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2007年9月20日(木)

「日本ゲーム大賞2007」発表!大賞は『WiiSports』と『モンハンP2nd』の2作品

 本日9月20日、「東京ゲームショウ2007(以下、TGS2007)」において、社団法人コンピュータエンターテインメント協会(略称:CESA)が主催する「日本ゲーム大賞2007」の「年間作品部門」受賞作品が発表された。

 「日本ゲーム大賞」は、日本国内の優れたコンシューマーゲームに賞を授与する制度。2006年4月1日~2007年3月31日に発売された優秀なタイトルを決定する「年間作品部門」、TGS2007に出展されている未発売タイトルを表彰する「フューチャー部門」の他、今年からは「インディーズ部門」にかわり、新たに「アマチュア部門」が創設された。「アマチュア部門」は、その名の通りアマチュアの人が制作したオリジナル作品を表彰するもの。

 本日発表されたのは、その中の「年間作品部門」。大賞は、Wii用ソフト『Wii Sports』と、PSP用ソフト『モンスターハンターポータブル 2nd』が受賞した。

 「ベストセールス賞」は、いまだ勢いが衰えないDS用ソフト『ポケットモンスター ダイヤモンド』と『ポケットモンスター パール』。2007年7月末時点で、全世界で1,000万本以上を売り上げており、集計期間中だけでも493万本のセールスを記録したという。

 「グローバル賞」は、Xbox360用のCERO Z指定ソフト2本が受賞。日本作品部門では『デッドライジング』が、海外作品部門では『Gears of War』がそれぞれ栄冠を勝ち取った。

 「特別賞」は2本。1つはXbox360用ソフト『アイドルマスター』、もう1つはDS用ソフト『オシャレ魔女 ラブ and ベリー ~DSコレクション~』となっている。

 この他、『大神』や『レイトン教授と不思議な町』、『ブルードラゴン』など、13本の作品が「優秀賞」を受賞した。各賞の一覧は下記を参照してほしい。

 なお、「アマチュア部門」の発表は明日9月21日12:30~13:30の予定。「フューチャー部門」は、現在TGS2007会場にてユーザーからの投票を受付中で、最終結果は9月23日12:30~13:30に発表される予定だ。

「日本ゲーム大賞2007」年間作品部門 受賞作品一覧

 タイトル対応機種メーカー
大賞『Wii Sports』Wii任天堂
『モンスターハンター
ポータブル 2nd』
PSPカプコン
優秀賞『Wii Sports』Wii任天堂
『大神』PS2カプコン
『ガンダム無双』PS3バンダイナムコゲームス
『ゼルダの伝説
トワイライトプリンセス』
Wii任天堂
『ドラゴンクエスト
モンスターズ ジョーカー』
DSスクウェア・エニックス
『Newスーパーマリオ
ブラザーズ』
DS任天堂
『ブルードラゴン』Xbox360マイクロソフト
『ポケットモンスター
ダイヤモンド・パール』
DSポケモン
『METAL GEAR SOLID
PORTABLE OPS』
PSPKONAMI
『モンスターハンター
ポータブル 2nd』
PSPカプコン
『龍が如く2』PS2セガ
『レイトン教授と不思議な町』DSレベルファイブ
『ロスト プラネット
エクストリーム コンディション』
Xbox360カプコン
ベストセールス賞『ポケットモンスター
ダイヤモンド・パール』
DSポケモン
グローバル賞
日本作品部門
『デッドライジング』Xbox360カプコン
グローバル賞
海外作品部門
『Gears of War』Xbox360マイクロソフト
特別賞『アイドルマスター』Xbox360バンダイナムコゲームス
『オシャレ魔女 ラブ and
ベリー ~DSコレクション~』
DSセガ






司会進行は、もちろん今年も伊集院光氏が担当。登壇していたクリエイターたちとの軽妙なトークで、大いに会場を盛り上げていた。





大賞の2作品と『ポケットモンスター』の授与式では、ユーザーの代表者がプレゼンテーターを務めた。子どもたちから花束などを受け取ったクリエイターは一様に頬をゆるめていた。





『ブルードラゴン』が優秀賞を受賞し、ミストウォーカーの坂口博信氏が登壇(右写真)。トロフィーを授与したのがスクウェア・エニックスの和田社長だったこともあり、お互いに思わずニヤリとする一幕も。


■関連サイト
日本ゲーム大賞2007
コンピュータエンタテインメント協会