ある乙女ライターの一人称視点TGSレポート!『FFXI』を泣きながら見る方法
4日間短期集中、ダイックしか楽しんでないTGSレポ1日目です。今日は、このゲームショウで初公開となった『FFXI アルタナの神兵』のムービーを見たお話です。
スクウェア・エニックスの展示ブースでは、かなりたくさんのタイトルが用意された試遊スペースの他、オープンメガシアターとクローズドメガシアターが設置されていました。どうしても『FFXI』の新ジョブが気になる私が見たのは、オープンメガシアターのトレイラームービーです。
だいたい40分でムービーがひとまわりするオープンメガシアターでは、『FFXI』の他にも『ドラゴンクエストIX 星空の守人』、『スターオーシャン』シリーズなど、注目タイトルが惜しげもなく流されています。オープンなので、観客の出入りは自由、見たいタイトルが終わったら出てってもOKなフレンドリーさ。でも見たいタイトルのタイミングが合わないと、20分くらい待つことになります。数々の大作タイトルにわくわくしながらも、『アルタナの神兵』への期待で広がる気持ちはどきどきでした。
『FFXI アルタナの神兵』は、ループで上映されるムービーの中でも一番最初に用意されているので、一番最後のタイトルのムービーが終わると数分のインターバルが入り、その間に大半の観客が入れ替わります。幸運なことに私は一番後ろのはじっこから、素知らぬ感じで前に踊り出て、一番前のセンター立ち見席をゲット。さすがに一番前は見づらいですが、迫力はたまりません。なんというかいまさら後ろに下がれません。待望のムービーが始まると、もうそれだけで泣けてしまうのは何か辛いことがあったのでしょうか。
確かこの日(20日)のめざましテレビの占いで乙女座は12位でしたが、キーホルダーも買えたので(ブログ参照)悪いことは起きていません。レイトン教授には90分待たされましたが、過ぎたことはいい思い出です。でもなんでだろう、どうしようもなく泣けてきました。初めて聴く音楽なのに、初めて見る映像なのに。まわりは知らない人だらけなのに。
スクリーンで展開される光景は、『FFXI』をプレイした人なら誰でも通ったことのある道、戦ったことのある場所ばかりです。『アルタナの神兵』の世界は、いまプレイしている時代より過去を描いている、とされている?ため、そう感じることは当たり前なんですが、次々に登場するNPCたちの過去の姿は、ミッションやクエストをやった身としては、感慨深いにもほどがあります。プレイしていない方にはさっぱりで申し訳ないですが、玉座に鎮座する闇王、カラハバルハを頼るあの人の声、安住を脅かす獣人の王たち、悲しい宿命を背負うガルカ族の誓い。そして、私が一番本気で泣けたのが、ウィンダスに住むミスラたちの長である、ペリィ・ヴァシャイの言葉でした。そうだったんだ、そうだったんだと、そのシーンを思い出すだけで今も涙が出ます。気持ち悪いレポートですみません。でも、ウソはまったくついてません。私は気持ち悪いくらい、あの数分のムービーで涙がちょちょぎれました。『FFXI』が好きで、楽しんでプレイしている方には、絶対見ていただきたいムービーです。公式サイトでも公開される予定らしいので、チェックしてみてください。
あ、新ジョブのこと忘れてた。たぶんみなさんが予想している通り「闘牛士」だと思います。あ、すみませんこれはウソです。「踊り子」でした。ムービーを見直したら書かれていました。でも、女性キャラの映像や写真しか出ていないのが気になりますね……タルタル♀すらいないのはどういうことですか。マジ泣けます。※補足です。スクウェア・エニックスさんにお聞きしたところ、「踊り子」は全種族、男女ともにあるそうです。よかった!!!!
(C)2002-2007 SQUARE ENIX CO., LTD. All Rights Reserved.
■関連サイト
・電撃Girl’sStyle公式サイト
・ダイッブログ