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2008年2月20日(水)

ドラマピースで原作のシチュエーションを体感!『ドラゴンボールZBURSTLIMIT』

 バンダイナムコゲームスは、PS3およびXbox 360用格闘アクションゲーム『ドラゴンボールZ BURST LIMIT』を2008年内に発売する。




 『ドラゴンボールZ BURST LIMIT』は、過去に同社が発売したPS2『ドラゴンボールZ』シリーズやPSP『ドラゴンボールZ 真武道会』シリーズから基本的なシステムを踏襲した対戦格闘アクションゲーム。1対1の対戦格闘では、各キャラクターが持つさまざまな攻撃アクションを使って、相手の体力ゲージをゼロにすれば勝利となる。ただし、特定のゲームモード以外のバトルでは制限時間があるため、体力ゲージに余裕があっても安心できない。
 また、本作はオンライン対戦にも対応しており、オンライン対戦では体力ゲージを相手より多く残して逃げ切る戦法も可能なので、制限時間が勝敗のカギを握ることもあるという。

■バトルアクション

 新たに、「オーラアクション」と「オーラスパーク」のバトルアクションが追加された。オーラアクションは、画面下に表示されている気力ゲージを1つ消費することで使用できるアクション。基本的にキャラクターが接地、非接地にかかわらず同じ効果を発揮する。

●オーラアクション

・EX必殺技
本来は「ため時間」が必要なチャージ必殺技を、一瞬で発動させられるアクション。使用できる攻撃動作の種類は、そのキャラクターが持つ必殺技と同じだ。

・ヘヴィースマッシュ
ガード不能の強力な打撃攻撃。ヒットすると相手が大きくのけぞるため、必殺技やコンビネーションをさらに当てていくことが可能となる。ただし、避けられてしまうと大きなスキが生じてしまうので、使いどころがカギとなるだろう。

・メガクラッシュ
一瞬にして周囲に大きな衝撃波を発生させ、相手を吹き飛ばす。相手の攻撃を食らっている最中にも使えるので、ピンチを脱出する時などに活用したい。

・追い討ち攻撃
ラッシュ攻撃やスマッシュ攻撃、必殺技などで相手を遠くに吹き飛ばした時、さらに追加ダメージを与えるオーラアクション。成功すると、吹き飛ばした相手の背後に移動して攻撃を行なう。また、追い討ち攻撃から追い討ち攻撃というように、連続で仕掛けることもできる。

・アルティメットガード
基本アクションである「ガード」のパワーアップ版で、すべての攻撃を完全に防ぐ。ガードとは違い一切ダメージを食らわないが、発動中は気力ゲージが一定の速度で減少していき、気力ゲージがゼロになると自動的に解除される。

・見極め/見極め攻撃
相手の攻撃にすばやく反応して相手の背後に一瞬で移動する、もしくは一瞬で移動して反撃を行なう、防御型のオーラアクション。究極技以外のすべての攻撃に対応できるので非常に強力だ。ただし、使用するごとに気力ゲージを消費するだけなく、疲労ゲージがたまってしまうデメリットがある。

・ダウン回避見極め/ダウン回避見極め攻撃
相手の攻撃で吹き飛ばされたり、打ち上げられて地面に落ちてダウン状態となった時に、相手の背後に一瞬で移動したり、移動+反撃したりできる。相手の追加攻撃をかわして即座に反撃することも可能だ。その代償として気力ゲージを消費し、疲労ゲージがたまってしまう。


●オーラスパーク

「オーラスパーク」は、キャラクターを一定時間パワーアップ状態にするシステム。キャラクターの気力ゲージが満タン状態の時に限り使えるので、いつでも使えるわけではない。しかし発動させると、「オーラアクション」を無制限で使用できるようになり、さまざまな攻撃を行える。

・キャラクターパラメーターの向上
 オーラスパークを発動させると、キャラクターの攻撃力や防御力、ダッシュ速度が向上する。どの項目がどれぐらい増加するかは、バランス型、攻撃重視型、防御重視型という3タイプのキャラクター性に依存するという。

