水口哲也氏がケータイゲームの未来を語る!「近未来ケータイ会議Vol.1」開催
「東京ゲームショウ」ビジネスデイ2日目の9月21日、KDDIブースにおいてキューエンタテインメント代表取締役CCO・水口哲也氏のトークライブ「近未来ケータイ会議Vol.1」が開催された。
人気タレントの久保恵子さんが司会を務めたこのイベントは、水口氏とKDDI auサービス企画部長・竹之内剛氏が携帯電話およびそのコンテンツについて語るというもの。まず最初に登壇した水口氏は、自身がプロデュースする音楽ユニット・元気ロケッツについて言及。氏の口から、音楽とパズルが融合した携帯アプリ『ルミネスモバイル』に、元気ロケッツの楽曲「Breeze」が使用されることが明かされた。
ステージ上に設置された大型スクリーンには、最近公開されたばかりの「Breeze」プロモーションムービーが上映。その映像を見ながら、水口氏は「世界中の人がいいと思ってくれるような歌や映像を、発信できることは非常に魅力的なこと」と語り、今後も意欲的に音楽活動を行っていくことを示した。
また、あわせてXbox LIVEアーケード用STG『Rez HD(仮)』の作品紹介も行われた。実際に『Rez HD(仮)』をプレイしたという水口氏は、「遊んでみて、高解像度というのは人に感動を与えるんだなと、改めて思いました。すみずみまでくっきり見ることができ、いろいろな方向から音も聞こえてきますよ!」と、クオリティアップした『Rez HD(仮)』を力強くアピールしていた。
その後、KDDIの竹之内氏が登場し、「近未来ケータイ会議Vol.1」がスタート。このコーナーでは、水口氏が「ズバリ、i-Phoneについてどう思う?」や「今後、携帯電話は音楽やゲーム、カメラなどのコンセプトに特化した仕様になり、電話の機能がはずれていくのではないか」といった率直な質問や疑問を竹ノ内氏にぶつけ、携帯電話の将来について本音のトークが展開された。
最後に、両名が「ケータイ業界は、ジェット気流のような速さで動いている世界なので、この流れにどう乗っていくかを常に考えていきたい。コンテンツの作り手としては、このような流れに合った皆さんに感動してもらえるものを作っていきたい(水口氏)」、「近い将来、スペック・コンセプト的に本当に自分のほしいケータイが手に入れることができる時代が来ます。ぜひ楽しみにしていただきたい」と挨拶。そして水口氏の「来年はぜひVol.2をやりましょう!」という締めの言葉で、イベントは終了となった。
イベントの司会進行を務めたタレントの久保恵子さん。昨年のTGSでも水口氏とイベントを行っているだけあり、息のあった掛け合いを展開していた。
キューエンタテインメント代表取締役CCO・水口哲也氏。「どんどん進化していくケータイに注目している」と話す氏は、「ケータイオリジナルのおもしろいコンテンツが、今後たくさん出てくると思う」と今後のケータイに期待を寄せていた。
「元気ロケッツという名前の由来は?」と久保さんに聞かれた水口氏は、「いろいろな意味があるけど、「楽曲を聞くだけで元気になる」といった意味が込められている」と返答していた。
左から久保さん、水口氏、竹ノ内氏。
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