2008年9月18日(木)
タイトーは、本日9月18日より千葉・幕張メッセで開催されている「AMショー」の同社ブースにおいて、新ゲームシリーズの制作発表を行った。
ステージには、まずタイトー AM事業本部長・小島理一氏が登壇し、新たなアーケードゲーム機を展開するにあたってのコンセプトを説明した。小島氏は、「今のアミューズメント施設には、コアユーザー向けのゲームばかりで、ライトユーザーの向けのゲームがありません。なので、カップルや親子連れなど、通り掛かった人に遊んでもらえるようなゲームを作ろうと考えました」と話し、新たなゲームシリーズ「NO考ゲーム」を発表した。このシリーズでは、「見りゃァ、ワカル。やりゃァ、オモシロイ。」をテーマに、ライトユーザーでも気軽に楽しめるラインナップを展開するという。
「このシリーズが、アミューズメント施設の救世主になることを願って、本気で取り組んでいきます」と語る小島氏。 |
続いて、タイトー AMプロデュースチームチーフプロデューサー・國澤仁氏から、2009年春から展開する3タイトルについて説明が行われた。 |
本作は、日本の慣習をテーマにさまざまなミニゲームが楽しめる、多人数型のパーティゲーム。1クレジットで3人までプレイ可能だ。
本作のキャラクターデザインを手掛けた森チャック氏もゲストとして登壇。ゲーム内に登場するシュールなキャラクターたちについて、森氏は「「ブラックなサザエさん」をテーマにデザインしました」と話していた。 |
『ホッピングロード』は、90年代に日本で一大ブームを巻き起こした玩具「ホッピング」を題材にした体感アクションゲーム。「たまごっち」を作った玩具メーカー・ウィズとのコラボレーションを行っており、実際にホッピングで飛び跳ねながらゲームの中のフィールドを自由に冒険できる。8人のキャラクターから好きなキャラクターを選び、最大で4人までの同時プレイが楽しめるという。
ウィズ 代表取締役社長・横井明裕氏は、取材陣の前で実際にホッピングを披露。「シンプルであることが、ヒットのポイント」と語っていた。 |
スパイになってビルに潜入し、機密書類を盗み出すアクションゲーム『エレベーターアクション』を題材にしたガンシューティングゲーム。開発を手掛けるパオン 代表取締役・中川力也氏によれば、筐体には開閉するドアが設けられており、この他にもさまざまな仕掛けがスリリングなゲームを演出するという。残念ながらプレイ画面はまだ見られなかったが、アミューズメント施設で見掛けたらプレイしてみるといいだろう。
中山氏は本作について、「ドアもそうですが、仕掛けを生かしたものにしたいです」と語っていた。 |
発表会に参加した、新ゲームシリーズ「NO考ゲーム」の仕掛け人たち。『セニョールニッポン』と『ホッピングロード』は今春、『エレベーターアクション デスパレード』は今夏に稼働予定だ。 |
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