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2008年3月12日(水)

アニメ「ドラゴノーツ」最終話のアフレコに参加した出演者22人のコメントを一挙掲載!

文:電撃オンライン

 TVアニメ「ドラゴノーツ -ザ レゾナンス-」の最終話となる第26話のアフレコが、2月27日に都内のスタジオにて行われた。

 第26話は、DVD最終巻にのみ収録される予定のエピソード。本編とは異なった雰囲気の外伝のようなストーリーが展開する。今回のアフレコは最終話ということもあって22人ものキャストが集まり、にぎやかな収録となった。アフレコ収録終了後に、出演者からコメントをいただいたので、以下に掲載する。


●小野大輔氏(“カミシナ・ジン”役)
“ジン”は最初「ヒロイン」だと聞いていました。話が進むにつれて徐々に「ヒーロー」になっていくんだと思っていたんですが……最終的にヒーローになれたのかどうかは、皆さんに判断してもらえればと思います。ただ26話まで観ると、ヒロインやヒーローという括りではないところにまで到達している気がしますので、DVDを買って“ジン”の生き様を見てもらえればと思います。

●茅原実里さん(“トア”役)
“トア”は“ジン”のことが大好きだという1つの大きな気持ちがあって、それを最後の最後まで貫けたのがよかったです。“ジン”もどんどん男らしくなっていいなと思っていたんですが、最後の最後であぁこうなっちゃったかーと思う26話でした(笑)。最後まで見守っていただけたらと思います。

●諏訪部順一氏(“ギオ”役)
本作における“ギオ”のラストの台詞は「人間とは…萌え、なのだな」でした。
これが恐らく、「ドラゴノーツ」のメインテーマだと思われます(笑)。
それを踏まえ皆さん! ぜひDVDで第1話から観直してください。

●沢城みゆきさん(“ソウヤ・アキラ”役)
“アキラ”は最初、ひょうひょうとした役であまり本編にはかかわってこないかと思っていたのですが、脇役としては華のある主人公を守って死ぬなんて言う、かっこいいラストとなりました。26話は……せっかくなんで見てください(笑)。

●後藤邑子さん(“マキナ”役)
“マキナ”は優しくて強くて色っぽくて、私の理想の女性のような役で、演じられてうれしかったです。途中、暴走したりみんなと違う道を選んだりとハードな展開も待っていたんですが、最後まで“アキラ”ちゃんと一緒にいられてよかったと個人的には思っています。幸せなのか切ないのか、判断に苦しむ着地点だったんですが、26話のおかげでちょっと救われたかなと思います。ぜひ観てください。

●水樹奈々さん(“ジークリンデ・バウムガルド”役)
この作品では、兼ね役で杉田くんの嫁役(笑)をはじめ本当にいろいろな役を演じさせていただきました。オーディオコメンタリーやハチャメチャなドラマCDもあったりして、こういう体験ができる機会ってあまりないので、本当に思い出に残っています。

●丸山詠二氏(“アマデウス”役)
皆さんをハラハラさせながら、なんとかついていくという感じで、緊張しっ放しでした。“アマデウス”は「ドラゴン」ですが、人間的に描かれていたキャラクターだったので、もっと深めることができていればと、今になって残念に思っています。レギュラーとしては最後の作品になるのかな……と、思いつつ毎回取り組ませてもらっています(笑)。少し焦ってしまった部分もあるかもしれませんね……。もしまた機会があれば、ぜひまた皆さんの後にくっついてでも楽しみながらやらせていただこうと思っています。

●竹若拓磨氏(“ライナ・クロムウェル”役)
僕はチームで何かをするという話が好きなんですよ。なので、この作品では「リンドブルム・ユニット」というチームのリーダーをやらせていただけて楽しかったんですが、チームは途中で解散してしまって……。でも、最後までリーダーっぽくはやれたかなと思います。あと個人的に楽しかったのは“サカキ”との化かし合いのような駆け引きですね。途中で“サカキ”は暴走してしまうんですが(笑)。第26話は、あれで1クールぐらいやれるんじゃないかと思うぐらいよかったです。“ハウリングスター”もイケてました。

●杉田智和氏(“ハウリングスター”役)
今日収録した26話は、個人的にも、“ハウリングスター”的にも必見の内容となっています。小野大輔さんの父親役を演じられてよかったです。嫁は水樹さん、娘は後藤さん、理想的じゃないか! ありがとうございました。

●柿原徹也氏(“タチバナ・カズキ”役)
“カズキ”は、第1話の時はこのままずっといい子なのかなと思っていたのですが、中盤に向けてどんどん「キレキャラ」になっていってしまい……でも最終的にはまたいい子に戻ってきて。個人的にはいろんな“カズキ”を演じられたので、とてもおもしろい作品だったと思います。

●千葉紗子さん(“ウィドー”役)
登場回数はすごく少ないんですが、自分を犠牲にして1人の男を改心させるという、貴重な役柄だったかなと思いました。また、ドラマCDでやった「マンドリン」はギャグではなく、本編にも何度か登場してくるということにとてもびっくりしました。

●小野涼子さん(“ハバラギ・イツキ”、“オトヒメ”役)
“イツキ”と“オトヒメ”は途中から出てきたキャラクターで、あまり物語の核に絡まないのかなと思っていたんですが……。最後は客観的にみんなのことを見ていたんだよというようなセリフがあり、結構おいしいポジションにいたんだなというのがわかって楽しかったです。26話では「キャラが立っていない」のがちょっとショックだったんですが、これだけキャラの立っている作品の中で、1人だけキャラが立っていないというのは逆にすごいことかなと思いました(笑)。

