2008年7月27日(日)

限りなく製品版な『テイルズ オブ ヴェスペリア』体験版をプレイしてきた!

文:電撃オンライン

 バンダイナムコゲームスは、7月26日にマイクロソフトの代田橋オフィスにおいて、8月7日発売のXbox 360用ソフト『テイルズ オブ ヴェスペリア(以下、TOV)』の先行体験会を開催した。

『テイルズ オブ ヴェスペリア』

 本作は、シリーズ累計販売本数1,000万本以上を記録する『テイルズ オブ』シリーズ初のHD対応作品。今作では「正義」を貫き通すことの大切さを題材とした物語が描かれ、イベントムービーやシナリオはシリーズ最大のボリュームで収録されている。発展途上の青年ではなく、完成された人格を持つ主人公“ユーリ・ローウェル”が周囲のキャラクターたちを導いていくエピソードも、本作における特徴の1つだ。

『テイルズ オブ ヴェスペリア』

 この日のイベントでは、メディア向け体験会が行われた後に、ブロガーを招いての体験会が実施された。会場には、本作プロデューサーの郷田努氏と、制作プロデューサーの樋口義人氏も訪れ、Q&Aセッションなどによるユーザーとの交流も図られた。なお、イベントレポートの後には体験レポートも掲載しているので、本作が気になる人はチェックしてほしい。

 →今すぐ体験レポートが見たい人はこちら!

 体験会には、初期のものと、パーティメンバーが7人まで揃った状態の2つのセーブデータが用意され、希望をすれば後者の方もプレイ可能であった。「体験版では、『テイルズ オブ』シリーズを初めてプレイされる方に対しては不親切な部分があったと思いますので、こういった場が設けられてうれしいです」と話していた樋口氏。そのため会場でプレイできたのは、ほぼ製品版仕様の体験版で、十分なプレイ時間も設けられていた。

『テイルズ オブ ヴェスペリア』
Xbox 360期待の大作RPGを、ぜひとも体験しようと集まったユーザーたち。奥深い部分までプレイ可能だったため、うれしそうに語り合うファンの姿や、ブログのためにしっかりメモをとる姿などが見受けられた。

 また郷田氏と樋口氏が受け答えをしたQ&Aセッションでは、来場者の中から以下のような質問が飛びした。

『テイルズ オブ ヴェスペリア』

Q:『テイルズ オブ』シリーズには、術技がたくさん用意されていますが、没になるものはどのくらいありますか?

A:術技を作る時は従来のシリーズを参考に作るのですが、踏み込んでいって作っていった場合に、必要のない術技も出てくるので、各キャラクターだいたい3~5個くらい没になります。その後に、「こういったものが足りない」と考えて足すこともあるのですが、今回はないです。

Q:今作の戦闘は、難しいだけでなくよく練り込まれたとも感じました。難易度でHARDの上はありますか?

A:期待していただければと思います(笑)。

Q:Xbox LIVEには対応しますか?

A:こちらでもいろいろと考えたのですが、『テイルズ オブ』シリーズはスタンドアローンで遊ぶことを大事にしているので、今回はそれを最優先にしました。バトル部分だけがネットワークに対応してしまうと、ゲームとしておかしくなるのも理由です。ただし今作の戦闘では、最初からキャラクターメンバーが揃えば最大4人プレイが可能です。

 上記以外にも「開発の苦労は?」などの質問もあり、この点については「トゥーンシェードの作品がたくさんある中で、差別化に苦労しました」と話している。以上、体験会の模様となるが、この日は筆者も『TOV』を体験してきたので、そのレポートを掲載する。

 →次ページより体験レポート掲載!

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データ

▼『テイルズ オブ ヴェスペリア』
■メーカー:バンダイナムコゲームス
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年8月7日
■価格:7,800円(税込)
 
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▼「Xbox 360 テイルズ オブ ヴェスペリア プレミアムパック」
■メーカー:マイクロソフト
■対応機種:Xbox 360
■ジャンル:RPG
■発売日:2008年8月7日
■価格:37,800円(税込)
※同梱物は『テイルズ オブ ヴェスペリア』ゲームソフト、『テイルズ オブ ヴェスペリア』オリジナルフェイスプレート、『テイルズ オブ ヴェスペリア』収録台本レプリカ、Xbox 360本体、Xbox 360 ハードディスク(20GB)、Xbox 360 ワイヤレスコントローラー、Xbox 360 メディアリモコン、Xbox 360 D端子 HD AVケーブル、LANケーブル、ACアダプター、取扱説明書、単三乾電池(4本)。

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