News

2007年9月23日(日)

カプコンブース最後のイベントは、熟練ハンターによって“ティガレックス”秒殺!?

 「東京ゲームショウ2007」カプコンブースのイベントステージの最後は、『モンスターハンターポータブル(以下、MHP) 2nd』が飾った。

 「緊急クエスト大会」と題されたこのイベントでは、会場から挑戦者を募って、闘技場で2体の“ティガレックス”を倒すチャレンジクエストが行われた。

 最初のパーティ構成は、太刀×2、ハンマー×1、ボウガンという構成。全員がかなり本作をやりこんでいるようで、痺れ罠などのアイテムを駆使し、あっという間に1体目を撃破してみせた。さらに、2体目が登場するまでの時間を使い、痺れ罠やタル爆弾などを仕込んでいく。ここまではかなり効率重視で狩りを進めてきたのだが……。2体目の“ティガレックス”戦では、メンバーの1人が、蹴りで爆弾を起爆させるという体を張ったギャグを披露。これには会場も大受けで、実況・解説を務めたプロデューサー・辻本良三氏、プランナー・小嶋慎太郎氏も「ナイフ持ってましたよね?」、「魅せてくれますねえ」とご満悦。このように、途中で若干のハプニングはあったものの、これまでの最高記録となる5分39秒というタイムでクエストクリアに成功していた。

 続いての構成は、ハンマー×2、太刀、ボウガンと、1戦目よりさらに攻撃的な武器の組み合わせ。イベントの主旨はクリアタイムを競うというものではないのだが、1戦目のタイムに対抗心が生まれたのか、ハンマー使いの2人は果敢にスタンを狙っていき、1体目撃破の最速記録を更新する。続く2体目を痺れ罠にかけ、爆弾を起動というとき、ここでも1戦目に対抗心が生まれたのか、ボウガン使いが味方を巻き添えにしながら起爆! 大舞台で笑いをとりにいってしまうのは、ハンターの習性なのだろうか……? ハンマー使いがお互いに空にカチあげられる豪快な戦闘の末、1戦目にも劣らない好タイムで“ティガレックス”討伐に成功した。

 チャレンジクエスト終了後は、『MHP』シリーズ最新作、『MHP 2ndG』の発表が行われた。ゲーム内容の説明は、初日の発表と同じものだったので、こちらの記事を参照してほしい。

 イベントの最後には、『モンスターハンター』のファンに向けて小嶋氏から「こんなに多くの人に来てもらえて本当にうれしいです。『MHP 2ndG』開発の燃料になりました」とお礼の言葉が。辻本氏は「『MHP 2ndG』は大阪でバリバリ作っているところです。これから情報を少しずつ出していくので、期待してください」と力強くコメントしていた。

このチャレンジクエストの討伐対象は、『MHP2nd』の顔ともいうべき“ティガレックス”。制限時間は8分となっている。

制限時間が短めなので、閃光玉や痺れ罠をフル活用! 今回のイベントに挑戦したプレイヤーはみなスキルが高く、時折笑いをとる行動を挟みながらも、的確な攻撃を繰り出していた。

最新作『MHP 2ndG』について、「前作に入れられなかったものをすべて入れちゃった、お祭り的ソフト」と形容した辻本氏。シリーズで初めて搭載されるシステムについては“アイルー”がキーになる、とのことだった。


データ

▼『モンスターハンターポータブル 2ndG』
■メーカー:カプコン
■対応機種:PSP
■ジャンル:ACT
■発売日:未定
■価格:未定
■関連記事
2007年9月20日
カプコンブースのステージイベントで『モンスターハンターポータブル 2ndG』を発表!

■関連サイト
『モンスターハンター』公式ポータルサイト
カプコン