2008年1月15日（火）
1月放映スタートのアニメ「PERSONA-trinitysoul-」キャスト陣のコメントをお届け！
2008年1月より放映開始となったTVアニメ「PERSONA-trinity soul-（ペルソナ～トリニティ・ソウル～）」。その第2話のアフレコ収録が、都内のスタジオにて行われた。
本作は、アトラスより発売されたPS2用ソフト『ペルソナ3』を原案にしたTVアニメ。高校生の少年“神郷慎（かんざとしん）”とその弟“洵（じゅん）”、そして“慎”の兄にして警察署長の“諒（りょう）”という3兄弟を軸に、未来型新興都市「綾凪市」で発生する「表裏反転死体事件」など数々の怪奇事件の謎についてつづられる。
そんな本作に出演する“神郷慎”役の岡本信彦氏、“神郷諒”役の子安武人氏、“神郷洵”役の沢城みゆきさん、“茅野（かやの）めぐみ”役の阿澄佳奈さん、“榊葉拓朗（さかきばたくろう）”役の田坂秀樹氏、“守本叶鳴（もりもとかなる）”役の中原麻衣さんからコメントをうかがうことができた。以下に掲載していくので、本作の放送を楽しみに待っているという人は、ぜひご覧いただきたい。
――まず、ご自身が演じている役の紹介をお願いします。
中原さん：“叶鳴”はとても引っ込み思案な女の子です。今回のアフレコが初めての出番ということで、まだ完全に役を掴みきっているとは言えないんですけれど、すごく成績優秀でなんでもソツなくこなすけれども、他人とのコミュニケーションが上手ではないという、お嬢様気質の子です。
阿澄さん：“めぐみ”は、“慎”のクラスメイトで、明るくて元気がいいというわかりやすいキャラクターですね。街で流行している「影抜き」という遊びがあるんですが、それを人一倍嫌っています。そこには何か理由があるらしいんですけど……。これから明らかになっていくんだろうと思います。
子安氏：僕の演じる“諒”は、“神郷”兄弟の長兄にして、綾凪警察署の署長です。20代後半という若さで警察署長を務めつつ、街で起こっている事件を探っています。とてもクールで、何かを思っているフシがあるんですけれど、今までのところだと表には出てきていないので、その辺りに注目してもらいたいですね。
岡本氏：“慎”くんは、一言で言えば素直な子なんだろうなと思います。自分の体験したことを「ブオーン！」とか「バーン！」といったように擬音で説明するような、感覚的に話をする癖があって、個人的にはとても好きです。明るい子ですね。
沢城さん：“洵”は3兄弟の末っ子で中学2年生なんですが、印象としては14才の男の子が持っているであろう多感なものよりも、もう少し年齢の低い子が持っているような、中性的な魅力のある子かなと思っています。ですから私も少し小さめな感じで役作りをしています。お兄ちゃんの“慎”くんがちょっと抜けているところもあるので(笑)、さっき言ったところとは矛盾するんですが、大人っぽい部分もあると感じています。中性的というところがキーワードになりそうなキャラクターです。
田坂氏：“拓朗”は、“慎”くんのクラスメイトで、アフロでリーゼントなのですが、どうやら秘密があるようです。(沢城さん：ホントに？、子安氏：それ重要なの？(笑))そうらしいですよ。それが今後の展開に重要な影響をおよぼすのかどうか……楽しみにしてください(笑)。見た目にインパクトのあるキャラクターですが、性格的に軽いところがあるのでそういう役作りをしています。
――現在、第2話まで収録が行われていますが、ここまでの部分で皆さんが思う見どころについてお聞かせください。
中原さん：「ペルソナ～トリニティ・ソウル～」は、元々ゲームがあって、それをベースにしたアニメーションだということで、まだゲームとどうつながるのかわかりませんが、そこが楽しみですね。ここは大きな魅力だと思います。
阿澄さん：まだ始まったばかりで謎だらけなんですが、そこがどのように明らかになっていくのかというところに注目したいですね。それと、ストーリーがどのように展開していくのかも楽しみです。
子安氏：タイトルが「ペルソナ～トリニティ・ソウル～」なんで、ペルソナがらみの話が大きなポイントになるかと思うんですが、ミステリアスで予想できないところが大きいですね。ただ、カメラは“神郷”三兄弟を中心に映しているんで、その辺りにいろいろな事件が集約していく形になるんでしょうね。それと僕はこの作品の中で大人代表といった感じのキャラクターなんで、子ども側と大人側の考え方の違いなんかもきっと出てくるんじゃないかな。人間関係のおもしろさや複雑さ、恋愛とかもきっと重要な要素だと思うんで、その辺りにも注目してください。
