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2007年9月5日(水)

赤と緑のスーパーキュートなシスターズが編集部訪問!ピコピコ音の魅力を熱弁!

 8bitバンド「Picopico Sound Generation」でボーカルを務める声さんと白川りささんが、CDアルバム「PSG~Picopico sound Generation~」のPRのために編集部を訪れた。

 「Picopico Sound Generation」とは、元SEX MACHINEGUNSのベーシスト・村井研次郎氏と、さまざまなプロレス団体でアナウンサーを務める山本“ヤマモ”雅俊氏が結成したバンド。彼らが手掛けるジャンル「8bitミュージック(チップチューンとも言われる)」とは、80年代に発売されたゲーム機のBGMをイメージさせる楽曲で、「無機質で独特なチープ感」を特徴としている。

 7月25日に発売されたCDアルバム「PSG~Picopico sound Generation~」は、彼らのデビュー盤。収録曲はアニメソングがメインで、「ハッピー☆マテリアル」や「ETERNAL BLAZE」といった、アニメファンにはおなじみの曲がカバーされている。また、『超兄貴』の新イメージソング「魔法大漢 ブラズァ~☆ガイ」が、新生『超兄貴』プロジェクトに先行して収録されていることも見逃せない。

 本日9月5日、本アルバムにボーカルとして参加したマルチコスプレタレントの声さんと、雑食腐女子タレントの白川りささんがメディアワークスを訪問してくれたので、「8bitミュージック」と、本CDの魅力について語ってもらった。

雑食腐女子タレントの白川りささん。さまざまなCDにボーカル・コーラスとして参加している他、ミュージカル「ギャラクシーエンジェル」では“フォルテ・シュトーレン”を演じた。 マルチコスプレタレントの声さん。テレビ番組の司会、バンド活動、キャットファイトと、多彩な分野で活躍中。

――まず、お2人が普段どんな活動をしているのから教えてください。
さん:普段は、いろんなことをしています。
――ざっくりし過ぎです(笑)。
さん:バンド活動だとか、コスプレしてリングの上でキャットファイトしたりとかしています。山本さんは、そのリングでリングアナを担当しているんですよ。
白川さん:なにをやってる人かと聞かれると、オレはなにをやってる人なのか教えてくれと、逆にこっちが聞きたいくらいでして。基本は夢見るプチニートで、今はネットゲーム廃人ですね。
――は、はい。
白川さん:もうちょっと具体的に言うとですね(笑)。歌のお仕事をやっていたんですが、最近は「ギャラクシーエンジェル」のミュージカルに出演させてもらったりして。そういった辺りを拠点に活動しているオタクです。
――では、「PSG~Picopico sound Generation~」に参加したきっかけは?
白川さん:赤裸々に話していいんですか?(笑) 以前一緒にお仕事をさせていただいた方に、「かっこいいライブがあるからいかない?」と誘われて、それが研次郎さんのライブだったんですけど。ライブが終わった後、ご飯にも誘っていただいて、みんなで食べて飲んであひゃひゃー! と盛り上がっていたら、いつの間にかこの格好をしていました。
さん:私は地下室に隠れていたところ、マンホールを開けられて引っ張り出されました。
――山本さんにひきずり出されたんですか?
さん:研次郎さんがリクエストしてくださったんです。以前、大槻ケンヂさんの楽曲にコーラスで参加したことがあって、そのアルバムには研次郎さんもプレイヤーとして参加していて。そういう経緯があって、山本さん経由でお話がつながったと。

