2008年9月9日（火）
【栃木探訪】ミンゴスが壊れてあさぽんがキレた!? 伝説の「たなくまCD」再降臨！
|
|---|
――このCDに出演が決まった時の感想を、それぞれお聞かせください。
若林さん：「たなくま」って何ですか？ って思いました。で、まず下田（麻美さん）に聞いたら「たなくまプロデューサーだよ」って言われて「あ、人（？）の名前なんだ」と。私の中では「たなくま」っていう生物にかかわる話なんだと思っていたら、「たなくま」っていうロクデナシがまわりを巻き込んでいく話だったという！（一同笑） でも、出演できてとても楽しかったです。
中村さん：私も「たなくま」という言葉は知らなかったんです。アキバに行かないうんちゃら病のオーナーのことだと知って衝撃でした。
若林さん：（「たなくま」は）4文字のひらがなというのが、ほのぼのとしたイメージですよね。
中村さん：そう！ てっきりヌイグルミが出てきてかわいらしいお話だと思っていたら……。
若林さん：台本が届いて読んでみた時と、最初にお話をいただいた時の印象が、ここまで変わるとは思っていなかったですよ！ すごくギャップがありました。
中村さん：お菓子の家に住んでいるクマの話だと想像していたのに……。
若林さん：そうそう、（しゃべり方は）「たーなーくーまー」って。でも、実際にはそんなことはなくて、ある意味「地獄絵図」みたいなことに。今井さんがかなり地獄ってたよね……。
中村さん：“スキャミン”大変なんだ……って思いましたよ。“スキャミン”は、もっと凛々しいイメージだったんですけどね。「あなたのIQ、お調べします」みたいな。
――お2人が演じられたキャラクターについて、感想や、演じた上で意識した点をお聞かせいただけますか。ユーザーに向けて「ここを楽しんでほしい」という点もあれば。
若林さん：“委員長”って役をやらせていただいたんですけれど、これは「いいん・ちょう」なのか、「いいんちょ・う」なのかわかりませんが……（たなくまプロデューサーを指さして）名前を付けてくださいよ！（笑）
中村さん：直ちゃん（若林さん）の中では、“委員長”について「こんなイメージ」みたいなものはあったの？
若林さん：（熟考して）いやー……委員長、だよね。
中村さん：やっぱり委員長だよね。
若林さん：えーと……ですので、その名の通りの委員長でメイド長でもあるキャラクターです。だから「メイド長は平メイドのために」というのを台本に書いてきました。
中村さん：劇中、たなくまに30秒ぐらい呪詛の言葉を叩きつけるシーンがあったんですけど、それが全部アドリブで、すごかった……。
若林さん：前日に「30秒ならこれくらいかな」って書いたんですけど、どこまでも行っちゃって、（紙からあふれて）「あー今度はこっちに書かなきゃ」って（笑）。それくらい、メイドは私の中で好きなジャンルなんです。萌えメイドというよりは、仕える方のメイドですね。“委員長”は「萌え萌えの服なんて着たくないんだけど」って言いながら、“マイポン”に「オトナっぽーい」って言われると「エヘヘー」ってなっちゃうような。ノリはいいハズなんだけどマジメなキャラクターで……でも最後は壊れていくという（笑）。どこを見てほしいかといえば……最初と最後のギャップ萌えですかね。
中村さん：またギャップ（笑）。直ちゃんは今日、ジャケットのイラストとすごく似ている格好なんだよね。
若林さん：メガネという設定は（台本中に）なかったんですけど、「きっとメガネを掛けているだろう」と考えていたら、案の定そうでした。皆さんが聞く時は、メガネを掛けている人だと思って聞いていただければ。
中村さん：あと、直ちゃんが演じる貧乳のキャラクターって初めて見た。
若林さん：それ、聞く人にはあまり関係ないんですけど！（一同笑）
中村さん：だって、こんなにぺったんなキャラを演じてるーって！ なんで4人が等分の大きさじゃなかったのかな？
若林さん：そこは「あえて」ですよね（と、たなくまプロデューサーを振り向く）。というわけで、委員長はマジメに演じておりますので、しかられたい人はしかられてください（笑）。
――では、中村さんはいかがですか。
若林さん：「とち」狂った「おとめ」ですよねー。中は真っ黒、とちおとめ。
中村さん：ちーがーうー！ かわいい「とちおとめ」なのー！（一同笑） 実は、演じる時にすごく違和感がありました。今回の役はすごく裏表がはっきりしているので、そういう「黒さ」をちゃんと表現できていたのかな、と。
若林さん：演じなれていると……。
中村さん：ひどいー！ こういうキャラクターは初めてだったもん！
若林さん：確かに、あれだけはっきりと（表裏を）演じ分けているのは、これまでにはないですよね。
中村さん：ないですねー。“とちおとめちゃん”の初登場シーンは劇中の「CM」だったんです。そのCMは“たなくま”オーナーにひどいことを言っている、決してかわいいものではなくて。“とちおとめ”の裏の方が先に出ているので「私これで大丈夫かなあ」と思いつつ……。二重人格ともちょっと違うので、表と裏を1つのキャラクターとして見てもらえるかな、という点が心配ではありますね。
若林さん：それにしても（ジャケットの“とちおとめ”の）イラスト、胸が大きくて、うらやましい。
中村さん：そう、今までにないエロさだった！ でも残念ながら、エロさを出す機会はなかったんですよ……。
――最後に、ユーザーの方に向けてひと言ずつコメントをいただけますか。
中村さん：妄想は、世界を変えるんです。
若林さん：ぜひ私たちの、いや、妄想に踊らされている私たちの素敵ボイスを聞いてくださいね！ ほら、女王さまもお願いして。
中村さん：聞けばいいんじゃないの？
若林さん：お後がよろしいようで。
続いて、ミンゴスこと今井麻美さん（“スキャミン店長”役）＆あさぽんこと下田麻美さん（“マイポン”役）による、ダブルあさみさんの抱腹絶倒トークをお届け。
(C)WAVEMASTER Inc.
- ▼「たなくま5th CD ハッピーバースデー 俺！」
- ■発売元：WAVEMASTER HAPPIES
- ■販売元：ジェネオン・エンタテインメント
- ■品番：GNCA-7120
- ■発売日：2008年10月24日
- ■価格：3,150円(税込・予価)
- ■「たなくま5th CD ハッピーバースデー 俺！」の購入はこちら
-
