DJCD「げんちょけん」に出演の檜山大将&水橋女史のコメントをお届け!
3月26日に発売するDJCD「げんちょけん~現代聴覚文化研究会~」。そのパーソナリティを担当する檜山修之氏(“斑目晴信”役)と水橋かおりさん(“荻上千佳”役)のインタビューを掲載する。
本CDは、TVアニメ「げんしけん2」の放映開始とともにスタートしたWebラジオ「げんちょけん おたくならぢを」を収録したもので、CD2枚構成。1枚目では、配信された内容がほぼノーカットの状態で楽しめ、もう1枚には、“笹原完士”役の大山鎬則氏と“笹原恵子”役の清水香里さんをゲストに招いた録り下ろし新作が収録される。
以下に、檜山氏と水橋さんのコメントを掲載する。
――それでは「げんちょけん おたくならぢお」が、ラジオCDになるにあたりまして、感想をいただけますか?
檜山氏:今までの放送の丸々全部をCD-ROMに詰め込むんですよね。これは僕にとっても初めての経験なので、新鮮で楽しみな気分です。でも「全部入り」になった真相はなんなのかな? 「本当におもしろくて、カットするのがもったいない」っていう判断? それとも「聴き直して編集するのが面倒くさいや~」ってほう?(一同笑) その辺は定かじゃないようですけど(笑)。全部で8回だけの放送だったとはいえ、すごいことだなと思っています。
水橋さん:そういえば8回しかやっていなかったんですね。アニメの放送と一緒にラジオをやっていたので、もっとやったような感じがしています。あと、私、本当にCDになるとは思ってなかったんです。今思い返すとハラハラするところもありますけど、もうしょうがないです。そこは聞き流して下さい(笑)。
――現在も、たくさんの「げんちょけん」リスナーの方がいらっしゃいますが、このラジオの魅力はどのようなところにあったと思いますか?
檜山氏:単純に「檜山・水橋」のバランスがよかったのかな? スタッフさんと一緒に見せていけた、パーソナリティのそれぞれの個性のバランスが、新鮮に映ってよかったのかなと僕は勝手に思っているんですが。
水橋さん:私も一緒で、「えっ? この2人でどうするの? 何をやるの?」と感じてもらえたところが大きかったんじゃないかと思います。大将(檜山氏)と私ってあんまりない組み合わせで、どういう会話をするのか予想がつかないでしょうから、楽しみにしていただける理由になったのかも?
――実際にこれまで一緒にパーソナリティをやってきて、今、お互いの印象はどうですか? 印象が変わったところや、新しく気づいたところなどはありますか?
檜山氏:水橋とは事務所も同じで、何度か共演もしているので、人となりは分かっていたつもりでしたけど……。ラジオをやったおかげで「こういうとこがあるのか!」と感じさせられました。コイツ、自分の好きなジャンルに関しては、えらい押しが強い(笑)。
水橋さん:えぇ~そんな! そういうの、私だけじゃないですよ~。
檜山氏:そりゃもちろんそうだけど。でも! お前の押しの強さは尋常じゃねぇ!!(一同爆笑)
檜山氏:先輩・後輩の関係を差し引きしても、ここまで押せるということは、同輩・後輩に対してはどうなることやら(笑)。まぁ、こういう水橋の押しの強さも、2人のバランスが面白くなった要因だと思います。
水橋さん:えぇと、私としては、後輩から言うのもなんですが、実は大将ってツンデレだと思うんです。
檜山氏:なんだと!(爆笑)
水橋さん:絶対、大将ファンの人は、「うんうん、そうよね」って言ってくれると思います(笑)。ジェニー人形の着せ替えをすることをいきなり考えついた時も、「やだやだ」と嫌がりながらもちゃんと実行してくれましたよね。
檜山氏:いや、あれは頭のどっかにいる自分が言ったんだ。「やれ」って。実際、嫌だったんだけど(笑)。
水橋さん:えぇ~!(一同笑)
檜山氏:檜山修之自身としては嫌で、「40にもなってお人形遊び!?」と思ってはいる(笑)。でも、声優・檜山修之は、「これ、おもろいやんけ~♪」って思っちゃう。なので、しかたがない(笑)。
水橋さん:そんな檜山さんの、今まで知られていなかった貴重な扉が開くところを見ることができて、よかったです(笑)。
――これまでのラジオの収録で印象に残ったことやおもしろかったことはなんですか?
