【TAF2008】LaLa連載の人気コミックがアニメ化!「夏目友人帳」制作発表記者会見
東京ビッグサイトで開催されている「東京国際アニメフェア2008」において、本日3月28日にTVアニメ「夏目友人帳」の制作発表記者会見が行われた。
「夏目友人帳」は、月刊LaLaとLaLaDX(ともに白泉社刊)で連載されている同名コミックをアニメ化した作品。コミックは5巻まで発売中で、累計80万部を売り上げるなど、高い人気を誇っている。
今回の記者会見には、月刊LaLa編集長の市川育秀氏、主人公“夏目貴志”役の声優・神谷浩史氏、日本アドシステムズ プロデューサー・山崎立士氏らが出席し、作品について語った。
会見は、出演者3人の登壇後に「夏目友人帳」のプロモーション映像が流され始まった。しっとりとした音楽にあわせて流れるムービーを見た後は、出演者からのコメントが。出演者ら3人は、本作について次のように語った。「(「夏目友人帳」は)LaLaで連載されている作品の中でも個性的な作品で、人気がいまひとつだったんです。けれど、“にゃんこ先生”の愛らしさがウケたりして現在ではコミックス累計80万部を売り上げるの人気作になっています。妖怪モノだけに、化けたという感じでしょうか(笑)(市川氏)」、「実は、「にゃんこ先生」という名前の猫を本当に飼っていたんですが、ファンに「同じ名前の猫が出てるよ」と教えられて読んだのがこの作品だったんです。僕はドラマCDから参加しているんですが、お話をいただいた時は偶然というか、奇跡を感じましたね。映像も今初めて見せていただいたんですが、とっても感動しました。僕が得たこの感動を、皆さんに伝えられるように頑張ります(神谷氏)」、「作品の世界観をどう表現していくかということを考えています。原作の先生は九州にお住まいなんですが、やはりその土地で感じたこともあるだろうということで、スタッフが九州ロケを敢行しまして(笑)。とても盛り上がっていますので、期待していてください(山崎氏)」。
3人のコメントの後は、“にゃんこ先生”役をドラマCDに引き続き井上和彦氏が演じるという発表があり、制作発表記者会見は幕引きとなった。
左から、市川氏、神谷氏、山崎氏。「夏目友人帳」のアニメ化について、それぞれの思いを語ってくれた。
(C)緑川ゆき・白泉社/「夏目友人帳」製作委員会
データ
■「東京国際アニメフェア2008」
【開催日】2008年3月27日~30日
※27日、28日はビジネスデー、29日、30日はパブリックデーとなる。
【開催時間】10:00~18:00(最終日のみ17:30)
【開催場所】東京ビッグサイト 東1・2・3ホール他
【入場料】
・当日……大人:1,000円/中高生:500円
・前売……大人:800円/中高生:400円
※前売券は2008年2月1日より販売開始。
※小学生以下、65歳以上および障害のある方と介助の方は無料。
■関連サイト
・「夏目友人帳」公式サイト
・「東京国際アニメフェア2008」公式サイト