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2008年2月5日(火)

鳥の待つ未知の惑星で少年の冒険が始まる!PS2『トリノホシ』の新情報が公開

 日本一ソフトウェアは、2月28日に発売するPS2用ソフト『トリノホシ ~Aerial Planet~(以下、トリノホシ)』の新情報を公開した。

 『トリノホシ』は、鳥の群れを率いながらグライダーで大空を飛ぶ、新機軸の飛行系ソフト。風に乗ったグライダーを操るフライトゲームの要素の他、さまざまなクエストをクリアし物語を進めていくアドベンチャー要素、鳥たちの生態や習慣を調べて利用するシミュレーション要素などをあわせ持っている。

 今回、登場キャラクターとクエスト、キャンプ時の操作などの情報が公開されたので、以下に紹介していく。

■キャラクター
“コーウィット博士”
惑星「コニウス・ブルー」の調査基地に赴任する巨漢の地質学者で、主人公“ヒューゴ”の父親“ラマンスキー博士”の友人。大らかな人物で、彼自身も観測用の気球を使って墜落した宇宙船の捜索にも参加している。

“フェルドマン教授”
「コニウス・ブルー」第2調査隊のリーダーで、ヒロイン“エミリー”の祖父でもある天体物理学者。研究チームを指揮しながら、不安定なコニウス星系の成り立ちについて研究を重ねている。


■ゲームの流れ
 本作は、“ヒューゴー”が救命ポッドで惑星「コニウス・ブルー」に着陸したところから始まる。次の目的を知るためのイベントデモが流れた後、キャンプ地での行動選択に移行。キャンプ地では鳥を観察したり、食料を探すことが主目的になり、達成すべきクエストを確認することができる。
 その後、キャンプ地からグライダーで離陸すると、飛行パートへ。搭載されたレーダーを確認しながら、新しいキャンプ地を探したり、群れを成して飛んでいる鳥を撮影し、鳴き声を録音するなどを行う手順となっている。

 なお、ゲームはいくつかの話数に分かれているのこと。各話ごとに滞在する島があり、次の島(次の話)へ移動するために生息する鳥を仲間にする必要がある。鳥を仲間にするために、飛行パートとキャンプ地を繰り返して、各話に存在するクエストをクリアすることが目的となっている。

キャンプ地では、食料を探したり、休息をして体力を回復させるなどが可能。体力を回復させないと、フライトは困難になるので、大事な場所と言えるだろう。

各話に存在するクエストの一部が公開された。「4種類の鳥を撮影する」や「食料を20集める」、「魚が食べたい」など、クエストの種類は豊富に用意されているようだ。なおクエストには、達成が必須のものと、任意でチャレンジできるものがある。

■キャンプ時の操作
 各話では、一つの島を舞台として、次の島へ渡るための準備を行う。“ヒューゴー”には満腹度と体力のステータスがあり、空を飛んで時間が経過していくと、徐々に空腹となる。その状態のまま行動をすると、体力がなくなってしまいゲームオーバーとなるので、「食事」で空腹を押さえたり、「休息」で体力を回復させることができる、キャンプ地での行動がポイントとなるだろう。
飛行中は、画面の右下に満腹度と体力が表示される。飛行モードで、これを回復することはできないので、キャンプ地を見つけることは重要だ。

キャンプ地では、「図鑑」コマンドを使用可能。ここでは、飛行中に発見した鳥の名前や観察記録を作成・編集できる。「コニウス・ブルー」に生息している鳥には名前がまだないので、好きな名前を付けてみよう。他にも、録音に成功した鳥の鳴き声も図鑑で確認することも可能だ。

「鳥」のコマンドでは、キャンプ地にいる鳥を観察したり、食料を与えて餌付けすることが可能。観察することで、採集した食料が食べられるものかどうかをある程度判断することができる。また、餌付けがうまくいけば、鳥たちが食料をわけてくれることも……!? なお、これらのコマンドを使用すると、時間が経過する。

キャンプ地周辺に食料がないかどうかを探す「散策」コマンド。散策する時間を1時間刻みで設定することができ、時間が長いほど、収集できる食料の数を期待できる。その反面、満腹度ゲージが減ってしまうというデメリットも。残りの満腹度や体力の数値を計算して、「散策」を行いたい。

「食料」コマンドでは、食料を確認して摂取することが可能だ。食料といっても、未知の星で見つかるのは得体の知れない植物や木の実、虫などばかりなので、食べて中毒症状を起こすかもしれない。鳥を観察して、安全な食料を摂取するようにしたい。なお、ある程度ゲームが進行すると、食料を加工することが可能になり、通常より日持ちする食料を作り出せるようだ。

一定時間以上の行動を続けると、空腹でなくても体力が減ってしまう。「休息」を定期的にとることで、それを回避するだけでなく、減ってしまった体力を回復させることもできる。しかし、食事をとっていない状態では体力は回復しないので、「休息」をする時は、食事をした後に行ったほうがいいだろう。


■飛行時の操作
 “ヒューゴー”が操作をするグライダーは、「アクセル」や「ブレーキ」などの基本的な機能の他にいくつかの特殊操作を行うことが可能。さらに、レーダーにより、地形やキャンプ地の場所などを把握することもできる他、鳴き声の録音なども行える。

グライダーを操作する時の基本は、速度を上げる「アクセル」と、減速時に使用する「エアブレーキ」。安定して飛ぶにはある程度の速度が必要なので、うまく調節したいところだ。

特殊操作として、通常よりも高速で移動する「オーバードライブ(ダッシュ)」や、その場でターンをする「クイックターン」、重力に任せて落下する「フリーダイブ」などが存在する。どれも本作をプレイするにあたり、重要な操作なので、早めにマスターした方がいいだろう。

グライダーに搭載されているレーダーは、2種類の使用方法がある。飛行中に左上に表示される「前方レーダー」と、滞在している島で移動できる範囲を確認出来る「広域レーダー」だ。

島に生息する鳥を仲間にして一緒に飛ぶためには、鳥の姿を撮影して、「図鑑」に登録する必要がある。鳥の撮影は、飛行中にボタン操作で行うことが出来るので、ファインダーの中央に来た時に、タイミングよくシャッターを切ろう。

鳥を仲間にする際にもう1つ重要なのは、鳥の鳴き声。録音はグライダーのスピーカーによって自動で行われるので、プレイヤーは飛行中の鳥に近づくなどして鳴き声を集め、「図鑑」に登録していこう。友好の鳴き声を録音できれば、その鳴き声の鳥に聞かせることで、鳥の群がグライダーとともに飛んでくれる。


(C)2008 NIPPON ICHI SOFTWARE INC./ NK-SYSTEM Co.,Ltd.
※画面は開発中のもの。

データ

▼『トリノホシ ~Aerial Planet~』
■メーカー:日本一ソフトウェア
■対応機種:PS2
■ジャンル:AVG
■発売日:2008年2月28日
■価格:7,140円(税込)

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■関連サイト
『トリノホシ ~Aerial Planet~』公式サイト
日本一ソフトウェア