【ガンスリ連載インタビュー】第3回:榎本温子さん――「一番やりたいと思っていた」
好評放送中のTVアニメ「GUNSLINGER GIRL - IL TEATRINO -」。ヒロインを演じる声優さん1人1人に話を聞く連載企画の第3回は、“トリエラ”役の榎本温子さん。
――この役に決まった時、最初にどう思いましたか?
榎本さん:「- IL TEATRINO -」では何役かオーディションを受けさせていただいたんですが、自分の中では「“トリエラ”を一番やりたいな」と思っていたんです。決まった時はうれしかったですねー。
――“トリエラ”役をやりたかったのは、どうしてでしょう?
榎本さん:長年仕事をしているとですね、キャラクターの顔を見た時に「自分のやるキャラクターの顔をしてるかな?」みたいなことが、わかる時があるんです!
――そういうものですか!
榎本さん:さまざまな作品でオーディションを受けさせていただいてますが、「この娘はかわいいし、やってみたいけど……呼ばれてない……」って感じる時があるんですよ。キャラの顔を見てピンとくるような感覚です。“トリエラ”というキャラクターに、共感できる部分も多くあり、なんかピンときてました。
――作品の雰囲気や物語全体について、イメージや印象を聞かせてください。
榎本さん:女の子が大勢出てくるので、その印象が強いかもしれませんけれど。中身はすごく奥が深くて、誰の視点に立つかによってずいぶん違ったストーリーになる作品だなって思っています。収録にあたって「お芝居を大切にしてほしい」との指示もいただいてますし、やりがいを感じてますね。今後物語がどう展開していくのか、私自身も原作の連載が楽しみなんですけど……楽しみなような、あまり先を知りたくないような(笑)。
――ご自身が演じたキャラクターの、担当官をどう思いますか?
榎本さん:思いやりがあって優しいんですが、“ヒルシャー”さんの優しさは大人の優しさなので、“ジョゼ”さん(“ヘンリエッタ”の担当官)とは少し違って少し距離を置いてますよね。すごく不器用な男性だなって思います。
――読者に向けてメッセージを。
榎本さん:シナリオなどで原作の相田先生も参加してらっしゃいますし、そのイメージをよりよい形で表現していけるよう、役者陣も頑張っています。作品のテイストやテンポが他の作品と異なっているので、シリーズを通してどんな話だったかが伝わればいいな……と。全話を通して静かに流れていくものがありますので、最後まで見逃さないでくださいね。
――ありがとうございました!
(C)相田裕/メディアワークス・マーベラスエンターテイメント
データ
■TVアニメ『GUNSLINGER GIRL - IL TEATRINO -』
■放送日、放送枠
TOKYO MX:毎週月曜日27:00~
テレビ大阪:毎週水曜日26:55~
中京テレビ:毎週水曜日27:14~
※上記放送日時は、予告なく変更される場合があります。
■キャスト(以下敬称略)
“ヘンリエッタ”役:阿久津加菜
“リコ”役:塩野アンリ
“トリエラ”役:榎本温子
“クラエス”役:水野理紗
“アンジェリカ”役:花澤香菜
“ジョゼ”役:三戸耕三
“ジャン”役:子安武人
“ヒルシャー”役:松風雅也
“マルコー”役:矢尾一樹
“ピノッキオ”役:岸尾だいすけ
“フランカ”役:平田絵里子
“フランコ”役:安元洋貴
“クリスティアーノ”役:うえだゆうじ
■スタッフ
原作・総監修:相田裕
総監督:石踊宏
監督:真野玲
シリーズ構成:相田裕
シリーズ構成協力:浦畑達彦
脚本:相田裕、浦畑達彦
音楽:大谷幸
アニメーション制作:アートランド
製作:マーベラスエンターテイメント
■CD情報
OPテーマ「たった1つの想い」 歌:KOKIA(発売中、税込1,260円)
EDテーマ「doll/human」 歌:Lia、多田葵(発売中、税込1,260円)
発売元:マーベラスエンターテイメント
■DVD情報
発売日:2008年3月25日(以降、毎月1巻ずつリリース予定)
第1巻価格:初回限定版3,990円(税込)/通常版2,940円(税込)
発売元:マーベラスエンターテイメント
第1巻初回特典:名場面をピクチャー仕様で切り抜いたブロマイドセット
第1巻映像特典ディスクの内容は以下の通り。
・イタリア散歩「Impronta」
・1話ノンテロップED
・ビデオクリップ/「doll」ヘンリエッタver.
・DVDvol.1 TV-CM
■関連サイト
・「GUNSLINGER GIRL - IL TEATRINO -」公式サイト
・電撃萌王ブログ