●福井裕佳梨さん(“クラタ・サキ”役)
私はオペレーターの役を演じるというのは初めてだったので、はっきりとした滑舌で指令を伝えなくてはいけないという部分がとても勉強になりました。小林さん、中村さんとも一緒に仕事ができて、この半年間とても幸せでした。

●小林ゆうさん(“カケイ・リョウコ”役)
今回、私は前の方の席から皆さんのアフレコを見せていただいていたんですが、先輩方の演技が素晴らしくて、とても勉強になりました。皆様、本当にお疲れさまでした。ありがとうございました。

●中村知世さん(“ジングウジ・メグミ”役)
私はアニメのお仕事が初めてだったので、何もわからない状態で毎回アフレコにきていたんですけど、福井さんと小林さんとトリオを組んでラジオをしたり、いつも楽しく収録をさせていただきました。アニメ最初の仕事が「ドラゴノーツ」でとてもうれしかったです。

●宮野真守氏(“アーシム・ジャマール”役)
えー、楽しかったです。とても……楽しかったです(笑)。それに尽きますね。僕は“アーシム”のような役はあまりやらないので、またこういうさわやかな(?)役ができればと思っています。「ドラゴノーツ」は最高です! ありがとうございます!

●平野綾さん(“ガーネット・マクレーン”役)
“ガーネット”のような役は全然やったことがなくて不安で、アフレコにはいつも緊張してきていたんですが、実際始まってみると自分なりに演技を楽しむことができてよかったです。また、こんな豪華なメンバーと共演させていただけてうれしかったです。ありがとうございました。

●楠大典氏(“ヨナミネ・コウ”役)
この役は、結局何だったんだろうとよくわからないまま最後まできてしまいました……(笑)。大変楽しく“ヨナミネ”として過ごせました。

●郷田ほづみ氏(“ノザキ・カスガ”役)
“ノザキ”は1話に登場してから、次の出番が8話までなかったので掴みどころがなく難しかったですね。本編は主人公たちの人間関係がお昼のドラマみたいにちょっとドロドロしていて、こんな中で僕はどうなっていくのかなと心配でした(笑)。最後の方は活躍させていただきありがとうございました。もし機会があれば、ぜひ「ミュージカル・ドラゴノーツ」でお会いしたいと思います(笑)。

●チョー氏(“キリル・ジャジエフ”)役
“キリル”は鳴かず飛ばずなキャラクターで、意外といなくてもいいのかなという印象を受けたのですが、これが大切だと思いました。みんな、生きていく上で主役になることはほとんどないワケです。そんな中で、いなくてもいい“キリル”が6~7割方出ていられるこの作品は素晴らしいなと思いました(笑)。僕を出してくださって、本当にありがとうございました!

●浅野まゆみさん(“キタジマ・ユウリ”役”)
チョーさんの言葉に1つ付け加えさせていただくとすれば、「あなたの人生の主役はあなただから」。以上、ありがとうございました。

●中田譲治氏(“ベイゼル・サカキ”役)
“サカキ”はもっと有能だと思っていたんですけど、プロジェクトがことごとくダメになるのは、あそこでニヤニヤしている上官とそこにいるお笑い3人組的なオペレーター達のせいだと思いました(笑)。詳しくは、WEBで!(26話を見て頂ければ、このオチがわかっていただけます)。

(C)ドラゴノーツプロジェクト (C)2008 Konami Digital Entertainment Co., Ltd.

■TVアニメ「ドラゴノーツ -ザ レゾナンス-」
【放送局】テレビ東京他
【放映開始日】2007年10月3日より毎週水曜日25:50~
※10月3日放映分のみ26:20~
【スタッフ】(敬称略)
 監督:小野学
 ストーリーコンプセト:前川淳
 キャラクターデザイン:うのまこと
 ドラゴン&メカデザイン: 石垣純哉
 ドラゴンデザイン協力:D.K
 メカ・プロップデザイン:大河広行
 セットデザイン:青木智由紀
 総作画監督:坂﨑忠
 音響監督:鶴岡陽太
 音楽:山下康介
 アニメーション制作:GONZO

【キャスト】(敬称略)
 “カミシナ・ジン”役:小野大輔
 “トア”役:茅原実里
 “ギオ”役:諏訪部順一

 “ソウヤ・アキラ”役:沢城みゆき
 “マキナ”役:後藤邑子
 “ジークリンデ・バウムガルド”役:水樹奈々
 “アマデウス”役:丸山詠二
 “ライナ・クロムウェル”役:竹若拓磨
 “ハウリングスター”役:杉田智和
 “タチバナ・カズキ”役:柿原徹也
 “ウィドー”役:千葉紗子
 “ハバラギ・イツキ”/“オトヒメ”役:小野涼子

 “クラタ・サキ”役:福井裕佳梨
 “カケイ・リョウコ”役:小林ゆう
 “ジングウジ・メグミ”役:中村知世

 “ガーネット”役:平野綾

 “キタジマ・ユウリ”役:浅野まゆみ
 “ヨナミネ・コウ”役:楠大典
 “ノザキ・カスガ”役:郷田ほづみ
 “キリル・ジャジエフ”役:チョー

 “ベイゼル・サカキ”役:中田譲治

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