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2008年1月21日(月)

今をトキめく人気声優が揃い踏み!『幕末恋華・花柳剣士伝』ファン感謝イベント開催

 ディースリー・パブリッシャーは、1月20日に東京・港区の「メルパルク東京」にて、PS2用ソフト『幕末恋華・花柳剣士伝』のファン感謝イベント「恋華の宴・寿(昼夜2回公演)」を行った。


 『幕末恋華・花柳剣士伝』は、2007年10月に同社から発売された幕末が舞台の女性向けアドベンチャーゲーム。主人公の“志月倫”が、激動の時代を生き抜いていく中でさまざまな志士たちと出会い、彼らと恋に落ちていく様が描かれている。

 今回のイベントには、宮野真守氏(“咲彦”役)、諏訪部順一氏(“辰巳”役)、松風雅也氏(“相馬肇”役)、吉野裕行氏(“三木三郎”役)、加藤木賢志氏(“大石鍬次郎”役)、羽多野渉氏(“中村半次郎”役)、谷山紀章氏(“陸奥陽之助”役)、高橋広樹氏(“富山弥兵衛”役)、皆川純子さん(“鹿取菊千代”役)の総勢9名が出演。寸劇あり、朗読劇あり、ライブありの盛りだくさんな内容のイベントとなった。ここでは、昼公演の模様を写真とともにお届けする。


 イベントは、宮野氏のライブからスタート。大勢のファンの前で、『幕末恋華・花柳剣士伝』のOPテーマ「天壌無窮」を高らかに歌い上げた。
 その後、宮野氏、松風氏、谷山氏の3名が登場し、コメディタッチな寸劇「これが武道の心得で候」が行われた。寸劇は、イベント観客に“咲彦”役の宮野氏が剣の構え方を、“陸奥陽之助”役の谷山氏が得意の英語を教えるという内容。絶妙な掛け合いで、テンポよく劇を進める宮野氏と松風氏だったが、途中から登場した谷山氏の手にはなぜか台本が……。「この劇が、アドリブ劇ではないことを証明するために持ってきた!」と豪語する谷山氏に、台詞をばっちり覚えてきていた宮野氏と松風氏は大ブーイングだった(笑)。

▲稽古では、宮野氏が「正眼の構え」を観客に手取り足取りレクチャー。また谷山氏は、「I am chicken. Please help me!(私は臆病者です。助けてください!)」というフレーズを、身振り手振りを付けて説明していた。


 続いて、松風氏が“相馬肇”のキャラクターソング「探」を熱唱。歌の途中で、歌詞を間違えるハプニングもあったが、観客からは大きな声援と拍手を受けていた。そしていよいよ、出演者全員が登場する朗読劇「新春★大争奪戦! ~これは、夢か現か幻か!?~」へ。劇では、諏訪部氏演じる“辰巳”が賭場で儲けたお金の使い方をみんなで考えるうちに、互いの好きな相手を探り始めるというストーリーが展開。劇終盤には、各人が舞台中央で想い人へ告白する場面もあり、会場の乙女たちは嬌声をあげながら大よろこびしていた。

▲ちなみに、朗読劇の告白シーンで最も大きな歓声を受けていたのは、“鹿取菊千代”役の皆川さんだった。

 朗読劇が終わると、高橋氏の司会進行で出演声優陣によるトークコーナーがスタート。開始早々、寸劇に台本を持ち込んだ谷山氏を糾弾(?)する展開に。「イベント前日に3人揃って稽古までしたのに」と言う宮野氏に対し、谷山氏は「持ち込んだ理由は、77個くらいある」とかなり苦しい言い訳をしていた。
 朗読劇については、吉野氏が「これだけ大人数のメンバーが、今回初めて一堂に会したワケですが、みんな本当に台本にないことをやってくれますよね~。ビックリします。台本通りにやろうとすると、どこで台詞を言ったらいいのかわからなくて」とコメントし、会場を笑わせていた。
 また、松風氏は「個人的なことですが……」と前置きした上で、先ほどのライブコーナーで歌詞を間違えたことを観客に謝罪。しかし高橋氏が、追い打ちをかけるように本イベントがDVDとして発売されることについて言及すると、松風氏は「ああああ~……」とさらにうなだれていた。

 次いでクイズコーナーに。幕末に関係する三択クイズが5問出題されるこのコーナーでは、最も成績が悪かった人は「究極の質問」に答えなければならない罰ゲームが用意されていたため、出演者たちはボケることもなく真剣に回答。最初の1問目から答えを間違えた松風氏は、加藤木氏に相談したり観客から答えをこっそり教えてもらったりしていた。しかし最後は、宮野氏、谷山氏、松風氏が仲よく2問不正解という結果で、罰ゲームの洗礼を受けていた。

▲左から、吉野裕行氏、加藤木賢志氏、松風雅也氏、谷山紀章氏、宮野真守氏、諏訪部順一氏、羽多野渉氏、皆川純子さん。

▲トークコーナーの司会進行は、高橋氏(写真左)が担当。また、この日ブラックのベストを着ていた羽多野氏は、諏訪部氏や吉野氏をはじめとする出演者たちから「いい“チョッキ”着てるねえ。かわいいよ」と散々イジられていた。

▲クイズコーナーで不正解を重ね、罰ゲームをすることになりうなだれる松風氏(写真左)、谷山氏(写真中央)、宮野氏(写真右)。

 2月21日発売のPS2用ソフト『ラストエスコート2 ~深夜の甘い棘~』や、3月27日発売のDS用ソフト『VitaminX Evolution』のCM映像を挟んで、ライブコーナーへ突入。羽多野氏が「真実の花」、加藤木氏が「晦冥の刃」、谷山氏が「優越」、高橋氏が「東西南北」、諏訪部氏が「問」、皆川さんが「無」と、それぞれ自身のキャラクターソングを歌い上げた。トリは吉野氏が務め、『幕末恋華・花柳剣士伝』のEDテーマ「願ひ華」を熱唱した。


 その後は、プレゼント抽選会を経て、エンディングへ。出演者全員がステージに上がり、観客に挨拶を行った。最後は、司会進行を務めた高橋氏が「寒い中、本日はありがとうございました。家に帰るまでがイベントです。風邪など引かぬよう、気を付けてください!」と締め、『幕末恋華・花柳剣士伝』のファン感謝イベント「恋華の宴・寿」は大盛況のうちに終了した。



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(C)2007 D3 PUBLISHER

データ

▼『幕末恋華・花柳剣士伝』
■メーカー:ディースリー・パブリッシャー
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:発売中(2007年10月4日)
■価格:7,140円(税込)

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