檜山氏:ゲストの方が面白いラインナップでした。「おたくならぢお」ということで、幅広く「オタクな要素だったらなんでもアリじゃね!?」という感じでしたね(笑)。「げんしけん」の主題歌を歌っている美郷さんがいらっしゃった後は、BL雑誌の編集者さん(リブレ出版)がいらっしゃったり、事務所の後輩のアンドロイド(“初音ミク”役の藤田咲さん、“鏡音リン”&“レン”役の下田麻美さん)までも来てくれました。なかなかじっくり話をする機会に巡り合えない方と話せておもしろかったです。
水橋さん:でも、やっぱり最初は不安でしたよね。
檜山氏:そりゃそうよ、相手のほとんどの方がしゃべり専門の人じゃないわけだから。話を引き出す時、役者仲間ならスルーしてくれる切り口でも、「この人たちにはすっげぇ失礼になるんじゃないか」とか考えたなぁ。
水橋さん:「怒って帰っちゃったらどうしよう」って。
檜山氏:だから、我々もいつもと違う緊張感がありました。実際は、来てくれたゲストの皆さんは話しやすい人ばかりだったので、結果として一風変わったトーク番組ができていたんじゃないかと思っています。
水橋さん:ハラハラしたのも今となってはよかったんじゃないかなって思えます。他のラジオとは差別化が図れたんじゃないでしょうか。
――CDには新しく録り下ろした放送もありますが、どのような内容になっていますか?
檜山氏:ゲストで来てくれた大山君と清水香里ちゃんが、予想通りの、いや、僕の予想を超えたトークを展開しています(笑)。実は、ラジオ内に専用コーナーがある大山君はゲストで決まっていたんですけど、「もう1人ゲスト呼ぼう」となった時、僕が「清水が来れたらなぁ!」って言ったんですよ。彼女は本編(アニメ「げんしけん2」)に出ていなかったこともありましたし、やっぱり“ササヤン”(“笹原完士”)と“恵子”ちゃんの兄妹の芝居は面白いので、これはいいアイディアだなって思って言ったら、本当にやって来てくれました。嬉しかったですし、実際におもしろいものになったと思います。
水橋さん:私も「(アニメの)キャストの中で誰がいいですか」ってゲストを決める時に聞かれて、「みんなおもしろいけど誰だろう?」って考えて「やっぱりこの2人がいい!」って思いました。もちろん笹原兄妹としてのかけあいもおもしろいんですけど、実際の2人のかけあいはもっとおもしろくて、見ていると本当に和むんですよね。
檜山氏:キャスト同士のトークのはずなのに、笹原兄妹が目の前にいるかのよう(笑)。これはラジオCDを聴いて、ぜひ確認してもらいたいポイントです。
――それでは、ファンの皆様に向けてメッセージをお願いします。
檜山氏:CD-ROMにはこれまでの放送を完全収録しています。一気に聴いてくれなんて、そんな無茶なことは言いません。時間の空いている時にゆっくり聴いて、「こんなことやっていたな」と思い出していただけるアイテムとして、または時間つぶしの友として活用していただければ嬉しいです。ラジオCD用の録り下ろしの放送も、これまでの「げんちょけん」に勝るとも劣らぬくらいおもしろい作りになっています。ゲストの笹原兄妹役の大山君、清水香里ちゃんたちのトークはもちろん、僕らパーソナリティ「檜山・水橋コンビ」のアップアップぶりも聴くことができます(笑)。間違いなく笑えると思います。
水橋さん:基本的にどこかまったりとした感じがあるので、構えず、ダラダラと流して聴いていただければと思います。また、今では(配信終了で)聞けない分の放送を改めて聴いてみると、新しい発見もあるんじゃないかな、とも思います。買ったら、積んでおかないで下さいね(笑)。
――お疲れさまでした。ありがとうございます!
(C)2007 木尾士目・講談社/コミフェス準備会
データ
▼DJCD「げんちょけん~現代聴覚文化研究会~」
■発売元:マリン・エンタテインメント/フロンティアワークス
■販売協力:ジェネオン エンタテインメント
■発売日:2008年3月26日
■価格:3,000円(税込)
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■関連サイト
・DJCD「げんちょけん~現代聴覚文化研究会~」商品ページ
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