【ガンスリ連載インタビュー】第2回:水野理紗さん――「馴染みやすく心地よい空気感」
ついに放送が始まったTVアニメ「GUNSLINGER GIRL - IL TEATRINO -」。ヒロインを演じる声優さん1人1人に話を聞く連載企画の第2回は、クラエス役の水野理紗さん。
――この役に決まった時、最初にどう思いましたか?
水野さん:私はこれまで、大人の女性を演じることが多かったんですね。だから、少女の姿をしている“クラエス”を演じるのは冒険というか、今までの自分にない挑戦にも思えました。
――冒険ですか(笑)。
水野さん:“クラエス”役に決まったと聞いた時は、信じられなかったくらいですよ(笑)。でも、自分の中にも意外な面があるのかなって気づかせてくれたオーディションでしたね。演じているうちに地声へ近づいてきて、だんだん低くなってきちゃってるような気も……いやいやいや(笑)。ただ、役とはめぐり逢いだと思っているんです。演じさせていただけると決まった時に、“クラエス”と出逢ったんだなって。私なりに、頑張ろうという気持ちになりました。
――作品の雰囲気や物語全体について、イメージや印象を聞かせてください。
水野さん:夕暮れでオレンジのイメージ、ですね。資料で見せてもらったイタリアの街並みが、とてもキレイだったんです。
――空気感などについては、いかがでしょう。
水野さん:作品のイメージについて、スタッフの方から「カトリックの雰囲気」というのを最初にうかがいました。私はカトリック系の学校に通っていたものですから、空気感や全体に漂う厳かな雰囲気が馴染みやすいですね。私が特別、クリスチャンではないんですけれど。聖書などが普通に生きづいているところが馴染みやすく、心地よいんですね。カトリックならではの厳かさや空気感を与えてくれる作品です。
――ご自身が演じたキャラクターの担当官をどう思いますか?
水野さん:このご質問をいただくたび、いつもこう答えているんですけども(笑)。“クラエス”の設定にならいまして、「記憶にございません」です(笑)。
――読者に向けてメッセージを。
水野さん:出演者、スタッフともども精一杯頑張っています。温かく見守ってくださいませ。
――ありがとうございました!
(C)相田裕/メディアワークス・マーベラスエンターテイメント
データ
TVアニメ『GUNSLINGER GIRL ― IL TEATRINO ―』概要
■放送日、放送枠
TOKYO MX:毎週月曜日27:00~
テレビ大阪:毎週水曜日26:55~
中京テレビ:毎週水曜日27:14~
※上記放送日時は、予告なく変更される場合があります。
■キャスト(以下敬称略)
“ヘンリエッタ”役:阿久津加菜
“リコ”役:塩野アンリ
“トリエラ”役:榎本温子
“クラエス”役:水野理紗
“アンジェリカ”役:花澤香菜
“ジョゼ”役:三戸耕三
“ジャン”役:子安武人
“ヒルシャー”役:松風雅也
“マルコー”役:矢尾一樹
“ピノッキオ”役:岸尾だいすけ
“フランカ”役:平田絵里子
“フランコ”役:安元洋貴
“クリスティアーノ”役:うえだゆうじ
■スタッフ
原作・総監修:相田裕
総監督:石踊宏
監督:真野玲
シリーズ構成:相田裕
シリーズ構成協力:浦畑達彦
脚本:相田裕、浦畑達彦
音楽:大谷幸
アニメーション制作:アートランド
製作:マーベラスエンターテイメント
■CD情報
OPテーマ「たった1つの想い」(1月23日、税込1,260円)
EDテーマ「doll/human」(1月30日、税込1,260円)
■DVD情報
発売日:2008年3月25日(以降、毎月1巻ずつリリース予定)
第1巻価格:初回限定版3,990円(税込)/通常版2,940円(税込)
第1巻初回特典:名場面をピクチャー仕様で切り抜いたブロマイドセット
第1巻映像特典ディスクの内容は以下の通り。
・イタリア旅紀行
・各話ノンテロップED
・キャラPV(ヘンリエッタ)
・DVDvol.1 TV-CM
■関連サイト
・「GUNSLINGER GIRL - IL TEATRINO -」公式サイト
・電撃萌王ブログ