2008年9月17日(水)
8月31日に、「C3×HOBBY 2008」のメインステージにてTVアニメ「鉄のラインバレル」の先行上映イベントが行われた。
このイベントは、10月3日よりTBS他で放送スタート予定のTVアニメ「鉄のラインバレル」第1話を、放送に先駆けて先行上映するというもの。柿原徹也さん(“早瀬浩一役”)、能登麻美子さん(“城崎絵美”役)、福山潤さん(“加藤久嵩”役)、中村悠一さん(“森次玲二”役)の4名も駆けつけ、トークも繰り広げられた。以下にその模様をお伝えしていく。
イベントは、柿原さんと能登さんの司会で進行した。2人に続いて福山さんと中村さんがステージに登壇すると、会場からは大きな歓声が上がった。“玲二”を意識してか、スーツにメガネといったスタイルでキメていた中村さんへのツッコミなどを交え、簡単なトークの後に本編第1話が上映された。
左から、柿原さん、福山さん、中村さん、能登さん。4人は、現在収録が進んでいる本作について、アフレコの感想などを述べた。また、中村さんはファンには貴重(?)なメガネ姿で登場。中村さんは「すごく前見にくいんだね、メガネって」と苦笑いを浮かべていた。 |
上映された第1話では、“浩一”と“絵美”の出会いなどが原作とは違ったものになっているので、原作ファンも新たな気持ちで楽しめそうだ。また1話の最後には、坂本真綾さんが歌うエンディングテーマ「雨が降る」も流れていた。
第1話の上映後は、キャストらが再びステージに現れトークを行った。この日初めて第1話を見た福山さん。柿原さんが感想を聞くと「おもしろいよ! ラインバレルもかっこいいし!」と率直なコメントが飛び出していた。また柿原さんは「原作を読んでいたので、“浩一”には少し驚きました。自分が正義のヒーローになりたいってかなり出しちゃってるので。視聴者の皆さんに愛されるかどうか心配でした」とコメント。福山さんと中村さんに「自分の心配ばっかりだな!」とつっこまれる柿原さんだったが、「僕が主人公やると隣にいるアニキの方が人気出ちゃったりするんですよ!」と反論し会場を沸かせていた。
オーディションの際に「主人公をカッキー(柿原さん)がやるって聞いて、空気の読めない感じとかピッタリだなと思ったよ」と話す福山さん。好き放題言われていた柿原さんを見かね、ニヤリと笑みを浮かべた中村さんが「そのへんにしておいてやってくださいよ~」と、止めに入り「いい人」を演出する(?)一幕も。 |
柿原さんは他の出演者たちから終始いじられっぱなしだった。 |
ステージの最後は、出演者からファンに向けてのメッセージで締めくくられた。出演者らのメッセージは次の通り。「声優はじめて、地球の平和を守りはじめて、今年で10年になります。その節目に、ようやく地球を侵略することができます。加藤機関の力を使って、この「ラインバレル」の世界に悪の花を咲かせてみたいと思います(福山さん)」、「去年今年とロボットにたくさん出演させていただき、今回「ラインバレル」に出演することになりました。僕が乗るのは「ヴァーダント」というロボットなんですが、「ヴァーダント」を駆って、“浩一”くんより大活躍したいと思います! あと、2話以降も戦闘シーンがすごくカッコよくて。(戦闘シーンの)尺も長いので、そのあたりもぜひ楽しんでいただけたらと思います(中村さん)」、「話し出すと言葉が尽きなくなってしまいます。ぜひ1話2話3話と続けてご覧になっていただけたらうれしいです(能登さん)」、「数々のロボットに出させていただきまして、今年の締めくくりは「ラインバレル」ということで。今年1年を締めくくるには最高のロボットだと思います。ぜひ、本物の正義の味方をご覧ください!(柿原さん)」。こうして、惜しまれる声の中、イベントは終了となった。