岡本氏：“神郷”三兄弟の過去というものがどんどん明かされていくにつれて、そこが基点となって見どころが増えていくんじゃないかと思います。もちろん今の時点では、ストーリーがどういう展開になるのかわからないので、これは憶測になってしまうんですが。
沢城さん：“洵”は1人で生きているようなフシがあるんですね。そんな彼が最終回までに、誰とでもいいんですが、世界とつながることができるのかというところが気になっている部分ですね。後は長兄の“諒”とどう接していくのかも、ものすごく楽しみで気になるところです。その辺りを踏まえて3兄弟の関係の変化に注目したいと思います。
田坂氏：作品世界のワードとして「ペルソナ」や「影抜き」というものがあるんですが、まだ今の段階ではそれらがどういったものなのかまだわかっていない状態なので、その辺りが僕自身も注目したいと思っているポイントです。例えばどういった人が「ペルソナ」を使えて、どういった人が使えないのか……そういったところが気になっています。
また本日より、インターネットラジオステーション＜音泉＞にてWebラジオ「ペルソナ ラジオ」の配信がスタートしている。こちらは岡本氏と子安氏がパーソナリティを務める番組で、毎週火曜日に更新される。アニメを見ているという人は、こちらもチェックしてみてはいかが？
【放送局】TOKYO MX、MBS、CBC、テレ玉、tvk、チバテレビ、アニマックス、BS11
【放送開始予定】2008年1月
【スタッフ】(敬称略)
原案：PS2用ソフト『ペルソナ3』(ATLUS)
監督：松本淳
メインキャラクター原案：副島成記(ATLUS)
シリーズ構成：むとうやすゆき
キャラクターデザイン：石井百合子
ペルソナデザイン：玄馬宣彦
音楽：岩崎琢
アニメーション制作：A-1 Pictures
【キャスト】(敬称略)
“神郷慎”役：岡本信彦
“神郷諒”役：子安武人
“神郷洵”役：沢城みゆき
“茅野めぐみ”役：阿澄佳奈
“榊葉拓朗”役：田坂秀樹
“守本叶鳴”役：中原麻衣
“紫倉統馬”役：浪川大輔
“紀本祐史”役：飛田展男
“瀬能壮太郎”役：高城元気
“橘花沙季”役：佐古真弓
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| コメントをいただいた出演陣。前列左から子安武人氏、岡本信彦氏、沢城みゆきさん。後列左から中原麻衣さん、田坂秀樹氏、阿澄佳奈さん。 |
本作は、アトラスより発売されたPS2用ソフト『ペルソナ3』を原案にしたTVアニメ。高校生の少年“神郷慎（かんざとしん）”とその弟“洵（じゅん）”、そして“慎”の兄にして警察署長の“諒（りょう）”という3兄弟を軸に、未来型新興都市「綾凪市」で発生する「表裏反転死体事件」など数々の怪奇事件の謎についてつづられる。
そんな本作に出演する“神郷慎”役の岡本信彦氏、“神郷諒”役の子安武人氏、“神郷洵”役の沢城みゆきさん、“茅野（かやの）めぐみ”役の阿澄佳奈さん、“榊葉拓朗（さかきばたくろう）”役の田坂秀樹氏、“守本叶鳴（もりもとかなる）”役の中原麻衣さんからコメントをうかがうことができた。以下に掲載していくので、本作の放送を楽しみに待っているという人は、ぜひご覧いただきたい。
――まず、ご自身が演じている役の紹介をお願いします。
中原さん：“叶鳴”はとても引っ込み思案な女の子です。今回のアフレコが初めての出番ということで、まだ完全に役を掴みきっているとは言えないんですけれど、すごく成績優秀でなんでもソツなくこなすけれども、他人とのコミュニケーションが上手ではないという、お嬢様気質の子です。
阿澄さん：“めぐみ”は、“慎”のクラスメイトで、明るくて元気がいいというわかりやすいキャラクターですね。街で流行している「影抜き」という遊びがあるんですが、それを人一倍嫌っています。そこには何か理由があるらしいんですけど……。これから明らかになっていくんだろうと思います。
子安氏：僕の演じる“諒”は、“神郷”兄弟の長兄にして、綾凪警察署の署長です。20代後半という若さで警察署長を務めつつ、街で起こっている事件を探っています。とてもクールで、何かを思っているフシがあるんですけれど、今までのところだと表には出てきていないので、その辺りに注目してもらいたいですね。
岡本氏：“慎”くんは、一言で言えば素直な子なんだろうなと思います。自分の体験したことを「ブオーン！」とか「バーン！」といったように擬音で説明するような、感覚的に話をする癖があって、個人的にはとても好きです。明るい子ですね。
