7月13日より、TVアニメ「無限の住人」がAT-Xで放送開始となる。全13話で、隔週日曜日放送。

　「無限の住人」は、「月刊アフタヌーン（講談社刊）」で連載されている沙村広明氏の同名コミックを映像化したもの。ストーリーの軸となるのは、両親を殺された少女の復讐劇と、不死の身体を持つ男のドラマだ。江戸時代の日本を舞台に繰り広げられる物語を、スタイリッシュで緊張感あふれる殺陣が彩ってゆく。

　本作の監督を務めるのは、「MADLAX」や「.hack//SIGN」を手掛けた真下耕一氏。シリーズ構成は、「神魂合体ゴーダンナー!!」や「ツバサ・クロニクル」シリーズの川崎ヒロユキ氏が手掛ける。以下に、本作のストーリーと登場人物を紹介していくので、興味がある人はぜひチェックしてもらいたい。

■「無限の住人」ストーリー■

「血仙蟲」という不思議な虫を身体に埋め込み、不死身となった男“万次”。「百人斬り」とあだ名されるほどの腕を持つ彼は、自分の身体を持て余しながら、無為に日々を過ごしていた。そんなある日、彼はふとしたことで身近な人間を失い、その供養と自分の贖罪のため、「千人の悪党を切る」と誓う。

――それから数年、“万次”はある少女の復讐を手伝うことになる。その少女の名は“凜”。彼女は、両親を殺した逸刀流統主“天津影久”を討つべく、“万次”を助っ人に選んだのだった。そして2人は、仇討ちの旅に出るが……。

“万次（まんじ）/卍”　CV：関智一

上司であった旗本の“堀井重信”と99人の追っ手を斬り、「百人斬り」と称されるようになった侍。怪婆“八百比久尼（やおびくに）”によって血仙蟲を埋め込まれ、不死身の肉体となる。

“浅野凜（あさの りん）”　CV：佐藤利奈

無天一流・浅野道場の一人娘。“天津影久”率いる逸刀流に両親を殺害され、復讐を誓う。両親の死から2年後、“万次”を用心棒に従えて仇討ちの旅に出る。

“天津影久（あのつ かげひさ）”　CV：野島裕史

「勝つことこそ剣の道」と断ずる逸刀流統主。祖父の無念を晴らすため、無天一流を壊滅させて、“凜”の生涯の仇敵となる。国中のあらゆる流派を統一したいという悲願を持つ。

“凶戴斗（まがつ たいと）”　CV：中井和哉

逸刀流に所属する手練の剣士で、仕込み刀を武器としている。過去の因縁から武士を憎んでいる。

“百淋（ひゃくりん）”　CV：豊口めぐみ

金髪高下駄の威容を誇る、アネゴ肌の美女。とある理由から逸刀流と敵対しているようだが……？

(C)2008 沙村広明・講談社/浅野道場復興会

• TVアニメ「無限の住人」公式サイト