・ダメージキャンセル機能の付加
 オーラスパークを発動することで、のけぞりダメージ中でも各アクションを行えるようになる。ただし吹き飛びダメージや浮きダメージ、叩きつけダメージについては、その限りではない。

・EXオーラアクションの使用制限の解除
 オーラスパークを発動させることで、「EXオーラアクション」を使用可能。EXオーラアクションとは、キャラクターがオーラスパーク状態の時に一定量の気力を消費して行える行動だ。オーラスパーク中に気力ゲージを消費するので、オーラスパークの持続時間も減ることになる。

●EXオーラアクション

・ヴァニッシングムーヴ
遠く離れた相手の背後に瞬間的に移動できるアクション。見極めとは違い、キャラクターがニュートラル状態で使用できる。

・ヴァニッシングアタック
遠く離れた相手の背後へ瞬間移動し、吹き飛ばし攻撃を行うもの。見極め攻撃とは異なり、キャラクターがニュートラル状態で使える。


■ドラマピース

 バトル中、キャラクターの行動によってインタラクティブなイベントが発生することがある。その時、相手もしくは自分のキャラクターにリアルタイムでなんらかの変化を発生させるバトルシステムが「ドラマピース」だ。
 イベントはバトルの進行に合わせて必ず発生するものではなく、発生するかどうかはプレイヤーにゆだねられる。原作のシチュエーションを表現したものや、劇的な原作場面を演出するもの、キャラクターの状態やバトル環境に影響を与えるものなどがあり、バトルを盛り上げつつさまざまな展開を体感できるという。ドラマピースの発動により、以下のような効果を得られる。

 ・攻撃力が一定時間上昇
 ・防御力が一定時間上昇
 ・気力ゲージの回復速度が一定時間上昇
 ・相手キャラクターにダメージを付与
 ・疲労が回復
 ・相手の放った必殺技や究極技を無効化
 ・体力ゲージを回復
 ・相手キャラクターに付加された効果をリセット
  他

 特定のモード以外では、バトルでセットしたいドラマピースはプレイヤーが自由に選択できる。ただし、どのようなドラマピースを持っているかはキャラクターごとに大きく異なるということだ。

“クリリン”がくれた「仙豆」によって、“悟空”の体力や気力が上がっている。サンキュー、“クリリン”! これでまだまだ戦えるぞ。

逆に、敵が有利になることもある。サイヤ人のエリートである“べジータ”がさらに強くなってしまうので、できれば避けたい展開だ。

地球人ごときに顔とプライドを傷つけられ、激昂する“ナッパ”。気力回復速度と攻撃力が上がるので危険だ!

“フリーザ”が放った「待たせたな……」のセリフ。これが、お待ちかねの100パーセント……なのか!?


■Zクロニクル

 「Zクロニクル」は、原作にあったシナリオを追体験できるモード。地球に訪れた危機を救う「サイヤ人編」と、ナメック星を舞台にした「フリーザ編」の画像が届いたので、以下に掲載する。



































地球にやって来たのは、戦闘民族サイヤ人の生き残りである“ラディッツ”、“ナッパ”、“べジータ”。“悟空”をはじめとするZ戦士たちは、この危機を乗り切ることができるか!?































ドラゴンボールを求め、ナメック星に降り立ったZ戦士を迎えたのは、“べジータ”を越えるパワーを持つ、宇宙最強の“フリーザ”一味。次々と形態を進化させ、戦闘力を上げてくる“フリーザ”に対抗できるのは、地球育ちのサイヤ人“孫悟空”しかいない!?

※画面は開発中のものです。
(C)バードスタジオ/集英社・東映アニメーション (C)2008 NBGI

データ

▼『ドラゴンボールZ BURST LIMIT』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:PS3/Xbox 360
■ジャンル:FTG
■発売日:2008年
■価格:未定

■関連サイト
『ドラゴンボールZ BURST LIMIT』公式サイト
バンダイナムコゲームス