――最初に「8bitサウンド」をやる、と言われた時、どう思われました?
さん:もともとこのジャンルの音がすっごい好きだったんですよ。80年代のシンセサイザーのチープな音を使った歌謡曲、テクノ歌謡っていうんですけど、それが大好きで。そこから派生して、ファミコンの音源を使った曲も大好きなんですね。なので、一番やりたかったジャンルの音楽ができるので、うれしかったです。アニメソングも大好きなので、そのカバーというのもめちゃめちゃうれしかったですね。
白川さん:私は重度のアニソンヲタなんですよ。3度の飯より好き。それはちょっと言い過ぎた。なので、アニソンのカバーというのはうれしかったんですけど。ただ、「8bit」の音に肉声が乗った時、いい音になるのかなあという不安はありましたね。
――視聴させていただきましたけど、すごく馴染んでいたと思いますよ。
さん、白川さん:ありがとうございます!
――では、お2人から見たこのアルバムのポイントを教えてください。
さん:音程がとれているんだかとれていないんだか(笑)、難しかった分おもしろかった「禁じられた遊び」ですね。
白川さん:私は曲全般のコーラスを担当させてもらったんですけど、いい感じにピコっとした音とかぶさって、おもしろい感じになっていると思うんです。なので、どの曲っていうよりも、コーラスと主線と音、サウンド全体の薄っぺらい広がりを楽しんでもらえればと(笑)。
――音の数自体は少ないですもんね。
白川さん:そうなんですよ。でも、確かに薄っぺらいらいんですけど、3次元のもう1つの点がどこかに現れるみたいな不思議な空間があるんで、そういうところを感じてもらえれば。聞くというよりも感じてほしいですね。

――他のアーティストの方からも、このジャンルの楽曲がリリースされていますが、意識はされました?
さん:私は最近のものはぜんぜん。もっと古いテクノ歌謡は、参考にするというか、普通に好きで聞いてましたけど。
白川さん:私は、桃井はるこさんのアルバムを勉強のために聞いてみようと思いまして。で、最初は「ふんふんなるほど」って聞いてたんですけど、そのうち「モモーイかわいいハァハァ!モモーイ!」ってなって、気が付いたら勉強する前に聞き終わってました。
――普通にファンじゃないですか(笑)。
白川さん:桃井さんにハァハァしただけで終わりました。
――その辺が雑食たる所以と。
白川さん:ほんと雑食ですね。ダメなのはメカミリくらいで。
――メカミリ……?
白川さん:鉄道関係とかミリタリー関係なんですけど、そっち方面はちょっとわからないんですけど、あとはなんでも美味しくいただきます。
――では、プロレス方面はいかがですか?
白川さん:プロレスよりは、もうちょっと格闘技寄りのほうが好きかな。キャットファイトもまだ見たことないんですよね。
――声さんの応援に行かれたりとかは?
白川さん:応援に行ったら、関係者にスカウトされるのはわかってるんで、あえて行かないようにしています(笑)。この身長とこの身体(170cm B93 W62 H88)なので……。
――声さんから白川さんを見たら、素材的にはいかがですか?
さん:絶対強いと思うんですけど(笑)。
白川さん:インドア派なので、体使いたくないです(笑)。でも賞品がかかったら頑張るかもしれない。優勝賞品がJ9シリーズ三部作(銀河旋風ブライガー、銀河烈風バクシンガー、銀河疾風サスライガー)の全巻セットだったら、いろいろ技を覚えて、腕1本なくすくらいは覚悟して出場します。
――普通に購入したほうがいいのでは……。ちなみに声さんは必殺技とかあるんですか?
さん:ジャックナイフ固めとかフランケンシュタイナーはよく使いますね。あとはこの前初めてちゃんと決められた技があるんですけど、名前がいつも思い出せない(笑)。スペイン語とかそういう感じの技名だと思うんですけど……。
――ラ・マヒストラルとか、そういう系の……。
さん:それです! それ!
――あ、これですか(笑)。
さん:すごい! ラ・マヒストラル。ラ・マヒストラル。ラ・マヒストラルが覚えられない(笑)。決まった時は気持ちよかったです!
――なるほどー。とにかく、ケガにだけは気をつけて頑張ってくださいね。
さん:はい、頑張ります!
白川さん:あのー、私には必殺技聞いてくれないんですか?
――あ。白川さんの必殺技を教えてください。
白川さん:寝落ちです。
――それは迷惑な必殺技ですね。
白川さん:ある意味必殺です。

