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2008年1月9日(水)

『WO』に日本独自のキャラクター追加!出演声優コメントも掲載

 ベルクスは、PC用MMORPG『Wonderland ONLINE(ワンダーランドオンライン)』において、明日1月10日10:00に日本オリジナルキャラクター2体を実装する。

 今回新たに追加されるキャラクターは、“かりん”と“十蔵”の2人。彼らは、日本独自の完全オリジナル仕様で実装されるアップデートの1つで、今までの主人公キャラクター同様に声優によるボイスデータが収録されている。
電撃オンラインでは、“かりん”役の名塚佳織さんと“十蔵”役の石川英郎氏にインタビューを行ったので、以下に各キャラクターのプロフィールや画像とともにお届けしていこう。

■“かりん・リープトルート”(CV:名塚佳織さん)
 日本人とドイツ人のハーフ。上流階級のお嬢様で、執事もいるらしい。仲よくならないと笑顔を見せない彼女だが、本当は素直で優しい少女。

──まず、“かりん”というキャラクターの印象を伺えますか?
名塚佳織さん(以下名塚、敬称略):最初にイラストを見せてもらったときは、「ツンデレ」か「お嬢様系」なのかなと思っていました。それで実際に台本を読んでみたら、やっぱり「ツンデレ」キャラクターだということで、キャラクターの方向性はあっていたので、まずそこで安心しました(笑)。

──名塚さんが演じられた中では、「ツンデレ」キャラクターというのは少ないと思うのですが?
名塚:少ないですね。私が「このキャラクターは「ツンデレ」だな」と思ったのは、2回目だと思います。今まで妹系のキャラクターを演じることが多かったので、「妹キャラクター」でグっとくるところは分かるんですが、少し前までは「ツンデレ」のよさというのが分からなかったんですよ。でもこの間、別の「ツンデレ」キャラクターを演じたときに、「一番素直な子なのかな」という印象を抱くようになりました。素直だからこそうまく自分を表に出せないというか、小学生の男の子が好きな子にちょっかいを出すような感じなのかなと。そう考えると「ツンデレ」のかわいさが分かるような気がしてきました。だから、“かりん”は女の子になりきれない少年っぽい感じの子っていうイメージで演じています。

──“かりん”を演じるにあたって注意した部分などはありますか?
名塚:そんなに何かを考えながら演じていたわけではないので(笑)。ただ、素直な子だというのが印象的だったので、そのときそのときの気持ちを素直にぶつけられたらな、と思いながら演じていました。今回はセリフだけで絵がないということもあって、「ここは甘えてほしい」とか「ここはビシっとしてほしい」という指示を受けないと分からない部分もあるんですが、言ってもらえればそんなにやりにくかったと言う感じはしなかったです。

──イベントシーンがかなりあったと思いますが、その中でお気に入りのものなどはありますか?
名塚:悲しくはあるんですけど、みんなが自分のために戦って死んでいくところは印象に残っています。あるキャラクターが死ぬシーンで、どこからテンションを上げていいのか分からなくて、何回かやらせてもらいました。最後はかなり涙と鼻水があふれていて(笑)、逆にどうやって戻したらいいのか分からなくなるくらいで。ビシっとセリフを言わなくちゃいけないシーンもあったのですが、ユルっとなってしまったんじゃないかと思いつつやりました。それくらいテンションを上げられる流れに作られていたので、全体的にすごくやりやすかったです。

──『ワンダーランドオンライン』は海難事故で島に打ち上げられるところから始まりますが、もし無人島に3つだけ何かを持っていけるとしたら、何を持っていきますか?
名塚:明かりと水と……あとは米好きなので、お米ですね。あとはなんとかなるかなという気がします(笑)。魚や肉は現地調達できるかも知れないですけど、米は植えてすぐというわけにもいかないので(笑)。

──プレイされる方へメッセージをお願いします。
名塚:私自身も“かりん”というキャラクターを楽しみながら演じさせていただいたので、プレイされる方にも楽しんでいただけるかなと思います。世界観的には、かなり冒険を楽しめるというか、ファンタジーなところもありつつ、ちょっとリアルなところもありつつ、と言う感じで私と同じ歳くらいの人も楽しんでプレイできるんじゃないかなと思いました。みなさんにはぜひ長くこの作品を愛してもらいたいですね。よろしくお願いします。


■“鉄十蔵”(CV:石川英郎氏)
 流れの大工。口数の少ない、不言実行の人。自分に厳しく他人に優しい、武士道気質。義理人情に厚く、困った人を見捨てられない。厳しいこともよく口にするが、それは優しさの表れ。

──演じられたキャラクターの印象からお願いします。
石川英郎氏(以下石川、敬称略):自分も収録中に聞いたのですが、日本版オリジナルのキャラクターです。そういう事情からか、「和」のイメージがかなり強いですね。自分が初めて“"十蔵”を見たときには、もっと若いキャラクターなのかと思っていましたが、現場でのスタッフとのやりとりの中で渋くなっています。

──『ワンダーランドオンライン』はMMORPGとしてはめずらしくプレイヤーキャラクターに個性付けがされていますが、今回の収録はいかがでしたでしょうか?
石川:オンラインゲームのキャラクターは、以前にも別の作品でやらせていただきましたが、ここまでガッツリしゃべるのは初めてです。普通のコンシューマーゲーム並みなんじゃないでしょうか。

──収録中のエピソードなどがありましたらお願いします。
石川:楽しくやらせていただきました。ただ、収録が午前中から昼過ぎにかけてだったので、よく腹ノイズ(笑)が出ました。いいマイクなんでしょうね(笑)。


──お気に入りのシーンやセリフがあれば教えてください。
石川:自分の無力さに対する怒りのセリフは、かなりリキ入れて演じました。相手に対するセリフよりも正直な気持ちですからね。

──オーストラリアに恐竜がいたり、日本は江戸時代だったりと、さまざまな時代や世界が混在している『ワンダーランドオンライン』ですが、もし1カ所だけ行けるとしたらどこに行きたいですか?
石川:1988年4月4日の東京ドームに、アントニオ猪木の引退試合を見に行きます!


──最後にプレイする人に向けてメッセージをお願いします。
石川:ストーリーは無限に続くそうなので、無限に遊んでください。どこかでお会いする機会があるかも知れませんが、そのときはお手やわらかにお願いします。自分はもちろん“十蔵”でプレイしますよ!


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データ

▼『Wonderland ONLINE(ワンダーランドオンライン)』
■メーカー:ベルクス
■対応機種:PC(Windows 2000/XP)
■ジャンル:RPG(オンライン専用)
■正式サービス開始日:2007年12月7日
■プレイ料金:無料(アイテム課金)
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■関連サイト
『Wonderland ONLINE』公式サイト
ベルクス