2008年6月4日(水)
エムワイケイデザインは、プラスチック製キット「1/144スケール F-22Aラプター」に使用できるデカール「ロッキード・マーティン F-22Aラプター 「嘉手納基地」」および「仮想兵器 F-22ラプター 「航空自衛隊」」を発売した。
「1/144スケール F-22Aラプター」は、アメリカの最新鋭戦闘機「F-22」を世界で初めて1/144スケールで再現した「電撃スケールモデラー2月号(アスキー・メディアワークス刊)」の付録だ。発売されるデカールは、このキットにあわせて製作されたもの。
「ロッキード・マーティン F-22Aラプター 「嘉手納基地」」には、2007年2月に沖縄・嘉手納基地にやってきたアメリカ空軍第1戦闘航空団第27戦闘飛行隊のラプター、12機全てのシリアルナンバーが付属。初めて日本に飛来したラプターの姿を正確に再現できる。
▲こちらは「ロッキード・マーティン F-22Aラプター 「嘉手納基地」」。「1/144スケール F-22Aラプター」には、アメリカ国内の実戦部隊に配備されている機体のデカールが付属していたが、このデカールセットを使えばより多彩な「F-22」を楽しむことができる。 |
「仮想兵器 F-22ラプター 「航空自衛隊」」は、その名の通り「もしも航空自衛隊に「F-22」が配備されたら……」という内容の仮想マーキング集。現行の部隊マークをロービジ(Low Visility=低可視性)仕様にアレンジした内容となっている。コーションデータおよび国籍マークはロービジ/ハイビジ仕様の2種が用意されており、自衛隊仕様の「F-22」を思い通りに再現可能だ。
▲こちらが「仮想兵器 F-22ラプター「航空自衛隊」」。どちらの製品にも、「F-22」の特徴的なパネルラインの塗り分けを再現したデカールが付属する。1/144の小スケールでパネルラインを塗り分けるのは少し難しい作業なので、非常にうれしい配慮といえるだろう。 |
またエムワイケイデザイン製デカールならではの、ニス(デカールの周りの透明部分)が剥がせる「アシタのデカール」仕様になっているのもポイント。不自然な光の反射のない自然な仕上がりが期待できる。「電撃スケールモデラー2月号は買ったけれど、まだ「F-22」を組み立てていない……」という人は購入を検討してみてはいかがだろうか。なお本製品の取り扱い店舗などは、エムワイケイデザイン公式サイトで確認してほしい。
(C)MYK DESIGN