は、本作の主人公“ヴェイグ・リュングベル”と、ヒロイン“クレア・ベネット”について、ゲームシステムとあわせて紹介していく。

“ヴェイグ・リュングベル”
種族:ヒューマ
CV:檜山修之
厳寒の地「スールズ」で生まれ育ったヒューマの若者。幼い頃に両親を亡くし、幼なじみの“クレア”の家に引き取られ、家族同然に育てられた。だが1年前のある事件をきっかけに、心を閉ざしてしまう。他人からは冷たい男と思われがちだが、本当は間違ったことを見過ごせない熱い心の持ち主だ。

“クレア・ベネット”
種族:ヒューマ
CV:安田未央
スールズに住むヒューマの娘で、“ヴェイグ”とは家族同然に育てられた。“ヴェイグ”にとっては数少ない気を許せる存在で、無愛想な彼も“クレア”の前では表情を和らげる。他人の欠点よりも長所に気づき、誰とでも仲よく接することができるため、村でも評判の器量よしの娘。

 タウンマップ・ダンジョンマップのグラフィックには、手書き感のある『テイルズ オブ』シリーズならではの2Dマップを採用している。本作では、従来のシリーズ作品と比べて高解像度で緻密な表現が可能になり、より細かな世界観が表現されている。
タウンマップは、従来のクォータービューからサイドビューに近い視点に変更され、画面もキャラの位置や移動方向に応じて拡大縮小される。

 戦闘システムでは、2D画面やキャラクターはそのままに、シリーズの代名詞といえる「リニアモーションバトルシステム」を継承しつつ、奥行き感を表現した「3ラインリニアモーションバトル」を採用している。敵味方が3ラインに配置されることで、従来のシステムより戦略性が高く、またバリエーションや緊張感を感じられるのが特徴だ。
 本作では、「フォルスゲージ」と「ラッシュゲージ」というシステムが導入されている。「フォルスゲージ」は、画面下部に表示されている4つの四角いゲージで、それぞれ十字ボタンにセットされた「技」、「術」等の能力の量を示している。このゲージは、戦闘中に時間の経つと蓄積されていく。
 一方の「ラッシュゲージ」とは、戦闘中のキャラクターの感情値を攻撃や防御に反映させるシステム。一定以上になると攻撃力がアップし、防御力がダウンする。爆発力はあるが、ダメージを多く食らってしまうので注意が必要だ。


※氏名、敬称略
(C)いのまたむつみ (C)NBGI

データ

▼『テイルズ オブ リバース』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PSP
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年初頭発売予定
■価格:未定
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■関連サイト
『テイルズ オブ リバース』公式サイト
「テイルズ チャンネル」
バンダイナムコゲームス