「東京ゲームショウ2007」のテクモブースで、本日9月20日に「テクモ&Lievo新作発表会 TGS2007」が行われ、両社が開発しているゲームソフトが発表された。
まず、テクモ代表取締役社長・安田善巳氏がステージに姿を見せ、今回のブースコンセプトが「皆で体験しよう、ゆっくり体験しよう」であると発言。続けて、「Xbox 360『NINJA GAIDEN 2』や、Wii『スイングゴルフ パンヤ 2ndショット!(以下、パンヤ2)』などのタイトルをリリースします。今後もさまざまなプラットフォームにおいて、優れたゲームを遊べるようにますます挑戦していきたい。ぜひご期待ください」と挨拶した。
次いでテクモ Team TACHYON プロデューサー・柴田剛平氏、テクモ Team TACHYON エグゼクティブブロデューサー・菊地啓介氏、テクモ Team NINJA エグゼクティブブロデューサー・板垣伴信氏、ゲームポット代表取締役社長・植田修平氏、SeedC代表取締役社長・崔正浩氏、CHINESE GAMER INTERNATIONAL CORP CEO・リュシュエセン氏、テクモ Team NINJA・齋藤豊氏が登場し、それぞれが手がけるゲームタイトルについて、紹介を行った。
柴田氏は、『パンヤ2』について「魅力的なキャラが登場したり、本作でしか遊べないコースを楽しめるのが本作の特徴です」と説明。この他に本作では、ユーザーからのリクエストを反映し、キャラクターに声を追加しているという。
ここで舞台に、キャラクターボイスを担当した声優の生天目仁美さんと、遠藤綾さんが登場。アフレコ当時の様子を「お姉さんキャラで色っぽくと言われ、プレッシャーがありました(生天目さん)」、「私が演じたキャディはイラストはかわいいんですが、大人っぽく演じてほしいと言われ、戸惑いました(遠藤さん)」と振り返った。また、2人は実際に本作を体験することに。バルーンをわるモードに挑戦した2人は、「えいっ」という掛け声と同時に、Wiiリモコンをスイング! 結果は生天目さんが11個のバルーンをわり、遠藤さんが1つという結果。勝負は生天目さんの勝ちとなったが、2人ともゲームの楽しさを堪能していた。
次に、菊地氏がWii用ソフト『アルゴスの戦士 マッスルインパクト』を紹介。タイトルが初めて明らかにされた本作は、過去にPS2で発売された『アルゴスの戦士』のリメイク作品で、Wiiリモコンを振ることでゲーム内武器「ディスカーマー」を操ることができるとのこと。「タイトル通りの力強いゲームになっている。「ディスカーマー」をWiiリモコンで操作する爽快感を味わえる。鋭意開発中なので、ぜひ期待してもらいたい」と菊地氏は、本作制作への意気込みを語った。
続いて板垣氏が『NINJA GAIDEN 2』のティザートレイラーを公開。「見た人の心に残る映像にしたかった」と話す板垣氏に、プレス関係者からは大きな拍手が贈られていた。氏は、「アクションゲームのすごさやTeam NINJAのすごさを感じてほしい。いいものを作るので、期待してください」と熱く続けた。
なお、マイクロソフトのブースでは、本作の実機ムービーを放映しているので、板垣氏が語る「すごさ」をぜひ感じてもらいたい。
板垣氏に続き、植田氏が登壇。植田氏は、今秋サービス開始予定のPC用MMORPG『モンスターファームオンライン』について、「本作の元になった『モンスターファーム』シリーズには、さまざまな要素が盛り込まれているが、『モンスターファームオンライン』はその中でも育成に力を注いでいる」と説明した。
『モンスターファームオンライン』は、「ワールドトライアル」と題したクローズドベータテストを9月27日~29日に行う。こちらの参加者募集は先日終了してしまったが、テクモブースで配布されている限定CDがあれば参加できるというので、チャンスを逃してしまったという人はぜひチェックしておこう。
菊地氏がステージを離れたあと、PC用MMORPG『ハルカ -WONG-YI’s Stories-』を紹介するために、崔氏とリュ氏が姿を見せた。それぞれ、「本作は、軽いクライアントと使いやすい操作性が特徴で、小説を元にした世界観の広がりを感じる楽しい作品です。また、ユーザーが臨むような多種多様な機能が入っているのも魅力の1つとなっています(崔氏)」、「本作は、日本のユーザーにヒーローになる気持ちよさを提供します(リュ氏)」と話し、ステージ上でガッチリ握手を交わしていた。
最後は、齋藤氏がニンテンドーDSを片手に登場。『NINJA GAIDEN Dragon Sword』のデモムービーを紹介した。齋藤氏は「DSのデバイスに魅力を感じ制作した。おっと感じる操作感のゲームができた」と話した。
ここで、『NINJA GAIDEN』シリーズのイメージキャラクターであるリア・ディゾンさんが登場し、本作の体験プレイを行った。もともと、ゲームが好きだというリアさんは、無言で大技を繰り出すなど、開発者が操作しているかのプレイを披露した。あっという間にボスを倒したあと、リアさんは「ホントに楽しかったです。楽しいことに興味のある人は、ぜひプレイしてみてください」と作品をアピールをしていた。
テクモ代表取締役社長・安田氏は、発表会の挨拶で「紹介する最新タイトルをぜひ体験しにきてください」と話していた。
左から、声優の生天目さん、遠藤さん、テクモ Team TACHYON プロデューサー・柴田氏。柴田氏は「初心者が楽しめるようなアイテムもあるので、ゲームをさわったことのない人も楽しめる」と『パンヤ2』をアピールした。
テクモ Team TACHYON エグゼクティブブロデューサー・菊地氏は、Wii用アクションゲーム『アルゴスの戦士 マッスルインパクト』を紹介した。
テクモ Team NINJA エグゼクティブブロデューサー・板垣氏からは、「ティザートレイラーで満足するはずはないと思って、実機での映像も用意してきました」という発言も。
「『モンスターファームオンライン』ではモンスターの外見や能力、性格までもプレイによって変化する」と、このゲームの奥深さを話したゲームポット代表取締役社長・植田氏。
がっちり握手を交わすSeedC代表取締役社長・崔氏(左)と、CHINESE GAMER INTERNATIONAL CORP CEO・リュ氏(右)。台湾で人気の『ハルカ -WONG-YI’s Stories-』は今秋サービス予定となっている。
実機プレイを行うリアさんと、テクモ Team NINJA・齋藤氏。『NINJA GAIDEN Dragon Sword』は簡単に操作でき、ド派手なアクションを楽しめるという。
また「Lievo」では、イメージガールオーディション開催決定中。東京ゲームショウでのステージ審査、観客投票のほか、Lievoサイト、モバイルサイトで10月9日まで投票を行い、グランプリを決定する。
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