2008年6月19日(木)
バンダイナムコゲームスは、2008年秋発売予定のWii用ソフト『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』の新情報を公開した。
本作は、原作・森 博嗣氏、監督・押井守氏の劇場用アニメ「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」がモチーフとなったフライトシューティングゲーム。『エースコンバット』の制作チームが、「永遠の子供たち《キルドレ》」を中心とした情感あふれる物語、原作にも劇場作品にも描かれないもう1つのエピソードを描く。また、タイトルも『スカイ・クロラ(仮)』から、正式に『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』に決定した。
本作は、ヌンチャクを操縦桿に、Wiiリモコンをスロットルに見立てて直感的な操縦が可能となっている。他にも簡単な操作で大空を華麗に舞って敵機の後ろを捉える「タクティカルマヌーヴァコマンド」を搭載。Wii独自のフライト操作を実現している。
さらに本作では、『エースコンバット』の制作チームが表現する「自由で、気持ちよい空」がモニターに描き出され、のどかな日差しを浴びながら、乾いた風にそよぐ草むらを背景に空を飛ぶことができる。中でも制作チームがこだわりを持っているという「雲」は、質感、量をともなって空を彩り、その雲に機体を突っ込ませることも可能だ。
今回は、主人公とともに空へ物語を描く少女“織科真海”も紹介する。新着ゲーム画面、劇場版「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」のイベント情報も掲載するので、ファンはチェックしてほしい。
主人公の所属基地へと着任してくる新人パイロットの少女。数々の作戦を通じて空戦の楽しさに魅了されていき、自分が輝ける場所を空に見出すようになる。コードネームは「カイリ」。 |
ミッションに出撃中のゲーム画面。主人公の僚機としてカイリ機も出撃しているようだ。『エースコンバット』シリーズ同様ミッション中の会話が物語を盛り上げてくれる。 |
計器類は、速度、高度、水平軸などがシンプルに表示され、レーダーによる敵機との相対位置、機体状況などもすぐわかるようになっている。ちなみに、敵機が異常を訴えているエルロンとは、機体を横にロールさせるための動翼で、主翼に付いていることが多い。 |
また7月5日には、東京の「ワーナー・マイカル・シネマズむさし野ミュー」にて、映画の監督を務める押井氏と、キャラクターデザイナー・作画監督を務める西尾鉄也氏を迎えた「スカイ・クロラ The Sky Crawlers」特別上映会が開催される。冒頭20分が上映される他、2名のゲストによるトークショーや、Wii『スカイ・クロラ イノセン・テイセス』の先行体験会も実施予定。特別上映会は参加人数制限が設けられているので、興味を持った人はワーナー・マイカル公式サイト内「シネマズむさし野ミュー」ページで、6月25日までに応募を済ませてほしい。
※画面は開発中のもの。
(C)2008 森 博嗣/「スカイ・クロラ」製作委員会
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