2008年8月16日(土)
【ハード番長】連続狩りの必需品!? PSPアナログ操作が快適になるシリコンパッド
押忍!(挨拶) アクティです。電撃ハード番長の第13回です。ずいぶんと連載回数も増えてきたもんだ。さて今回は、日本トラストテクノロジーさんが発売した「Silicon PAD NICE GRIP」を取り上げます。
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「Silicon PAD NICE GRIP」とは何ぞや? を簡単に言うと、PSP本体のアナログスティック(十字ボタンの下にあるアレね)に接着して使用するシリコンパッド。旧型のPSP-1000シリーズと、新型のPSP-2000シリーズのどちらでも使えます。
PSPのアナログスティックは動きがかなり「軽い」ため、PS2やPS3のアナログスティック感覚で遊んでいると「スルッ」と移動しすぎてしまうことがあるかと思います。シリコンパッドは、そうした操作の不便さを補ってくれる便利アイテムです。
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▲これをアナログスティックにかぶせます。1パッケージに「アイスホワイト」2個(左画像)と「スモークブラック」1個(右画像)が入っているので、PSP本体の色に合わせてどちらを使うか考えましょう。 |
取り付け方はいたってシンプルで、アナログスティックにシールを貼り、その上からシリコンパッドをかぶせるだけ。実際にやってみたところ、取り付け作業は2分程度で終わりました。超簡単。ちなみにシールの表と裏を間違えると、きちんと貼れない上にそのシールが二度と使えなくなるそうです。ですので、説明書はちゃんと読んだ方がイイですぜ!
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▲これが貼り付け用のシール。表面と裏面のチェックは正確に。 |
この「Silicon PAD NICE GRIP」は、パッドが凹型になっているため、指のかかり具合がイイ。パッドを貼っただけで操作精度が上がったような気になります……というか、実際に上がっているのは間違いない。どういう原理かはよくわからないのですが! 筆者のような『実況パワフルプロ野球ポータブル3』(KONAMI)ヘビープレイヤーとしては、バットコントロールがやりやすくなって非常にGOOD。
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▲グミっとした触感のシリコンパッド。やや固めのグミキャンディを想像していただけるとよいかと。一応フニフニと曲がります。 |
精度が上がるだけでなく、「長時間プレイしている時に疲れなくなるのも利点、とのことなので試してみました。確かに、普通はぶっ続けで2~3時間アナログスティックを操作していると指が痛くなるところ、このパッドを付けていると無駄な力が加わらないためか痛くならない。なかなか携帯型ゲーム機を長時間続けてプレイすることは少ないでしょうが、例えば『モンスターハンター』シリーズ(カプコン)で立て続けに複数回狩る場合は付けておきたいところ。
こんなカンジで多々メリットがある「Silicon PAD NICE GRIP」ですが、難点が1つ。十字ボタンを操作している時、ついアナログスティックに指がかかってしまうという……。パッドを付けるとスティックの高さが高くなり、どうしても指がぶつかりやすくなるのです。十字ボタン操作時に気をつけるか、仕方ないと割り切るかの2択ですので、その点は注意しておきましょう。
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▲パッドに厚みがあるのが、写真からおわかりいただけるでしょうか。十字ボタンを押す時は、PSP本体を左から抱え込むように持つといいかも? |
とはいえ、シリコンパッドをかぶせるだけで、こうもアナログスティックの操作感がよくなるとは! 実勢価格680円程度でパッドが3つ入っていますので、友人知人と分け合えば1個あたり230円弱。こんな低価格で操作感がかなり変わります。アナログスティックをよく使うゲームをプレイしている人は、購入を検討してみてくださいませ。(アクティ)
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- ▼「Silicon PAD NICE GRIP」
- ■メーカー:日本トラストテクノロジー
- ■品番:ASPADNG
- ■発売日:発売中(2008年8月8日)
- ■価格:オープン(実勢価格は680円(税込))
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