――えーと、だいぶ脱線してしまったんですけど、今後の展開や、やってみたいことを聞かせてください。
さん:たくさんありすぎるんですけど、今回のアルバムは最近のアニメの曲が多かったんですが、古いアニソンの中にもたくさんいい曲があるんで、そういう曲もやってみたいですね。あとは特撮! ピコピコ音と特撮の曲はタッチが違いそうですけど、根底にあるソウルは通じるものがあると思うので、チャレンジしてみたいですね。
白川さん:ほとんど同じ意見なんですけど、アニソンオタとしては新旧問わず。むしろちょっと古めを作品からほじくり返したいですね。王道と言われるところから、こんなのあったっけ? みたいなものまで。それと、私は洋楽オタでもあるので、洋楽のスタンダードをピコピコ音でできたらおもしろいかなと思いますね。
――では最後に、読者にメッセージをお願いします。
さん:アニソン好きの方も、ピコピコ好きな方も、まったく両方知らないという人も(笑)、聞いてみると快感が得られますので、一度聞いてみてくださいね。
白川さん:いままであった音楽とはまた違った広がり方をする楽曲ばかりなので、ぜひお試しください。ヘッドホンを使うと、おもしろい広がりが感じられれると思いますよ。

お次は編集部訪問!
「8bit音楽」をメディアワークスに普及させるべく、編集部のあるフロアに足を踏み入れた2人&自分。目標は社内のBGMを「8bit音楽」にすることである。
しかし、入口で弊社の出版物を見つけ、しばし読みふける。目が本気だ。
2人の姿をめざとく見つけ、ふらふら近寄ってきた電撃「マ)王のA川! ブ厚さに定評のある攻略本で撃退してもらった。
※決してマネをしないでください。

電撃オンラインからピコピコ音楽にしよう!
普及活動で大事なことは権力者に媚びを売るべきだと思ったので、まずは「電撃オンライン」デスク・yk3のご機嫌を取ってもらった。かなりの効果があったようだ。
続いて「電撃オンライン」の若頭ことkbjにお茶のサービス。こちらもかなりの効果があったようだ。

布教活動の成果は……?
お2人が帰った後、kbjに「PSG~Picopico sound Generation~」を聞かせてみる。感想は「いやー、2人ともかわいかったッスね!!」とのこと。しまった、2人がかわいすぎたせいで曲が頭に入ってない! 残念ながら今回の普及活動は失敗に終わりましたごめんなさい;x; ていうかそもそも社内BGMそのものがなかった。

 80年代のゲームミュージックを愛する人、アニメソングを愛する人、テクノ歌謡を愛する人、幅広い層にアプローチする「PSG~Picopico sound Generation~」は、現在好評発売中。公式サイトで収録曲の視聴ができるので、興味を持った人はぜひチェックしてみてほしい。



(C)extreme

データ

▼「PSG~Picopico sound Generation~」
■発売元:エクストリーム
■販売元:ビーエムドットスリー
■品番:EXAT-01
■発売日:発売中(2007年7月25日)
■価格:3,150円(税込)

■収録曲一覧
1.「魔法大漢 ブラズァ~☆ガイ」 feat.Vo 声、白川
2.「ハッピー☆マテリアル」 feat.Vo 声
3.「プラチナ」 feat.Vo 声、白川
4.「トップをねらえ! メドレー」 feat.Vo 声、白川
5.「ETERNAL BLAZE」 feat.Vo 声、白川
6.「禁じられた遊び」 feat.Vo 声
7.「魔法大漢 ブラズァ~☆ガイ」(uneffected version)
8.「ハッピー☆マテリアル」(uneffected version)
9.「プラチナ」(uneffected version)
10.「トップをねらえ! メドレー」(uneffected version)
11.「ETERNAL BLAZE」(uneffected version)
12.「禁じられた遊び」(uneffected version)
13.「POP STAR」(uneffected version)

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■関連サイト
【PSG】official web site
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