2008年7月28日(月)
カプコンとソニー・ピクチャーズ エンタテインメントは、7月25日に北米で行われているコミコン・インターナショナルにおいて記者会見を行い、フルCG作品「バイオハザード:ディジェネレーション」を共同で製作していることを発表した。
「バイオハザード:ディジェネレーション」は、1996年発売された『バイオハザード』シリーズの世界を初めてフルCGによって描く長編作品。監督は「日本沈没」や「L Changethe WorLd」の特撮監督として知られる神谷誠氏、脚本はアニメ「攻殻機動隊 STAND ALONE COMPLEX」などを担当し、SFにリアルな社会情勢を織り込むことを得意とする菅正太郎氏を起用している。「アップルシード」、「エクスマキナ」などを世に送り出してきたデジタル・フロンティアが制作を行い、『バイオハザード4』や『デビル メイ クライ 4』など数々のゲーム製作に携わってきたカプコンの小林裕幸氏がプロデュースを担当している。
本作に登場するキャラクターは、『バイオハザード2』の主人公である“レオン・S・ケネディ”と“クレア・レッドフィールド”。この2人を軸に、「ラクーンシティ」の惨劇から7年後、アメリカ中西部のとある空港で巻き起こる恐るべきバイオテロ、そして氾濫するゾンビとの壮絶な闘いが描かれる。上映は10月18日からで、東京・新宿ピカデリー、大阪・梅田ブルク7、名古屋・ミッドランドスクエアシネマという全国3館で2週間限定のデジタル上映で劇場公開される。
小林プロデューサーによると「ゲームの続編であることを意識して、“レオン”や“クレア”を登場させています」とのこと。2人がどのような活躍を見せるのか、そしてバイオテロを起こした黒幕とは? |
(C)2008 カプコン/バイオハザードCG製作委員会
■「バイオハザード:ディジェネレーション」