沢城さん：“洵”は3兄弟の末っ子で中学2年生なんですが、印象としては14才の男の子が持っているであろう多感なものよりも、もう少し年齢の低い子が持っているような、中性的な魅力のある子かなと思っています。ですから私も少し小さめな感じで役作りをしています。お兄ちゃんの“慎”くんがちょっと抜けているところもあるので(笑)、さっき言ったところとは矛盾するんですが、大人っぽい部分もあると感じています。中性的というところがキーワードになりそうなキャラクターです。
田坂氏：“拓朗”は、“慎”くんのクラスメイトで、アフロでリーゼントなのですが、どうやら秘密があるようです。(沢城さん：ホントに？、子安氏：それ重要なの？(笑))そうらしいですよ。それが今後の展開に重要な影響をおよぼすのかどうか……楽しみにしてください(笑)。見た目にインパクトのあるキャラクターですが、性格的に軽いところがあるのでそういう役作りをしています。
――現在、第2話まで収録が行われていますが、ここまでの部分で皆さんが思う見どころについてお聞かせください。
中原さん：「ペルソナ～トリニティ・ソウル～」は、元々ゲームがあって、それをベースにしたアニメーションだということで、まだゲームとどうつながるのかわかりませんが、そこが楽しみですね。ここは大きな魅力だと思います。
阿澄さん：まだ始まったばかりで謎だらけなんですが、そこがどのように明らかになっていくのかというところに注目したいですね。それと、ストーリーがどのように展開していくのかも楽しみです。
子安氏：タイトルが「ペルソナ～トリニティ・ソウル～」なんで、ペルソナがらみの話が大きなポイントになるかと思うんですが、ミステリアスで予想できないところが大きいですね。ただ、カメラは“神郷”三兄弟を中心に映しているんで、その辺りにいろいろな事件が集約していく形になるんでしょうね。それと僕はこの作品の中で大人代表といった感じのキャラクターなんで、子ども側と大人側の考え方の違いなんかもきっと出てくるんじゃないかな。人間関係のおもしろさや複雑さ、恋愛とかもきっと重要な要素だと思うんで、その辺りにも注目してください。
岡本氏：“神郷”三兄弟の過去というものがどんどん明かされていくにつれて、そこが基点となって見どころが増えていくんじゃないかと思います。もちろん今の時点では、ストーリーがどういう展開になるのかわからないので、これは憶測になってしまうんですが。
沢城さん：“洵”は1人で生きているようなフシがあるんですね。そんな彼が最終回までに、誰とでもいいんですが、世界とつながることができるのかというところが気になっている部分ですね。後は長兄の“諒”とどう接していくのかも、ものすごく楽しみで気になるところです。その辺りを踏まえて3兄弟の関係の変化に注目したいと思います。
田坂氏：作品世界のワードとして「ペルソナ」や「影抜き」というものがあるんですが、まだ今の段階ではそれらがどういったものなのかまだわかっていない状態なので、その辺りが僕自身も注目したいと思っているポイントです。例えばどういった人が「ペルソナ」を使えて、どういった人が使えないのか……そういったところが気になっています。
また本日より、インターネットラジオステーション＜音泉＞にてWebラジオ「ペルソナ ラジオ」の配信がスタートしている。こちらは岡本氏と子安氏がパーソナリティを務める番組で、毎週火曜日に更新される。アニメを見ているという人は、こちらもチェックしてみてはいかが？
データ
■TVアニメ「PERSONA-trinity soul-」【放送局】TOKYO MX、MBS、CBC、テレ玉、tvk、チバテレビ、アニマックス、BS11
【放送開始予定】2008年1月
【スタッフ】(敬称略)
原案：PS2用ソフト『ペルソナ3』(ATLUS)
監督：松本淳
メインキャラクター原案：副島成記(ATLUS)
シリーズ構成：むとうやすゆき
キャラクターデザイン：石井百合子
ペルソナデザイン：玄馬宣彦
音楽：岩崎琢
アニメーション制作：A-1 Pictures
【キャスト】(敬称略)
“神郷慎”役：岡本信彦
“神郷諒”役：子安武人
“神郷洵”役：沢城みゆき
“茅野めぐみ”役：阿澄佳奈
“榊葉拓朗”役：田坂秀樹
“守本叶鳴”役：中原麻衣
“紫倉統馬”役：浪川大輔
“紀本祐史”役：飛田展男
“瀬能壮太郎”役：高城元気
“橘花沙季”役：佐古真弓
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■関連サイト
・「PERS0NA-trinity soul-」公式サイト
・インターネットラジオステーション＜音泉＞