ピーター・フランクル氏が『つんでツミキス』の魅力を語る!そして最新PVも公開
本日8月30日にレッド・エンタテインメントから発売されたDS用ソフト『つんでツミキス』。その魅力を数学者と大道芸人という2つの顔を持つピーター・フランクル氏に語ってもらった。
――まず、本作をプレイしての感想を教えてください。
とてもおもしろいゲームですね。僕はあまりゲームで遊ぶタイプではないんですが、このゲームは落下してくるピースにそれぞれ重心があって、自分の思い通りにピースを設置するためには、この重心が大きな意味を持ってくるんですね。なかなか思ったようにピースを積み上げられないんですけど、ちゃんと狙い通りに積めた時がとても楽しかったです。
また、パズルゲームで三角形のピースというのは珍しいと思うんですけど、三角形の斜面のうえにもっとピースを積めるのか積めないのか、斜面を利用してバランスを取ることができるだろうか、斜面を組み合わせて平らな面を作り出せるだろうかといった考えをめぐらせていくのも非常に楽しい体験でしたよ。
――なるほど。では、オススメのプレイスタイルなどありますでしょうか?
これは特に小さい子にオススメしたいんですけど、このゲームではピース1つ1つの大きさがきちんと表示されているので、その大きさをノートにメモしていく。そうして斜辺の長さや角度、そして重心などを把握していくと、ひょっとしたら学校の勉強でも役に立つと思いますよ。でも、学校でゲームをプレイするのはオススメしませんけどね(笑)。
――ノートにメモを取る、というのはなかなか珍しい作業ですけど、オススメする理由とは?
ゲームをプレイすることに対して、メモに取るなどの作業は「オフライン的な作業」と言うことができると思います。短期的に楽しむだけでしたら、もちろんゲームを遊ぶだけでもいいのでしょうが、長期的なビジョンを持つ場合には、メモを取る――つまり分析とか思考をまとめるということですよね――それをゲームに反映させていくというのは、小さい子にとっては大変いいことだと思います。
ゲームといって侮ってはいけません。これは極端な言い方ですけど、ある意味では人生もゲームに似た部分がありますし。規制や障害があったうえで、目標を達成するためにはどうすればいいのか可能性を探っていくといいんじゃないでしょうか。そういう考え方をしていくことで、他の人には考え付かない、奇想天外な発想が生まれてくると思います。『ツミキス』だと、落ちてくるピースにもユニークな対応ができたりとかね。もちろんゲームのプレイだけで体感的に覚えていくというのもありですけど、ピースの落ちてくる時間は短いですからね。すぐに次のピース、次のピースといった感じで落ちてくるから(笑)。だから、「オフライン作業」をオススメするんですね。
――ありがとうございました。
ピーター氏が「おすみつき」を出した『つんでツミキス』は、3,990円(税込)で発売中。
また、レッド・エンタテインメントからいただいた本作のプロモーションムービーを公開するので、こちらもあわせてチェックしていただきたい。
実に楽しそうな表情で『つんでツミキス』をプレイするピーター・フランクル氏。その腕前ははたして?
(C)RED 2007
データ
▼『つんでツミキス』
■メーカー:レッド・エンタテインメント
■対応機種:DS
■ジャンル:PZG
■発売日:2007年8月30日
■価格:3,990円(税込)
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■関連サイト
・『つんでツミキス』公式サイト
・レッド・エンタテインメント