2008年3月10日(月)
裏話あり、フリー宣言あり!?広井王子氏大暴走の「太正浪漫堂」閉店イベントレポ
3月9日に、東京・池袋のアミューズメント施設「池袋ギーゴ」において、「太正浪漫堂」と「Sakura Cafe 帝都東京櫻喫茶(以下、Sakura Cafe)」の閉店イベントが開催された。
「太正浪漫堂」は、1998年6月に「池袋ギーゴ」内に開設された『サクラ大戦』シリーズの専門ショップで、「Sakura Cafe」は2003年7月にオープンしたコンセプトカフェだ。2月1日のニュースでお伝えしたとおり、両店舗とも3月30日をもっての営業終了が決定している。
現在「池袋ギーゴ」では、3月28日までの毎週末に、「太正浪漫堂」と「Sakura Cafe」の閉店トークイベントが開催されている。全18回にわたって行われるこのイベントには、『サクラ大戦』のスタッフやキャストが多数出演。3月9 日の回には、『サクラ大戦』シリーズのプロデューサーを務める広井王子氏が登場した。
歌謡ショウなど『サクラ大戦』シリーズの舞台でいつも前説を担当する“掃除人”にふんした広井氏は、客席の観客にお菓子を配りながらステージへ。舞台ではお馴染みとなった“親方”役・中嶋聡彦氏や、“ベロムーチョ武田”役・武田滋裕氏もサプライズゲストとして参加し、3人で裏話満載の爆笑トークを繰り広げた。
トークは、「なぜ太正浪漫堂とSakura Cafeが閉店になったか」という不穏な話題からスタート。「この建物が条令に引っかかってて、だましだまし使っていたんだけどさすがに限界だったみたい」と、広井氏から衝撃の事実(?)が告げられた。
また広井氏は、『サクラ大戦』シリーズの『1』~『4』の主人公“大神一郎”役に、声優の陶山章央氏を起用した経緯も披露。「僕が“大神”のキャスティングをすっかり忘れていて、偶然その辺でゲームをしていた陶山くんに「やってよ」ってお願いしちゃったんだよね。その時は、こんなに『サクラ』が長く続くとは思ってなかったから」と述べ、観客を笑わせていた。
さらに、2007年5月13日に開催された「サクラ大戦 武道館ライブ~帝都・巴里・紐育~」において、陶山氏が奈落へ落ちるハプニングに見舞われたことについても言及。「陶山くんはいつも一生懸命なんですよ。一生懸命やりすぎて、奈落に落ちたんです」と話す中嶋氏に、広井氏は「あの時は怪我がなくて本当によかった。彼にはいつも「寝てないで真剣にやれ」って言い続けてきたんですが、落ちたことでようやくわかったと思います」としみじみ語っていた。
この他、最初のころの舞台は練習と本番の期間が合わせて1週間だったことや、タップダンスの練習期間に3年もかけたエピソードなどが披露された。また、 3月19日に発売されるDS用ソフト『ドラマチックダンジョン サクラ大戦~君あるがため~』のプロモーションを武田氏が行った。エンディングテーマ「笑って、笑って」の一部が会場に流れる場面も。
最後は、広井氏が「今日は長い時間ありがとうございました。『ドラマチックダンジョン サクラ大戦~君あるがため~』が売れたら、特別イベントとかやるかもしれません。私、4月からフリーになりますが、これからもよろしくお願いします。今日はみんな、ありがとね!」と挨拶し、イベントは幕を閉じた。
この「太正浪漫堂」&「Sakura Cafe」の閉店イベントは、今後も3月28日までの毎週末に実施される。スケジュールおよび出演者に関しては、こちらのニュースで確認してほしい。
(C)SEGA
■「太正浪漫堂/Sakura Cafe」閉店イベント概要
【開催日時】2008年2月16日~3月30日
【開催場所】「太正浪漫堂」内「Sakura Cafe 帝都東京櫻喫茶」(東京都豊島区東池袋1-21-1 TECH35ビル「池袋ギーゴ」4階)
【入場料】無料
【店員数】150名
※開催日の8:00より「池袋ギーゴ」1階店頭にて入場整理券を配布する。(定員埋まり次第配布終了)
※イベント開始前に「池袋ギーゴ」1階入口前集合後、整列入場する。
■「太正浪漫堂/Sakura Cafe」閉店までのスケジュール
3月23日:セガの日駄菓し~る増量3倍キャンペーン
3月29~30日:「サクラ祭り ~桜香悠久の宴~」※詳細別途告知予定
- 『ドラマチックダンジョン サクラ大戦 ~君あるがため~』
- メーカー:セガ
- 対応機種:DS
- ジャンル:RPG
- 発売日:2008年3月19日
- 価格:通常版 5,040円(税込)/限定版 7,140円(税込)