News

2007年8月6日(月)

菅沼氏が初のバラードに挑戦!「ブレスレス・ハンター」インタビュー・キャラソン編

 Luv Recordsより8月29日に発売されるドラマCD「ブレスレス・ハンター 第1巻」の、キャラクターソングの収録が都内のスタジオにて行われた。

 「ブレスレス・ハンター 第1巻」は、人気ライトノベル「ブレスレス・ハンター」シリーズ(ホビージャパン・HJ文庫刊)を原作にしたドラマCD。未知の怪物“ブレスレス”に妹を殺された“櫂原優毅”と、妹の恋人“高出水勇生”が、「幻銃(ガン・ファントム)」と呼ばれる武器を手に“ブレスレス”に戦いを挑むというストーリーが展開する。


 本CDには、「ブレスレス・ハンター」第1話とおまけドラマに加え、“勇生”のキャラクターソング「澄んだ嘘」が収録。なお、8月17日~19日に開催される「コミックマーケット72」の西4階企業スペース・NO.352「Game/Girls-Style&シュガービーンズ」ブースおよび、NO.155「ホビージャパン」ブースにおいて先行発売を予定している。
 今回、キャラクターソングの収録を終えた“勇生”役の菅沼久義氏と、作詞作曲を担当した折倉俊則氏にインタビューを行った。その模様を、以下に掲載しよう。


――収録を終えられての感想をお願いします。

菅沼氏:1週間前に歌詞や楽譜をいただいたのですが、これまで歌ってきた曲と比べて、とても難しいなあという印象でしたね。だから、何度も何度も聞いて、練習しました。収録も結構かかるだろうなあと覚悟していたのですが、意外と2時間くらいであっさり終わりまして。ああ、血の滲むような練習の成果が出たのかなと(笑)。1カ所、折倉先生からダメ出しをいただいた部分があったのですが、とても的確な指摘だったのですぐに理解できて、すんなりと収録を終えることができました。

折倉氏:菅沼さんもおっしゃったように、少し難しめの曲だったかなと思ったんですが、練習で歌われていた時からあまり問題なかったので、特に心配はありませんでした。1カ所だけ「泥臭く」という注文をさせていただいたんですが、そこもすぐに修正していただいて。

菅沼氏:はい、「オペラっぽくしないで」というご指摘が(笑)。どうしても歌い上げてしまうクセがありまして。

折倉氏:でも、本当に1カ所だけでしたね。あとはすごくスムーズに収録できて、いい曲ができたのではないかと思います。

――今回収録した「澄んだ嘘」という楽曲のイメージを教えてください。

菅沼氏:僕の場合、これまでキャラクターソングというとアップテンポで明るい感じの曲が多かったので、今回のような壮大なバラードというのは初めてだったんですよ。だから、最初にこの曲をいただいた時、聴くにはいいけど歌うとなると大変だなあと思いました。ものすごく完成された曲だったので、正直試されているなと。でも作詞と作曲をなさった方が同じだけあって、すごく詩と曲がマッチしていて、覚えやすいし歌いやすかったです。

――歌詞の中で好きなフレーズはありますか?

菅沼氏:やはりキャラクターソングなので、“勇生”のよく心情が現れている部分でしょうか。作中で、彼は恋人を亡くしてしまうのですが、サビの部分で彼女のことを思い続けながら戦っていく、という内容の歌詞がありまして。そこが、彼の思いや強さを非常によく表しているのではないかと思います。だから、この部分が1番好きですし、歌う時にも気持ちがこもりました。

――最後に、ファンへ一言メッセージをお願いします。

菅沼氏:この曲はエンディングで流れるのですが、作品の世界観とすごくリンクしているので、ドラマを聴いていただいた後にこの曲が流れてきたら、ちょっとクルものがあるのではないかなと思います。物語は、谷山紀章さん演じる主人公“櫂原優毅”を中心に進んでいきますが、エンディングのこの曲には僕が演じている“勇生”の心情が込められています。2人の“ユウキ”の気持ちが、このCDで感じていただけるのではないかと思いますので、ぜひとも聴いてください。よろしくお願いします!

▲“高出水勇生”のイメージソング「澄んだ嘘」を歌った菅沼久義氏。収録には、作詞作曲を手がけた折倉俊則氏も駆けつけた。



(C)2007 Shinya Kasai

データ

▼「ブレスレス・ハンター 第1巻」
■発売元:Luv Records
■販売元:ビートニクス
■品番:BNLV-1006
■発売日:2007年8月29日
■価格:3,000円(税込)
■関連記事
2007年8月6日
谷山・菅沼・吉野氏が熱演! CD「ブレスレス・ハンター」声優インタビュー・ドラマ編

■関連サイト
「ブレスレス・ハンター 第1巻」公式サイト
ビートニクス