2008年5月28日(水)
ティームエンタテインメントは、今年2月に発売されたPS2用ソフト『ラストエスコート2 ~深夜の甘い棘~』のドラマCD「ラストエスコート2 ~ナゼに白薔薇? 艶街九月の夜の夢~」を、本日5月28日に発売した。
このドラマCDは、“天袮一星”が「ファーストロゼ・イベント」を思いつく少し前の出来事が描かれた作品。洋館「しらそうび館」を舞台に、“玲司”、“香希”、“涼”、 “天袮”、“マコト”、“竜崎”の6人を中心とした一晩の体験が、オリジナルドラマとして展開する。ボーナストラックには、“香希”役・田中一成氏と“マコト”役・野島健児氏が歌うキャラクターソングも2曲収録され、価格は3,150円(税込)。
収録に参加した声優陣。 |
今回、それぞれのキャラクターソングの収録後に、田中氏と野島氏から感想を伺った。ファンは、ぜひ目を通してほしい。
――収録を終えての感想をお願いいたします。
田中氏:わりとサクサク進みました。ディレクターさんが親切で、やりやすいようにしてくださったので、助かりました。歌詞を見た時に、「あ、こういうことを言いたいのか!」と、とてもよく解りました。“香希”というキャラクターの心情がよく出ているなと感じました。
――曲を受け取った時の印象はいかがでしたか?
田中氏:“香希”のキャラクターだったらこういうキーがいいのかな、とか感じながら歌いました。“香希”というキャラクターで歌えたかなと思います。
――気に入ったフレーズなどはありますか?
田中氏:「いつも無邪気な笑顔で俺を見る動けない俺がいた」という部分かな。ストーリーがフィードバックしてくる感じでしたね。
――歌う時に心がけたことなどはありますか?
田中氏:Aメロ、Bメロあたりは、できるだけ歌というよりも、心の中のつぶやきみたいなニュアンスが出ればいいと思いました。サビは「イッちゃってください!」なんですけど。セリフとして伝わればいいですね。心の機微(きび)というんですか? そういうのが出てればいいですね。
――ホストという役を渡された時はいかがでしたか?
田中氏:一言でいうと、ゲッーっと思いました(笑)。「俺じゃねぇ!」と思いましたね(笑)。“香希”は無口な野心家なんですけど、僕はおしゃべりな妄想家なので(笑)、全然違いますね。今まであまり使わなかった引き出しをいっぱい使いました。
――最後にファンの方々へメッセージをおねがいします。
田中氏:一生懸命歌いました! これを聴いて、より“香希”のことが好きになってくれればうれしいです。『ラストエスコート』をやっていない方は、ぜひやってみてください。やった方も、もう1回やってください(笑)。また改めて違う面で色々なキャラクターが見られると思います、よろしくお願いします。
――今回の収録について感想をお聞かせください。
野島氏:初めは、彼のキャラクターとしてどこまで感情を出したらよいのかな、と考えました。最初は抑え気味で歌ってみて、一度聴かせててもらいました。そうしたら「あ、抑えなくていいんだ」って気づいたので、本番では感情的に歌いましたね。新しい“マコト”の歌になったんじゃないかと思います。
――収録で難しいところなどはありましたか?
野島氏:いやー難しかったですよ、全部。とても音域の幅が広いメロディだったので。あとリズムの速さですかね。自分はトロいところがあるので(笑)、初めは戸惑いました。
――歌詞を見たみての感想をお聞かせください。
野島氏:「さみしがり屋なんだな」と(笑)。“マコト”はつんけんしているキャラクターなんですけど、結局は人の愛を欲している。そんな面を持ちつつ、そこから抗おうとしているけれど、翻弄されていく。そんな彼の姿は、“マコト”っぽいと思いましたね。
――今回の曲をどんな風に聴いてもらいたいですか?
野島氏:聴いて楽しんでもらえたらうれしいです。覚えていただいて、どこかで披露するタイミングがあれば、一緒に歌えたら楽しいだろうなと思います。
――ホストの役を演じることについてはどう思われましたか?
野島氏:“マコト”については、ホストで居たくないという部分もあるので、逆にホストを意識せずに、相手をつっぱねて「Sでいるんだ!」みたいな感じで演じました。僕の中にSの部分はまったくに近いほどないので、この役は僕の新しい道を切り開いてくれる役だなって感じましたね。Sっ気をどうやって創っていこうか、という部分に重きを置きました。
――最後にファンの方々へメッセージをおねがいします。
野島氏:ゲームを遊んでいただいて、この歌を聴いてもらえれば、きっとドMになることマチガイなし! ということで、ぜひ皆さんMになってください(笑)。
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【ドラマCD出演キャスト】(※敬称略)